• ベストアンサー

社内の権力と矛盾

最近会社で警備員による荷物検査が行われるようになりました。当然警備員は全員に同じように行いますが、先日役員が、「自分を誰だと思っているのか」と荷物検査をされたことに腹を立て、結果その警備員は首になってしまいました。このような横暴は許されるのでしょうか?ちなみにここは海外です。役員は日本人、警備員は現地人です。 機密情報に関して警備が強化される一方、内部統制に関しても整備が進む昨今、そもそも社長であろうと誰であろうと、チェックに例外はないはずだと思うのですが。 この改善を求めようと思っています。 私の考えは正しいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#29999
noname#29999
回答No.3

あなたの考えは全面的に正しいと思います。 そのように警備が強化されたという事は過去に何かあったのでしょうか? まあ、そうでないにしても機密書類の社外持ち出し等が重大なダメージに繋がるような特殊な条件下にある業種だと思います。 その結果、会社の方針で警備が強化されたのですから、全員がその対象でなければ意味はありません。 役員だって、スパイ行為をやる人間はいるわけですから。 株式会社の警備に社長や役員だけが「片手パス」という儀式が通用するのは日本だけです。 その日本のやり方を、海外でも適用しているということでしょう。 日本人は白人に弱いので、警備員といえども白人を首にする事は、なかなかしないようですが、そこがどこの国なのか興味があります。 しかし、そのような役員の横暴が罷り通る会社で、改善を求める組合運動のような事はよっぽど腹をくくって取りかかる必要があります。 下手をすると潰されるという覚悟が必要です。 過去には、日本を代表する大企業の組合運動が、待遇改善を巡って組織に潰され、組合の委員長は事務所も無い僻地で飼い殺しの憂き目にあった実例もあります。 無法な首切りに義憤を感じるあなたの考えは理解出来ますし、外からは拍手を送りたい気持ちですが、現実には厳しい仕打ちがあなたにも襲って来るという可能性は大です。 警備員を首にした力より、より大きな力があなたを襲うと考えても良いかもしれません。 権力に逆らうという事はそういう事です。 あなたが現在どのような立場におられるのか分かりませんが、権力に立ち向かう時は警備員も一役員も差はありません。 どうするかは、あなたの生き方ですが、どう生きようと誰もあなたを責める事は出来ません。 賢明な判断が望まれる状況だと思います。

wondercat
質問者

お礼

やはり権力と言うのは恐ろしいものなのですね。 それでも最近は社会の傾向として、コンプライアンスが強く求められるようになり、モラル、人権意識は高まってきていると思います。 会社にも倫理改善委員会のようなものがあります。 これは単に株主向けのPRなのかどうかわかりませんが、 この際法律の専門家に相談してみることにします。 会社はどちらにしろ辞めることにしているのです。 自分は間違っているのかと打ちのめされていましたが、 勇気をいただきました。 提案する場合は、丁寧に控えめな表現でしたいと思います。 どうもありがとうございました。

wondercat
質問者

補足

警備が強化されたのは、確かに問題が起こったからです。 会社はアジア圏です。

その他の回答 (3)

noname#29999
noname#29999
回答No.4

やはり、アジアでしたか.......。 日本人がそのような専横的ふるまいをするのは白人の国ではないと思っていましたが。 会社を辞める覚悟が出来ているのでしたら、存分に闘われたらよろしいと思います。 権力に屈しない生き方はすべての人が理想とするところです。 しかし、誰にでも出来る事ではありません。 私も一度、損得や利害を外れたところで燃えてみたかったです。 弁護士は国際弁護士を使われるのか現地の弁護士を使われるのか分かりませんが消耗戦は覚悟した方が良いと思います。 この後、識者からの具体的なアドバイスなどあると良いですね、頑張って下さい。

wondercat
質問者

補足

「権力に屈しない生き方はすべての人が理想とするところ」 その通りですね。 ただ私の場合、そんなかっこいいものではありません。 自分も不当な扱いを受けたので、この件も持ち出そうと思っているだけなのです。 このことに関しては疑問に思いながらも、自分に何も被害が及ばなければそのままにしていたことと思います。 私に対する不当な扱いも、他の人も反感をもちながらも、何も言えないのだと思います。 役員は親会社に戻れば巨大組織の一員に過ぎないのでしょうが、僻地(?)に赴任したので、役員というタイトルを与えられ、だんだん感覚が狂ってきたのだと思います。 こういった過ちは誰にでも起こることかもしれません。 私も人を成敗できるような者ではないことも肝に銘じつつ、これがエスカレートしないよう、警鐘を鳴らしたいと思います。

  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.2

正しくもあり、間違いでもあります。 「正しい」という解釈に関しては質問者様の言うとおりでしょう。 ではなぜ「間違い」でもあるのか。 それは従業員と役員とは、同じ会社に勤める人間でも社内での立場が違います。 そして(たぶん外国でも)法的な立場も違います。 これは給与(役員なら報酬)、雇用条件、雇い主(簡単に言えば、会社に雇われているのか、株主に雇われているのか)、それらに裏付けられた責任と裁量にも違いは出てきます。 ですから社内でも異人種、例外として扱われて然るべき人間たちです。 チェックに際しても「従業員、役員区別なく」と役員(役員が従って然るべき決定)が決めれば、例外は認められませんが、そうでなければ(決められていなければ)例外として認めるべきです。 警備員もうかつだったと言えます。 またセキュリティチェックについて、どういう方針で誰を対象にしたものかを調べずして、改善を求めようとしているのなら、質問者様もうかつ。 (警備員も首ではなく配置換えだとは思いますが…)ちゃんと調べてから発言をしないと同じ末路が待っているでしょう。 (ちゃんと調べて発言をしても同じ末路が待っている可能性も捨て切れませんが…)

wondercat
質問者

お礼

従業員と役員の違いについては大変勉強になりました。 アドバイスありがとうございました。

noname#81629
noname#81629
回答No.1

会社の情報を他に売り渡すような役員であれば そもそもこんなチェック体制は作らない(認めない)と思いますよ。 単に役員の顔もわからない警備員に憤慨しただけでしょう。 もっとも、”規則”で役員や社長もチェックが必要、と明記されていれば別ですが。 >この改善を求めようと思っています。 >私の考えは正しいのでしょうか? 求めるのは自由です。 あなたが会社の為と思っているのであれば”正しい”です。 ただ、世の中”正しい”からといってすべて通るわけではありません。 見る人から見れば 「あなたが警備員を擁護」しているように見え、 「社長(役員)を非難」しているように見え、 「警備員と組んであなたが機密情報を流している」と邪推されかねません。 「主君に諫言する」程ではありませんが。 それなりに覚悟は必要でしょう。

wondercat
質問者

お礼

傍から見ればそういう風に映るのですね。 なるほど参考になりました。 世の中「正しい」からといってすべて通るわけではない というのも、身にしみる言葉です。 ありがとうございました。