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2、医者の判断が適切なのでしょうか?
続きです。 ●バナンを避ける一つの理由は、慢性胃炎を患う私は「ガスター」と「ムコダイン 」を約3ヶ月間服用していましたが、薬の量を少しでも減らしたい私は淋病が改善するまではガスターとムコダインの併用を中止してました。 しかし、ここ最近の私はバナンの副作用に胃が叫んでいます。胃液の量は多く酸っぱい味が上にあがってきます。胃が健康的な方でもバナンを服用すると胃が炎症すると耳にします。多くの医者はバナンを処方しない!とも小耳に挟んだことがあります。・・その理由は?・・バナンはそんなに強い薬ですか? それでも菌がいないのに追加で処方して頂いた「バナン」を服用する正当な理由が あるなら頑張って服用します(従来服用している胃薬を飲むようにもします) 過去の事例で菌がいなため処方箋を出さないことでぶりかえした患者様がいるのでしょうか?失礼だと想いますが、単なる点数を意識していたのでしょうか? 服用しないといけないのなら私のバナンの服用する時間も近くなってきました・・ お忙しいと存知ますが心得のある方からのご教授のほど宜しくお願いします。 関連URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=440486
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内科医です。 1の質問とあわせてお話しします。 ミノマイシンは良く使われる尿路感染症の薬です。尿道の細菌培養検査(綿棒の)で起因菌がはっきりして、おそらくバナンが有効性が高かったんでしょうね。 菌が検査上見えなくなっても、尿路感染症は再発が多く排菌が認められなくてもしばらく内服をつづけるのが一般的です。 ムコダインではなくムコスタではないですか?(胃薬) 胃炎のことはその医師には話しましたか? バナンは胃への副作用が特別強いわけではないです。私もよく処方する薬です。 慢性胃炎があるのでしたら、ガスターなどの胃薬は続けてください。一緒に飲んでも大丈夫ですよ。 淋菌はしつこい場合もあるので、しばらく抗生物質は担当医と相談して続けてください。 答えになっていますかね?
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- suzuchibi01
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otukareさまこんにちは。 回答はご質問の順に列記してまいります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■回答0 「尿道に綿棒を入れる検査」:これは泌尿器科的な検索としては一般的な検査の1つで「スワブ(swab)検査」と言います。同じ事を産婦人科では女性の子宮膣部などで行っていますが、基本的に粘膜の擦過採取を行い、粘膜細胞内に潜んでいる病原菌のDNA解析を行うものです。一般培養検査でははやすことができないクラミジアや性病として同じく頻度の高い淋菌では一般的なキットとして検索できるように整備されております。最近ではあまり精度が変わらないもので尿検査でもできるものがありますがキットの普及や保険点数的な問題からまだスワブの方が一般的ですね。結果が出るまでは検査会社にもよりますが一般に5~7日程度かかりますから検査結果を待たずして治療をはじめることになります。 ■回答1 菌がいないのに…の「いない」事を確認したのは淋菌とクラミジアだけではないのでしょうか?文章からではわかりにくいところが多くあるので確定できませんが、 話を2つに分けます。 1)初回のスワブ検査で淋菌が出ていたが今はいない(←再診時の尿の顕微鏡検査結果)… 培養検査で感受性という『抗生剤の効きやすさ』検査の結果、やはりミノマイシンでは弱いと判断してバナンが「S」のためチェンジしたと考えられます。 最近は少ないながらテトラサイクリン耐性の淋菌もありますしね。 また尿への排泄性を考えた場合、スペクトルに含まれるならセフェムやペニシリンの系統のほうが尿道炎にはふさわしいのです。 2)初回のスワブ検査の結果では淋菌はいなかった… となると最初の顕微鏡の像から想像した「淋菌性尿道炎」は誤りとなります。となれば起因菌は他にあったはずで、一般細菌群を考えます。一般細菌だけが検出されていたのであれば広域のグラム陰性桿菌に有効な第三世代セフェムを投与したことにも説明がつきます。 こういった情報は主治医しか持たぬため部外者では「なぜ?」に関しては想像でしかお答えできません。ただし一般的な感覚でいいますと、もし初回のスワブ検査で淋菌が認められていなければ、淋病ではなく起因菌が他にあるはずであり、しかもそれは一般細菌であろうから治療に関してはさほど難渋しないはずで、それなら再発性云々のリスクは少なく見積もれるからバナンが本当に必要か?・・と考えてしまうんです。結論は出せません。 ただ飲まないと「尿道が細くなるよ~」って言うところから、スワブでは淋菌(+)の1)のパターンを考えたいところですが、ちゃんと治療をしていて膿も出ない状態でコントロールできているのであれば淋菌性尿道炎の後遺症による尿道狭窄のリスクは非常に低く、この言葉の真意が実は理解に苦しむ(というか人間性を疑う)ものです。 ■回答2 ミノマイシンはテトラサイクリン系の汎用される抗生物質 バナンは第三世代セフェム系の汎用される抗生物質です。 ともに有用な抗生物質ですが抗菌スペクトルは異なります。 また副作用の面から言えば胃に負荷が加わるのは圧倒的にミノマイシンだと思われます。バナンがよく効いたのを後から理由を考えれば1)抗菌スペクトルの問題2)尿への排泄性の問題が考えられますが、菌種によって耐性が多いのはバナンの方なんですよ。 ■回答3 多くの医者はバナンを処方しない… これはあっているようでウソでありウソのようでホントです。 何故処方しないか?ですが、バナンは同じセフェム系でも『第三世代』なんです。MRSAの問題などででましたが、これら抗生物質はその広範囲な抗菌スペクトルゆえにかなり頻用されました。その結果耐性菌を生む結果となったため、自粛する傾向があるのです。しかしながら有用な薬物には違いなく、慎重に適用を定めて用いるのは全く問題がありません。副作用に関してはミノマイシンの方がよほどきついんじゃないの?と個人的に思うところです。(特に胃弱のひとにはね) ■回答4 点数を意識したのか???は私にはわかりません。その医者しかわかんないことです。ただ経験上淋菌でスペクトルにあわない抗生剤で済ませた場合、再燃の頻度は相当に高いものは予想されます。一般にミノマイシン(コイツは耐性が少ないから検査結果が出るまで待つのには良いと考える)で検査結果が出るまで見ておいて、結果から「とどめ」の意味で有効なペニシリンやセフェムを使うことは良くあることと思います。もちろんミノが効かなければ結果を待たずに速攻で変更しますけれど・・。 ■アドバイス1 とにかく信頼できる担当医(泌尿器科医)をはやく探すことです。 そうでないと前立腺症に関してもそうだけれどいつも治療に不安をもち続けていくことになって『胃炎』にも悪いよ・・。
- SAT40
- ベストアンサー率39% (178/450)
バナンの副作用に消化器症状は確かに含まれますが、頻度・重症度的にはそれほど重大とは考えられません。添付文書に記載の副作用を抜粋しますと、 調査症例12,615例中副作用は317例(2.51%)発現し、その主なものは消化器症状(下痢・軟便:0.40%,胃部不快感:0.10%,嘔気・悪心・嘔吐:0.09%)等との記載があります。一応消化器症状が主要な副作用になっているのですが、重大な副作用には含まれていません。 ただ、otukareさんは、元々胃が弱いとのことなので、副作用が強く発現したとも考えられます。 いずれにしても現状では、バナンに感受性菌に感染してらっしゃるので、再発のリスクを避けるには頑張ってバナンを服用した方がよろしいと思います。
- a-kuma
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> 胃が健康的な方でもバナンを服用すると胃が炎症すると耳にします。 > 多くの医者はバナンを処方しない!とも小耳に挟んだことがあります。 根拠の無い *うわさ* のように思えます。 セフェム系は、よく使われるので、耐性菌が多くなってきたということはあるかもしれませんが。 バナンは、特に胃に対する重大な副作用は認められない(「無い」ということではない)と 思いますが、もともと胃をやられているのであれば、厳しいことがあるかも。 # 「かも」って、現実に厳しいのですよね > それでも菌がいないのに追加で処方して頂いた「バナン」を服用する正当な理由が > あるなら頑張って服用します 先の質問の回答にもあるように、感染症では普通のことなので、医師の指示に従ってください。
- SAT40
- ベストアンサー率39% (178/450)
薬の研究者です。 >菌がないのに何故またバナンを1週間飲まないといけないのか疑念が一杯です。 医師が菌が消えたといった意味は、一般には検査の検出限界以下まで菌の数が減少したという理解でよろしいかと思います。つまり、殆ど菌はいないけど、念のためだめ押しでもう一週間服用して下さいという意味です。感染症ではごく普通の投与方法です。 >ミノマイシンでは効かない淋菌なのですが、バナンは良く効きました。 淋菌とひとくくりに言っても、抗生物質に対する感受性(抗生物質の効き方)が異なる種類が多数存在します。細菌はある抗生物質でやっつけられると、生き残った少数の菌はその抗生物質に対して耐性(抗生物質が効果がなくなる)という性質を身につけます(最近の生きるための知恵ですね)。今回の場合、あなたの感染した菌はミノマイシン耐性菌だったのですが、バナンには耐性が無かったと言うことです。 以上ご参考になれば幸いです。
ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「ハイパー薬事典」 ここで薬剤名を入れて検索してください。 ・バナン:セフェム系抗生剤 ・ミノマイシン:テトラサイクリン系抗生剤 ◎http://www.sapmed.ac.jp/~isogaih/infect/shikkan/4201rinb_5.html (淋菌感染症) ◎http://www2.saganet.ne.jp/critical/sick_std.html (淋菌性尿道炎) ご参考まで。
- a-kuma
- ベストアンサー率50% (1122/2211)
> ●ミノマイシンでは効かない淋菌なのですが、バナンは良く効きました。 両方とも抗生物質です。 バナンは「セフェム系」といわれる抗生物質で一般的なものです。 ミノマイシンは「テトラサイクリン系」の抗生物質で、セフェム系が効かない病原体にも 効くといわれています。 どちらに細菌を殺す成分が多い、とかいうことではありません。 抗生物質は使いすぎると耐性を持つ菌が増えてくるのです。 > ●菌がないのに何故またバナンを1週間飲まないといけないのか疑念が一杯です。 医師の指示に従ってください。 あくまでも、検査で検出できなかったからといって、あなたの体の中からいっぴき(?)も 居なくなったという証明にはなりません。 普通は、重大な副作用が出ていない限り、しばらく抗生剤を飲みつづけます。 中途半端にやめてしまうことが、耐性菌の出現を引き起こすといわれています。