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歴史の本について

歴史についてはいろんな説がありすぎてどれが1番真実に近いのか?そんな時皆さんならどうしますか? 例えば戦国武将について色んな作家や学者がが色んな説を書いていますが。

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  • alchera
  • ベストアンサー率45% (209/457)
回答No.1

それはやっぱり調べまくるしかないでしょう(^_^;)。幸い世はネット時代、情報の量は(邪魔くさいくらいに)増えましたからね。 でもネットで調べるのは「(本などの)資料を探す」という方向にしておくべきかな、と思います。世に歴史好きは数多く、さまざまなホームページがあります。読んでいてためになるものも多いし、労作だなあ~と感動するものもあります。だからといってその内容をすべて鵜呑みにしてしまうのは危険ですよね。 まず第一資料(とかなんとかいうんだったと思うのですが。同時代に書かれた/作られたもの)に当る。まあ邪馬台国関係なんかはそこからしてすでに挫折しそうですが(^_^;)。なんせ原文は昔の中国語ですもんね~。 第一資料を元に自分の考えをある程度まとめてみて、その資料についての研究書にあたる。わたしはどーも学者さんの意見の方を尊重したいほうなので。いくつもいくつも関連研究を読み終わるころには、きっと誰かに洗脳されていることでしょう。……って、これじゃあかんのか。でも「この人の考え方は納得できる」と思う人は出てくると思うのですよね。 学者の意見も100%正しいとは限りませんが。特に新しい資料が発見されたらそこでがらっと変わってしまうものですし。 小説家が書く話は「これは小説なんだ」ときちんと意識した上で接する方がいいと思います。もちろん小説家の方々もすごく勉強していらっしゃるし、「小説だから間違っている」ということはないですが、ただ小説は基本的には「面白いもの」でなければならず、また作者の主観がより自由な形で反映されるものです。(注:学者さんの意見も主観ですよー。) なので小説に質問者さまの意識が全て乗ってしまうのはまずい。あくまで立脚点は第一資料であるべきだと思いますー。 でも一番読みやすいのは何かというと、小説なんですよね(^_^;)。だから実際の自然なながれとしては丁度逆になるかと。小説→研究書?→第一資料。とにかく読みまくる。そして自分なりに見きわめる。 調べものなら図書館ですよ!特に優秀な司書の方がいる図書館を捜しましょう。ちなみにわたしの経験では調べ物をする際に市の図書館はほとんど役に立ちません。県図書館で調べ物をした時には、ある司書の方に「さすがプロ」という尊敬の眼差しをそそいでしまいました。当たり外れもありますが(^_^;)。 ただ「歴史上の真実」は存在するのか……わたしはかなり疑問に感じます。質問者さまがどんなことを想定しておられるのかわからないのですが、「見方」に関するものならこれが真実だ!と言い切ることは困難でしょう。 (邪馬台国はどこにあったのか?というテーマであれば今後の考古学の成果によっては真実(またはそれに近いもの)が明らかになるということはあるかと思いますが) なので「どれが真実なんだよ!」という方向ではなく、「へー、この人はこういう考え方してるんだなー」という方が歴史を楽しむという点ではよろしいかと。 あとはタイムマシンが早く発明されればいいですね♪でもあなたがその目で見たことでも、それが本当の真実だといえるのか?……それはわかりません。人が見ることには「絶対」はないのですから。 あー、長くなりましたねえ。あんまりいい回答じゃないなー。どうもすみません。画面のにぎやかしに。

shouziki777
質問者

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回答ありがとうございます。とても参考になりました。

その他の回答 (2)

noname#21649
noname#21649
回答No.3

>色んな作家や学者がが色んな説を書いていますが。 まず.作家は.創作能力が問われる職業ですので.原則として事実無根と考えてください。 有名な例としては.水戸光圀。水戸藩から外に出歩いたのは3回だけ。 学者の場合に.権力者の正当性だけを調べる事を目的としている人がいます。有名人では.水戸光圀の大日本史。 歴史は.権力者によって改ざんされて.権力者にとって都合の良い内容に書き換えられているのが普通です。 有名な例としては.聖徳太子が稗田阿礼に命じで.歴史観を統一させた ですから。 だから.諸説が氾濫しているのが普通です。内容を見て.当時の権力者に都合の良い内容だったらば.改ざんされている確率が高いです。 当時の権力者の利益を考えてみれば.見当漬くかと思います。

shouziki777
質問者

お礼

回答ありがとうございます。とても参考になりました。

  • jakyy
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回答No.2

歴史を小説で読んで、理解しようとしますと どうしても、真実が描かれているかどうかの疑問を 持つと思います。というのは、小説家は登場人物、 特に主人公に大変興味を持って、ストーリーを描いてるからです。 主人公の行動、考え方に共感を覚えて描きますと、 どうしても、主人公の歴史的な評価から離れてしまうことが どうしても多くなるようですね。 歴史小説を読まれる時は、読むほうもあらかじめ真実とは 多少かけ離れているフィックション的な部分があると言う事を 覚悟する必要があろうかと思いますね。 司馬遼太郎は「覇王の家」あとがきでこう書いています。 「べつに英雄譚を書くつもりでこの稿を書き始めたのではなく、 人間の群れの複雑な営みのなかで、こういう男もいたのか、 という奇妙な印象の中から書き始めた。 書き終えても、まだその印象が余韻となって残っている」 「この人物に興味を持っていたが、興味を持つ以上、 この人物の死後、徳川家というものの権力的思考法を めぐる課題をできれば小説にしたかった」 つまり、作家は諸説がある中で、自分の興味を持ったことを 小説にしたということでしょうね。 歴史小説は、そのつもりで、お読みになるといいでしょう。

shouziki777
質問者

お礼

回答ありがとうございます。とても参考になりました。