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群前置詞について
It's a pity that so many people tend to think only ((1)in respect of (2)in case of (3)in terms of (4)in point of) money.<金蘭短大> この問題で問題集の解答は(3)の「とても多くの人がお金という観点からしかものを考えないという傾向にあるのは残念なことです」であったのですが、(2)は当然論外として(1)と(4)も意味、文法的に答えとなりえないでしょうか。 (1)、(4)何れも「~に関して」という意味の群前置詞であり、thinkを自動詞であると考えれば、双方とも"think of"や"think about"と同様に「とても多くの人がお金についてしかものを考えない傾向にあるというのは残念なことです」という意味になり問題ない様に感じられるのですが…。これは単にコロケーションの問題なのでしょうか。
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No,1です。受験生の方ではなくて、教える側の、学校か塾関係の方ですか? >まず"in respect of"と"in point of "は一応群前置詞相当という認識には問題はないでしょうか。 「相当」と言う言葉が入れば、問題があるとはいえないと思います。ただ、自分のイメージとしては、群前置詞はout of とかのいわゆる二重前置詞だけを指すのが、英語と言う言語全体の構造理解としてはいいのでは思っています。 >これらの群前置詞はコロケーション的に文修飾の副詞句としてしか使われないということでしょうか。 No.1の回答を書くとき、自分も、googleで引いて確認しましたが、使用例のほとんどは文修飾です。 http://books.google.co.jp/books?q=%22in%20point%20of%22&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=utf-8&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a&um=1&sa=N&tab=wp を見て頂くと気が付きますが、使用例のほとんどは、カンマに続く形であり、自分がざっと見た限りでは動詞に続く形はありません。多分、コロケーションと言うよりは意味そのものがそう言う使い方をさせているのだと思います。 >本問題で正答とされている"in terms of"は例文において文法的には自動詞"think"を伴い群他動詞として"money"を目的語としていると考えられますが、当然"In terms of his academic achievement, we cannot call him a good boy."等のように副詞句を形成して文修飾となることも出来ます。 「"think"を伴い群他動詞として"money"を目的語としている」と言うのは無理があると思います。どちらかと言うと、in terms of で副詞句を形成していて全体として動詞thinkを修飾しているのだと思います。この意味で、out of などの二重前置詞とin terms of などは性格が異なると感じます。このことは受身形が出来るかどうかを考えても分かると思います。 He took the hat out of the box. The hat was taken out of the box. >問題の"in respect of"と"in point of"は文法的には問題ないが単にこの様な文修飾副詞句としての用例がないということでしょうか。 そう説明していいし、意味としてあわないという説明も出来ると思います。
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問題集の訳が若干不正確では。間違っているとは言わないけれど。 「観点から」ではなく、ここでは「お金に換算して」と訳すのが、よりベター。 in terms of 「換算して」という意味アリ。アルクなどには載っていないが。 in respect of/in point of どうなんすかね。ちょっとここでは違うんでないの。
補足
貴重なご意見有り難うございます。しかし、「換算して」という訳でも問題はないと思いますが、如何せん文章の前後関係がないのでどちらが正しいかと私には断定しかねます。 ただ、依然として問題になっているのは解答として"in respect of"と"in point of"が不適切な理由を明確にできないという点ですね。
- taked4700
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>It's a pity that so many people tend to think only ((1)in respect of (2)in case of (3)in terms of (4)in point of) money. in respect of は、動詞につく語句ではなくて、文副詞のようなものです。「~について言えば」のような訳が当てられ、普通は、文頭に用いられます。 In respect of the money, I think it must go to them.「その金について言えば、彼らのところへそれは行くべきだと思います。」 in point of は、in point of fact/law などのように使い、普通は、文副詞での用法しかないと思います。 In point of fact, i don't know the truth.:「実際のところ、私は真実を知らないのです。」
補足
まず"in respect of"と"in point of "は一応群前置詞相当という認識には問題はないでしょうか。 その上で伺いたいのですが、これらの群前置詞はコロケーション的に文修飾の副詞句としてしか使われないということでしょうか。 本問題で正答とされている"in terms of"は例文において文法的には自動詞"think"を伴い群他動詞として"money"を目的語としていると考えられますが、当然"In terms of his academic achievement, we cannot call him a good boy."等のように副詞句を形成して文修飾となることも出来ます。 問題の"in respect of"と"in point of"は文法的には問題ないが単にこの様な文修飾副詞句としての用例がないということでしょうか。
お礼
私自身は本年度大学受験を予定しております。 仰るとおり受動態を考えると"think in terms of"を群他動詞として認識するのは些か無理がありますね。taked4700さんの御指摘どおり"in terms of money"で副詞句を形成して自動詞"think"を修飾していると考えると自然ですね。 "in terms of"等を"out of"等二重前置詞はじめとする群前置詞と認識するのは厳密に言うと問題があるということも分かり非常に有意義なアドバイスでした。 やはり問題の"in respect of"と"in point of"は用例や文章の意味的な問題から潰すべきなのでしょうね。