復刻版？「マッドメン」数多くありますが、原版に一番近いのは？

質問

多くの出版社から復刻されている漫画「マッドメン」なのですが、どの出版社の本がもっともチャンピオンに連載されていた当時の作品に近いのですか？
やっぱり、一番古いチャンピオンコミックス判の「オンゴロの仮面」等ですか？
　よろしかったら、誰か教えていただけないでしょうか？

回答No.1

ichien

こんにちは。ちくま版と中公版を持っています。
　これまで発行順に、秋田セレクト、秋田チャンピオンコミックス全２巻、ちくま文庫完全版、中公愛蔵版、創美社版全２巻と出てきました。現在新刊で入手可能なのはちくま版と創美社版です。
　詳しくは参考ＵＲＬを見てほしいと思いますが、秋田版は共に第２話の「鳥が森に帰る時」が収められていません。この話だけ秋田書店の系列でない雑誌に掲載されたためです。それで完全版と銘打ったちくま版が先ず文庫で出され、次いで内容としてはほとんど同じ中公版が出されました。
　中公版の前書きで諸星さん自身が書いていますが、当初の構想ではエピソードの並べ方はここに収めた順番とは異なっていた、ということです。しかし内容そのものには増減は有りません（作品中で流れるニュースの世界情勢などの細かい部分は版が改まる度に多少変えられています）。

　現在の創美社版の総ページ数は474。ちくま版は429で、中公版は「マッドメン」のみでは430。おそらく創美社版にはページ数の関係で併載の作品が有ると思われますが、集英社のサイトにもそれは出ていませんし、↓のサイトのデータは長らく更新されないままになっていて、確認できません（以前ここの掲示板にはそのような記事が出たような気もしますが）。
　多分、こういう流れになっているので創美社版で間違いないとは思いますが、念のために１巻の第２話が「鳥が森に帰る時」であることを確認した方が良いかもしれません。以上、１ファンより。

参考URL：

http://www.tama.or.jp/~hos/morohoshi/