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J1に生き残るには?
コンサドーレ札幌のJ2降格が決定しました。 近年の降格チームを見てみると、札幌や横浜FCなど、長いJ2暮らしをしていたチームはすぐ降格する傾向があるし、柏や神戸などJ1から落ちてきたチームはすぐ昇格を果たし、そのまま残留する傾向があります。 私が応援しているベガルタ仙台もJ12年目に降格してしまいました。 私はサッカーにあまり詳しくないのですが、この違いはどこから来るのかと疑問に思っています。 J1に定着するには何が必要なのでしょうか?何がこの決定的違いを生んでいるのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
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みなさんが出されている「資金力」というキーワードに付随する事柄ですが、単純にJ1で戦うだけの戦力を作れなかったという事でしょう。 今季一緒にJ1に上がってきた2クラブを見てみましょう。 ・東京ヴェルディの場合 05年にJ2降格。当然ながら1年でのJ1復帰を目指していましたが、06年は中位に終わり昇格ならず。「これはヤバイ」という事で07年に大量補強。主なところではDFの土屋、ベテランの服部&名波、そしてブラジル人のディエゴ&フッキ。いずれもJ1で十分戦える実力、あるいは経験を持った選手達です。これらはJ1復帰後を想定しての獲得だったのではないでしょうか(フッキはその後居なくなる予定でしたが)?そして07年は昇格圏内で無事フィニッシュ。 08年開幕前は、J1で戦っていける選手をさらに獲得しチーム力を底上げ。主なところではベテランの土肥、元五輪代表の那須、元A代表の福西、レアンドロ。そしてフッキ再獲得・再放出、大黒獲得などありつつ、今に至ると。現在は残留争いに巻き込まれていますが、残留の可能性も十分ある訳で、2年間かけた補強・強化でJ1レベルの体力を付けつつあると言えるかもしれません。残留できれば、来季もさらに補強するでしょうしね。 ・京都サンガの場合 エレベータークラブの代表格みたいになっていますが、「その汚名は昨季まで」といったような決意が感じられます。 06年に降格、07年も秋田、森岡、徳重といったベテランを中心に補強はしましたが、何といっても再昇格を決めたあとの今季の補強選手の顔ぶれ。主な選手でいうとGK水谷、DFシジクレイ、増嶋、水本、MF佐藤勇人、フェルナンジーニョ、FW柳沢、と。ほぼ全員がJ1クラブのレギュラークラスです。ヴェルディと同じく残留争い中ですが、夏前くらいまでは、勝ち負けが同じくらいで、昇格クラブとしては悪くない成績でした。残り試合は苦しい相手が続くので、どうなるか…。 どちらのクラブにしても、今季の札幌や昨季の横浜FCのような1人負けのような惨状にはなっていません。 ・コンサドーレ札幌の場合 長い間J2で戦っていた訳で、基礎の部分になる日本人選手の多くはJ1での経験不足。J1で実績のある選手の補強はクライトンと箕輪くらい(しかも箕輪は怪我がち)。それにダヴィを加えた所で焼け石に水。といった所が正直な印象でしょうか?J1での戦いを想定した計画的なチーム強化ができていなかったのでしょう。 参考に下記のデータ内レーダーチャートをみても、飛びぬけて歪なデータが残っています。 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2008101901/pre.html という事で、「J1で戦える戦力値」「昇格後を見据えたチーム強化」「それらを可能にする資金力」。これらがJ1定着の実現へ必要な要素と言えるかもしれません。また、それまで一緒に戦ってきた選手を切る勇気も必要ですね。
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- h-s8088
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NO.2の方も言われていますが、守備ですね。 去年の横浜FCも一昨年守備が良く昇格しましたが、昨年は守備崩壊。 詳しくはわかりませんが、やはりJ2とJ1の戦い方が違うんでしょうね。 今年の広島はホントレアケースでしょう。(もともと去年も良いサッカーはしていたんですし) あとは残念ながら資金面でしょう。 なにも補強費と言うのではなく、J1に上がればスポンサー料や集客(料金の違いもあるでしょうし)、放映権などメリットが大きい為、 少しでも早くJ1に上がるサッカーをしてしまいがちです。 (もちろんどこも早いに越したことはないのですが) じっくりと腰を据えてチーム作りをすることが出来るかどうかですね。 今年の山形や湘南、質問者様が応援されている仙台などじっくりと腰を据えている訳ではないでしょうが、今年満を持してと言う感じがします。 (ただ仙台は監督を替え過ぎている感じもしますが・・・社長が代わってどう出るか・・・) 良いところまで行って駄目だと監督のせいにしがちですが、柏など資金はあるのでしょうが、石崎監督の下じっくりと鍛え直した気がします。 (もともとポテンシャルはありましたが。) なので焦らず昇格しなくてはいけない資金繰りではなく、1,2年かかってもじっくりとチーム作りが出来る意味での資金力ですね。 今シーズンのプレミアのハルシティのように、部分部分にいい選手を予算内に出来れば、上位リーグでもそこそこの成績を残せ、良い意味で資金が回せると思いますが、 昨年の横浜FCのように、有名選手(久保や奥など)を取ってきてもチームとして機能しなければ、それだけお金は勿論時間もかかり、気がつくと降格が目の前なんてことにもなります。 長くまとまりがなくなってきましたが、長期的なビジョン、資金、そしてGMのような人がいて、予算内に適材適所の選手を補強できるかどうかだと思います。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 前年の望月監督交代は痛かったです。中長期的ヴィジョン1年目の監督でしたので、辞任は驚きました。 今年のグダグダサッカーよりずっといいサッカーをしていたので、惜しかったです。 まあ生え抜きの流出など土台がガタガタなので、もし昇格しても横浜FCや札幌のようにぶっちぎりで落ちると思います汗 あと個人的にはリーグ側による戦力均衡政策等がなく、どうも管理力が足りないような気がします(私がNFLファンだからでしょうかね)。 数チームだけが強い状態より戦力が均衡しているほうが絶対リーグが盛り上がると思うんですけどねぇ…汗
- mappy0213
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勝ち点的には残留してもおかしくないんですけどね 札幌の場合守備力のなさですね 60失点ですからリーグ最多ですね たしかJ2のときはリーグ最少だったはずなんですけどね 確かに資金力ってのもあるとは思いますがJ2とJ1の違いなんですが たはり集客率と放映権の違いは大きいですね これが大きいとクラブの 経営に大きく左右されます。 J2とJ1を行き来するクラブを(どこの国のリーグでもですが)エレベータークラブって言います もちろん下位クラブが残留を目標に戦うんですが 守備力が札幌の場合 圧倒的に低いってのが露呈しました。 新人外国人が開幕早々離脱したりとか 資金力が低いため一人雇うと他の補強が出来ないってのもあります。 J2はJ1に比べて試合数が多いので1回負けても 取り返すことが可能です。 ただJ1の場合H&A1回ずつだけです から1回落とすと取り返しが厳しいってのが現実です 失点さえなければ負けないのがサッカーです勝てなくても負けなければ 勝ち点1が取れますから守備力ってのは大きいですね 失点されて取り返せるだけの攻撃力があればいいですが今期の札幌は得点力も皆無でしたから J2の場合資金力の問題からホームの設備面でもJ1に比べてかなり厳しい状況ではあります もちろんそれだけの差があるので各選手頑張って昇格や残留を目標としているんでいいか悪いかはべつとしてですけどね
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 確か札幌も横浜FCもDFにけが人続出でしたね(横浜FCは記憶が曖昧ですが…汗)。 ウィキペディアなんかを見ていると守備陣のけが人に泣かされた印象を受けます。 こうして考えてみると経済的なだけじゃなく、「J1で呼んでくれるチームがなかったらしょうがなくJ2」と考える選手も多いでしょうから、戦力的にも難しいんですよね。 ご回答いただきありがとうございました。
- yuyuyunn
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こんにちは 私の考えですが 世代交代の引継ぎのうまさ 助っ人の力量(技術も性格とかも) 選手&フロント&サポーターのまとまりかた かと
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 フロントの比重は大きいみたいですね。 横浜FCの降格はフロントのバタバタぶりが原因と読んだこともありました。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 J1定着への条件など、とても納得できました。 札幌のレーダーチャートを見るともうガタガタという印象を受けました。 ここまで来るとシーズン中の建て直しは不可能に近いものがあったのでしょうね。 とても参考になりました。ご回答ありがとうございました。