それはやっぱり調べまくるしかないでしょう(^_^;)。幸い世はネット時代、情報の量は(邪魔くさいくらいに)増えましたからね。
でもネットで調べるのは「(本などの)資料を探す」という方向にしておくべきかな、と思います。世に歴史好きは数多く、さまざまなホームページがあります。読んでいてためになるものも多いし、労作だなあ~と感動するものもあります。だからといってその内容をすべて鵜呑みにしてしまうのは危険ですよね。
まず第一資料(とかなんとかいうんだったと思うのですが。同時代に書かれた/作られたもの)に当る。まあ邪馬台国関係なんかはそこからしてすでに挫折しそうですが(^_^;)。なんせ原文は昔の中国語ですもんね~。
第一資料を元に自分の考えをある程度まとめてみて、その資料についての研究書にあたる。わたしはどーも学者さんの意見の方を尊重したいほうなので。いくつもいくつも関連研究を読み終わるころには、きっと誰かに洗脳されていることでしょう。……って、これじゃあかんのか。でも「この人の考え方は納得できる」と思う人は出てくると思うのですよね。
学者の意見も100%正しいとは限りませんが。特に新しい資料が発見されたらそこでがらっと変わってしまうものですし。
小説家が書く話は「これは小説なんだ」ときちんと意識した上で接する方がいいと思います。もちろん小説家の方々もすごく勉強していらっしゃるし、「小説だから間違っている」ということはないですが、ただ小説は基本的には「面白いもの」でなければならず、また作者の主観がより自由な形で反映されるものです。(注:学者さんの意見も主観ですよー。)
なので小説に質問者さまの意識が全て乗ってしまうのはまずい。あくまで立脚点は第一資料であるべきだと思いますー。
でも一番読みやすいのは何かというと、小説なんですよね(^_^;)。だから実際の自然なながれとしては丁度逆になるかと。小説→研究書?→第一資料。とにかく読みまくる。そして自分なりに見きわめる。
調べものなら図書館ですよ!特に優秀な司書の方がいる図書館を捜しましょう。ちなみにわたしの経験では調べ物をする際に市の図書館はほとんど役に立ちません。県図書館で調べ物をした時には、ある司書の方に「さすがプロ」という尊敬の眼差しをそそいでしまいました。当たり外れもありますが(^_^;)。
ただ「歴史上の真実」は存在するのか……わたしはかなり疑問に感じます。質問者さまがどんなことを想定しておられるのかわからないのですが、「見方」に関するものならこれが真実だ!と言い切ることは困難でしょう。
(邪馬台国はどこにあったのか?というテーマであれば今後の考古学の成果によっては真実(またはそれに近いもの)が明らかになるということはあるかと思いますが)
なので「どれが真実なんだよ!」という方向ではなく、「へー、この人はこういう考え方してるんだなー」という方が歴史を楽しむという点ではよろしいかと。
あとはタイムマシンが早く発明されればいいですね♪でもあなたがその目で見たことでも、それが本当の真実だといえるのか?……それはわかりません。人が見ることには「絶対」はないのですから。
あー、長くなりましたねえ。あんまりいい回答じゃないなー。どうもすみません。画面のにぎやかしに。
お礼
回答ありがとうございます。とても参考になりました。