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大阪府と大分県共通の問題点とは何?
先ほど辞任した中山前国土交通相は、 民主党が政権をとれば、 「その支持母体の自治労の影響力の強い大阪府のようになる。大阪府は長年、職員組合と癒着関係にあり、職員の給料が高い。ヤミ手当や裏金もあり、財政破綻(はたん)にひんしている。」と発言し、 さらに大分県については、 「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる。だから大分の学力は低いと発言した」と報道されています。 公の場で慎重な節度を持った発言ができないのでは、大臣としての職責を全うできず、辞任は当然といえると思います。しかし、大阪府と大分県に共通した問題点があり、それは日本の教育行政の大きな課題であるという主張そのものは、はたして正論なのでしょうか。それとも事実誤認の暴論でしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。
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> どうも私は自民=黒、野党=白という図式には、違和感がある > のですが。 これはあると私も思います。権力の腐敗であり、談合や寄り合いによって作られている権力構造という一面をもっており、それが基本口利きなどや物品授受(過去には)で形成されていたという事です。 おまけに全国的な事だったという事と、警察や県議会などの採用にまでも及んでいたとの事ですから驚きです。 ただ内容的に少数党や出来てそう長くない政党がこのような慣習に入り込んでいけるのか、または頼む側も少数党や野党へ働きかけを行うのかと考えると疑問が残りますね。そういう意味で野党黒は例外的なものというのが私の推察です。
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- tsubo-niwa
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>ただ、労働組合の影響力が大きい状態が長く続いている自治体におい >て、職員組合との癒着関係が行政を麻痺させている実態はあるのか、 >ないのかという点は考慮の価値がある命題ですね。 > 社会保険庁の年金記録不備・不正問題が、最近の最も顕著な事例ですね。 私も、決して民主党支持者ではないのですが、ことこの問題については、 実態を白日の下に曝け出すことができたのは、民主党の功績だと思っています。 歴代政権下では、まったく見過ごされてきたことですから。 ですので、役人のサボタージュを民主党が助長していると断じてしまう ことには疑問を感じます。 また、一部の事例を取りあげて、官僚・役人を一方的に「悪者」扱いす る報道も偏向していると感じています。
お礼
ありがとうございます。 徹底的なディベートを公けの場でしてほしいですね。それから、報道については、とりわけワイドショー的な報道番組の、コマーシャル間際に、いかにも反論を封じるかのように捨て台詞のように政治的なコメントを投げつけるようなキャスターは、実に警戒すべきだなと思います。視聴者も新聞や歴史などから、地道に学ぶべきですね。
- tsubo-niwa
- ベストアンサー率38% (40/103)
>「民主党が政権をとれば、その支持母体の自治労の影響力の強い >大阪府のようになる。大阪府は長年、職員組合と癒着関係にあり、 >職員の給料が高い。ヤミ手当や裏金もあり、財政破綻(はたん) >にひんしている。」という発言、果たして事実に限りなく近いの >か、そうでないのか > 「ヤミ手当」「裏金」は大阪市で発生した事件のことを、勘違いし ていらっしゃるのだと思われます。 橋下府知事も「もしかすると大阪市の問題とごっちゃになっている のでは」とのコメントをなさっています。 府財政については、確かに、太田府政の8年間は「空白の8年間」 と云われ、府職員のやりたい放題だったらしいのですが、太田知事 の支持母体は、自公民の相乗りでしたし、議会も自公会派で過半数 を占めていたのですから、現在の財政破綻を職員組合の責任にする のはお門違いではないかと思います。 ことほどさように、彼の発言は、ご自分の思い込みに都合のよいよ うに、各種キーワードを並べ立てていらっしゃるだけの印象が強く、 典型的なデマゴーグ政治家と云えます。それもかなり低レベルの。 とにかく、理論がすごく飛躍する発言ばかりなので、一度、ご講演 をナマでゆっくり聴かせていただきたい政治家ではあります。
お礼
コメントを頂きありがとうございます。中山前国土交通相については「その発言が自らの思い込みに都合の良いようにキーワードを並べていたり、理論がすごく飛躍するもので、彼自身が低レベルの政治家である」可能性はあるのかも知れません。 ただ、労働組合の影響力が大きい状態が長く続いている自治体において、職員組合との癒着関係が行政を麻痺させている実態はあるのか、ないのかという点は考慮の価値がある命題ですね。 というのは、例えば過去において自公民が多数派を占めていた地方自治体が、現在は民主党が多数派の座に収まったとしても、民主党代議士の中には以前自民党に属していた人たちが多く存在し、彼らの中に所属する党が変わっても利権は手放さない代議士がいるとするとどうでしょう。しかも、自治労などの支援を得ていることから、職員組合という新たな武器を手に入れたとすれば。 政治においては清濁併せ呑む態度がときには必要かと思いますが、現実問題として自民党はダーティーで、民主党がクリーンという図式はあり得ないとも思います。また政権の座に長らく、あるいは一度もついたことのない政治勢力は机上の空論をばらまくことも出来ますが、空虚な議論しかできない可能性もあるような気がします。現実の政治の汚さの中で尚且つ、国民や県民、市民の利益向上のために労する「公僕」を求めるのは無理な願いでしょうか。 こんなとき、戦後の一時期、吉田茂元首相の元でGHQと対峙して奮闘した白洲次郎さんなら、どういうコメントをするでしょうか。
- huna-huna
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「大阪府と大分県に共通した問題点があり、それは日本の教育行政の大きな課題であるという主張そのものは、」は暴論。 教育じゃなくて、公務員の組合がうるさいという点は20年前はそう思った。 今は? ちなみに口利きについては、そもそもマスコミが政治家と癒着してる。 東京のテレビ局に入るのに自民党議員の口利きを頼んだ奴を知ってる。 HINT テレビ東京、営業から報道。
お礼
ありがとうございます。「公務員の組合がうるさい」というのはどういうことでしょう。よく分かりません。20年前のご経験を元にご説明いただけると有難いのですが。
- edoduki
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ちなみに口利きは何十年と当然の事としてこれまで行われて来ており、ここに来てようやく見直しの気運が強まったという流れ。 口利きはこれまでずっと行われてきており、数年前にも自民党議員で当時の財務大臣が、記者の前で大学入学への口利きなどを行っていたことを当然のように話したことでメディアをにぎあわせた。大分の事件など氷山の一角にすぎない。 要するに上から下まで自民党員とその周辺で、あらゆる分野で口利きや談合等が当然のように行われ、自民党の地盤、看板、カバン、作りに一役買っていたというわけですな。そしてそれが世襲で受け継がれるという仕組み。日本においては、利権の座にありついている人らを優秀な人と呼ぶのです。
お礼
ありがとうございます。「公務員の組合がうるさい」というのはどういうことでしょう。よく分かりません。20年前のご経験を元にご説明いただけると有難いのですが。
- edoduki
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自民党の文教族などの議員やその周辺が、口利きによって教員採用に関与した疑いが濃厚な事。
お礼
コメントありがとうございます。 「自民党の文教族などの議員やその周辺が、口利きによって教員採用に関与した」というのは、私の推測ですが実にありそうなことだなと思います。しかし、野党の立場にいる政治家がその影響力を行使して、もしくは自民党と取引をして、利権をもてあそぶということはあり得ないことでしょうか。どうも私は自民=黒、野党=白という図式には、違和感があるのですが。
- ykrn
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広く解釈して、日本の国をダメにしている元凶が、上から下までの役人と左翼勢力というのは正論でしょうが、ご自分がその役人組織の上部にいたことと、自民党がそれらに勝るとも劣らない元凶だということをお忘れのようです。
お礼
「日本の国をダメにしている元凶が、上から下までの役人と左翼勢力」というのは、具体的にどういうことなのか、ご説明いただけますか。よく分かりません。
- tsubo-niwa
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報道されている彼の発言を聴いていると、 どれもが、ある事象とその(彼が考えているらしい)原因とを、 とても短絡的に結びつけてしまっているようなんですよね。 客観的なデータを提示しているのでもないし。 一足飛びに理論を飛躍させているもんだから、 正論なのか暴論なのか評価のしようがありません。 でも、東大卒・大蔵官僚経由・政治家(大臣経験者)のくせに、 自分の主張をまともに伝えることもできない人間の考えること ですから、きっと浅薄な内容の持論なのでしょう。
お礼
コメントありがとうございます。すでに何人かの方がご意見を下さったのですが、辞任した中山前国土交通相の能力、人格には批判される点が多々ありそうですね。ただ私は一旦、彼個人の資格ではなく、問題の本質に興味があります。すなわち、「民主党が政権をとれば、その支持母体の自治労の影響力の強い大阪府のようになる。大阪府は長年、職員組合と癒着関係にあり、職員の給料が高い。ヤミ手当や裏金もあり、財政破綻(はたん)にひんしている。」という発言は、果たして事実に限りなく近いのか、そうでないのかを知りたいと思います。そう遠くない時期に総選挙がありそうです。その際、この発言に何らかの真実があるのかないのかは非常に参考になります。
お礼
ありがとうございます。長年、多数党の立場にいれば、その影響力による利益にあずかろうという集団が現れるのは自然なことでしょう。またその利権の連鎖に楔(くさび)を入れるのは、1議員の力では如何ともしがたいところもありそうです。そういう意味で、政権の交代しか浄化作用が働く道はないといえると思います。 しかし、受け皿となる現在の野党に十分な信頼を置くことが出来るか。自民党の中枢にいた人たちが民主党員と名を変えているだけではなく、戦闘的な労働組合あるいは旧社会党的な人々の影響を受けつつ政治活動をしているのではないか。その一部は、かつて旧共産国家と深く連帯していたが、今は仮面の姿で潜んでいるのではないか。 いやはや、なんとも悩ましい選択肢です。