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形式主語構文と強調構文の見分け方
it~that構文はほとんど形式主語構文か強調構文だと思うのですが どうやって見分けるんですか? 回答お願いします。
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下記のかたがたがおっしゃるとおりですが、多少付け加えます。 形式主語構文の it is と that の間に、たいてい形容詞が来ます。 It is necessary that you should be in time for the meeting. その会議には、遅れないようにすることが肝要である。 necessary は、形容詞で、that 以下のすべてが「必要だ」という文 です。 しかし、強調構文は、it is と that の間に、形容詞が来ることがありません。来るのは、名詞、名詞句、副詞、副詞句、副詞節 です。 名詞の場合 It was him that I saw at the station yesterday. 私が昨日、駅であったのは、彼でした。 名詞の場合、that 以下のどこかにその名詞が入るすきまがあります。 ここでは、 saw him というワンセットが考えられます。saw の後ろの位置に、him が入るすきまがあります。よって、強調構文です。 今回の場合、(他の誰でもない)彼だったんだよ、と強調したいから、him を前にだして、it was と that の間に挟んでいます。 また、I を強調したいなら、 It was I that saw him at the station yseterday. としてもかまいません。 また、副詞の場合、上記の例だと、yesterday を強調して、 It was yesterday that I saw him at the station. 私が彼と駅で会ったのは、昨日でした。 なります。副詞は、文の要素ではないので、that 以下は、完全な成立する文となります。そこが、名詞が強調される場合とは違う点です。 副詞句が強調される場合 It was at the station that I saw him yesterday. 私が彼と昨日会ったのは、駅でした。 副詞節の場合 It was when the accident happened that I saw him at the station . 私が駅で彼と会ったのは、その事故が起きた時でした。 だいたい、これくらいが強調構文の基本パターンです。 応用形もありますので、その後の学習に、上記のことを念頭に入れていただけたら、理解も早いと思います。 以上、ご参考になれば幸いです。