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人道支援のメリットは?
人道支援について学んでいます。 基本的なことですが、 人道支援をするとどんないいことがありますか? 支援する側、される側 それぞれの立場でどんな利点がありますか? 幅広い方の考えが知りたいです。 よろしくお願いします。
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日本の支援の大部分は円借款です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1437250.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2247462.html http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0960.html 情けは人の為に有らず。
- negitoro07
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難しい問題ですね。 確かに支援が必要な場合もあります。 しかし、アフリカなどでは援助依存から抜け出せない国もあります。 つまり、自立できず、いつまでも宗主国や援助国の支援が当たり前だと考えるようになっているのです。もちろん、資源が豊富な国だと、宗主国や先進国は支援と引き換えに、資源を収奪することもあります。最近の中国もこれに似た問題を引き起こしています。人道支援どころか、軍事援助までしてしまうんです。 人道支援はあくまで緊急時の身にとどめるべきです。 後は、経済発展できるように方向付ける必要があります。 その点いえば、実は日本は優等生なんです。 日本の植民地はどうなりましたか? 戦後は、欧米の植民地だった国にも賠償の代わりに援助しました。 どれも、成功してNIEs、そして先進国となりましたよね。 東南アジアでは、まだ先進国に至らずとも、後10年もすれば十分ヨーロッパの周辺国程度の水準には届くレベルです。 確かにEUは中東欧諸国を支援し、EUの仲間入りをさせていますが、もともとのレベルが違います。ソ連の周辺国になる前は、中東欧は西欧より少し劣るか大差のないレベルでした。 でも、東アジアや東南アジアは、農村社会から発展したんです。日本もその経験があり、適合性のあるノウハウを提供したからだと思います。台湾に行くと、台湾の方に「日本人は自分のしたことを忘れてはならない。日本の統治は収奪ではなく、建設だったんだ。」と言われます。もちろん、日本人と台湾人の間に差別があるなど、日本人も全くの善玉だったわけではありません。 その結果、アジア諸国は日本の重要な貿易相手国になっています。これこそ、WinWinの関係です。 ただ、中国みたいに、あまり評価してくれなかった国もあるんですが。。。。とはいえ、鄧小平の時は、日本企業(特に、松下幸之助)に「我々を助けると思って、ぜひ投資してください」と言ったものです。江沢民は、それを棚に上げて、日本の戦争責任ばかり責めすぎましたね。それでも、松下電機は89年天安門事件の際も駐在員が撤退しないなど、中国に再び恩を売った関係で、それなりに感謝されたり、日系企業の中では一目置かれたそうです。もちろん、中小企業には酷い目にあった事例も少なくありませんが。
- ucok
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世の中はグローバル化しています。 困窮している国があるとすると、そこの国民が救いを求めて、国外へ脱出しようとします。日本にも来ます。必死なので、何の準備もせずに来ます。すると、言葉や差別や文化の違いに翻弄されて、病んだり、はては犯罪に走ったりします。すると、もともと日本でまじめにやってきた私たちが困ります。 また、困窮している国を放っておくと、その国を都合よく利用したい国が介入します。はては戦争になります。戦争になると、必死に救いを求める人々が日本へ脱出してきます。あとは同じ。あ、もひとつありました。日本もその戦争の片棒を担がされかねない。 一方で援助を正しくおこなえば、困窮している国が立ち直ります。いい人材もその国で生まれます。そういう人材が、日本に来て、日本を潤してくれます。中には日本からの寄付や手紙やボランティアと出会って、日本にあこがれる人も出てきます。 また、その国の人材が育てば、他国からの脅威があっても、その国が翻弄されずに、自らの力で論理的に対抗できます。なので戦争が起きにくくなります。 とかく人道援助というと、「かわいそうな国を放っておけないから」という論理になるので、ここらへんがむず痒くなるヤカラもいると思うのですが、結局は、支援をしないと、やがて困るのは私たちなのですよ。 ただし、支援にもいろいろあります。相手国の自立を促す支援でないといけません。例えば「支援物資を売ってしまえば金にもなる」と相手国に思われるようでは、ちと問題なんですよね。
- 植松 一三(@jf2kgu)
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No1です 意味はNo2の人が書いてくれました その見返りを望まないのがボランティアと私は考えています
お礼
意味を取り違えていました... ありがとうございます!
- itawasa
- ベストアンサー率66% (2/3)
人道支援といっても対象も分野もルートもいろいろあると思いますが、 例えばある政府が貧しい国の政府を通してその国民に食糧支援をするとして、 政府間でどんなメリットがあるかを考えると、 支援する側のメリット: ・国内の生産者から政府が食料を買い取ることになるので、需要が増え産業が活性化される ・相手国とのその後の貿易、政治などなどにおいて見返りを期待できる 支援される側のメリット: ・貧困、飢餓、失業などが悪化すると暴動が起こりやすくなりますが、とりあえずはそれを部分的に抑えられる ・支援物資を売ってしまえば金にもなる なんて考えました。他にもいろいろあると思います。 ※メリット・・・というか人道支援の目的は当然人命や人権の保護である べきで、ご質問を見た瞬間「そりゃ人が助かることでしょ」と思ってしま いましたが、ご質問で「メリット」という言葉を使用されているのはそう いった奇麗事のような話は期待されていないということだと判断し、この ように考えました。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます! 「人道支援」と一言にいっても 幅が広くて回答しづらかったですね... ありがとうございました!
>情けは人の為に有らず我が身の為 >人を助けるという行為で自分が満足している ということですよね。 違います。「情けは…」という言葉の意味は「人に情けをかけてやることで、それがまわりまわって自分のところに帰ってくる」という意味です。 経済的な見方で考えると、途上国などに人道的な援助を行い生活や社会の基盤を作ってあげることでその国の豊かさが増し、経済力が強くなることで日本の製品を買ってくれるチャンスが増えるということが考えられます。
お礼
回答ありがとうございます。 深く考えさせられました、 ありがとうございます!
- 植松 一三(@jf2kgu)
- ベストアンサー率32% (2268/7030)
一言 情けは人の為に有らず我が身の為
お礼
早速の回答ありがとうございます。 簡単にいうと 人を助けるという行為で自分が満足している ということですよね。 私も同意見です! 回答ありがとうございました
お礼
回答ありがとうございます 人道支援は結局は私たちに還ってくるということでしょうか。 勉強になりました、ありがとうございました!