- ベストアンサー
好気呼吸と嫌気呼吸は植物もするのですか
タイトル通りの質問です。 好気呼吸と嫌気呼吸は植物でいうと光合成にあたるのですか。 又、酵素について(つくり、性質、働き等)は植物を勉強する上で必要ですか。 宜しくお願います。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
詳しくはまたの機会にしますが、簡単に考え方だけを言います。 「呼吸と光合成は正反対のものです。」 呼吸は有機物を分解し無機物などのより簡単なものにし、そのとき生じるエネルギーで生命活動を維持する。好気は酸素を必要とする(空気が好き)、嫌気は酸素を必要としない(空気が嫌い)という意味です。 光合成は光エネルギーを利用して、無機物質の二酸化炭素と水から有機物を合成する反応です。このとき、水の分解時に副産物として酸素が放出されます。 つまり、呼吸はエネルギー放出反応で、光合成はエネルギー吸収反応なのです。 なお、これらの反応はすべて、「酵素」の関わる反応です。もちろん、植物も生きていますから、「呼吸」はします。
その他の回答 (4)
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
呼吸のしくみは複雑な酵素反応で行われており、いきなり有機物(たとえばぶどう糖が酸素と化合して二酸化炭素と水になるわけじゃない。 中間にさまざまな生成物を経由しますので、その段階で「無酸素」でおこなう反応もあれば「有酸素」でおこなうものもある。 これは植物でも動物でも同じです。 有名なのは、動物の筋肉中に、運動でたまる「乳酸」。 乳酸自体は、乳酸菌を使って嫌気発酵でヨーグルトが出来るのと同じ原理です。 これを最終的に二酸化炭素と水にまで分解するのが、エネルギーとしては効率がいい、走り終えたあとでも、ハアハアと息が苦しいのは、無酸素呼吸でたまった物質を二酸化炭素と水にまで処理するためにがんばっているわけです。
お礼
アドバイスをありがとうございました。
回答者の方達は、あなたの質問で皆さん混乱していますが、あなたの質問の真意は 「動物が行う好気呼吸や嫌気呼吸は、動物が生きるためのエネルギーを取り出す仕組みですから、植物は、それと同じことを光合成でおこなっているのですか。」と言うことなのではないのでしょうか。 そういうことでしたら#1さんのおっしゃるように違います。植物は好気呼吸も嫌気呼吸もおこないます。動物も植物も、呼吸で生命活動のためのエネルギーを得ているのです。 緑色植物は、呼吸のエネルギー源となる糖を光合成で合成できますが、動物は合成できないために食物から取らなければなりません。 植物の勉強にも、酵素の勉強は必須と思いますよ。
お礼
質問の真意はまさにそこでした。 回答ありがとうございます。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんばんは。私もNo1の方と同じで、その一文でこちらが混乱してしまいました。 で、No1の方にちょいと補足します。 おそらく呼吸という言葉の意味をごっちゃにして使ってらっしゃるのではないでしょうか? 一般的に呼吸というと、息を吸ったり吐いたり・・・という事を言いますが、生物学でいう「呼吸」には別な意味があります。 つまり、エネルギーの元になる物質(糖分や脂肪分、タンパク質等)を分解してエネルギーを作る事なんです。 その過程に酸素を必要とする部分と酸素がなくてもある程度エネルギーが出せる部分があり、これらを酸素呼吸、無酸素呼吸、あるいは、好気的代謝(分解)、嫌気的代謝(分解)等といいます。 特に基本になる糖質を分解する事を言う場合が多いので、嫌気的解糖(糖を分解するという意味:解糖)、好気的解糖等といいます。 これらは糖分を分解する過程ですから光合成の反対ですね。酸素や空気が出る、入るという意味ではありません。 これらの事について、嫌気的な糖分解過程があるのかとお尋ねなら、それは存在します。 こういう事を学ぶ上ではNo1さんのおっしゃるとおり、酵素の勉強なしには100%不可能です。
お礼
回答ありがとうございました。
- nitscape
- ベストアンサー率30% (275/909)
>好気呼吸と嫌気呼吸は植物でいうと光合成にあたるのですか この一文で質問の意味がわからなくなってしまったのですが... 好気呼吸は植物でもします。嫌気呼吸をするかどうかは私はわかりません(しないと断言はできません。するような気もします)。またご存知だとは思いますが呼吸と光合成は別物です。 >酵素について(つくり、性質、働き等)は植物を勉強する上で必要ですか 「植物の勉強」によります。単に山野に生えている植物の名前を覚えるだけの勉強であれば必要ありません。しかし植物の生化学的な研究をおこなうのであれば必須です。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。