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イージス艦で弾道ミサイルの迎撃は可能ですか?
日本は、4隻のイージス艦を保有していますが、 これらのイージス艦で、北朝鮮、または、中国から、 日本に向けて発射された弾道ミサイルを、日本国内に着弾する前に、迎撃することは可能ですか?
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- utyuutarou
- ベストアンサー率32% (153/468)
ムリですイージス艦は情報収集、処理防御システムで、情報を相互リンクで結ぶ防衛システムです、その登載迎撃ミサイルSM-3には宇宙空間をマッハ20で落下してくる弾道ミサイルを迎撃する能力はなく、極めて限定的に、速度の遅い短距離弾道ミサイルしか打ち落とせません、そのような設計ではありません、弾道弾迎撃ミサイルを離島に配備して、弾道弾探知専用のxバンドレーダーを離島に設置しないとムリです、GBI弾道弾迎撃ミサイルはアラスカ州、カルフォルニア州しか配備されておりません
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
イージス艦に向かってくる弾道弾に対してSM3で迎撃すれば、ある程度は迎撃は可能でしょう。でも太平洋岸の都市を守るのに日本海では高度が高すぎるのではないでしょうか。太平洋にいたのでは沿岸にいない限りは距離が遠すぎますしね。 まあいいところ日本海側の都市を守るには役立つかもしれません。
- info22
- ベストアンサー率55% (2225/4034)
米国の情報収集衛星からの情報をリアルタイムでもらえるシステムになっていないので、現状では対応できません。 イージス間搭載のミサイルそのものは高性能ですが、米国の軍事観測衛星や韓国内に米国が設置しているミサイル発射観測システムで捕らえたミサイル発射情報と飛行軌道計算情報のシステムと連動していないため迎撃は不可能です。仮に連動させるとした場合、日本の防衛システムが、米国の防衛システムに組み込まれるため、米国向け発射ミサイル(何処向けの発射かは瞬時の判定困難)も日本のイージス艦のミサイルで打ち落とすことになります。この迎撃可能なシステムはまだ開発されたばかりで、米国本土の解析システムと韓国に配置された米国の監視システムと軍事衛星と米国イージス艦や米国艦船のミサイルシステムで構成され運用開始しています。 これは、憲法の言う自衛の範囲を超える(自衛隊の国土防衛の枠を超える虞がある)ことがあって、国会で問題になったり、灰色(白黒させない)の表現ではっきりした文章化された説明がされていません。日本の自衛隊の防衛システムが米軍の防衛システムに組み込まれることを認めれば直ぐにでも迎撃可能になるようですが、自衛隊のミサイルが米軍システムにより自動操作され発射されることになりますので、憲法9条の改正や国会論議の問題となってなかなか実現しないようです。(過去にNHKスペシャルでとりあげられていたかと思います。)
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
弾道ミサイルの着地地点付近ではスピードが早すぎて、 現状のイージス艦が探知しても間に合いません 撃墜率は0%ですね ・弾道ミサイルの最高高度(着地地点)は約300km/秒にも達し、F-15の約30倍にも達します そうイージス艦ののレーダが捕らえてから約1秒強で弾道ミサイルがおちるのです すなわち、現有イージスシステムのレーダ、射撃統制装置、スタンダード・ミサイルの改善を行い、弾道ミサイルの要撃能力を付与すれば、迎撃は可能ですがそれでも30~40%位の撃墜率になると思います
お礼
ありがとうございました。 なるほど、衛星やその他との連携が 必須なんだ。ということが、わかってきました。
お礼
ありがとうございました。 システムの持つ能力や、可能性、問題点等、 わかりやすく、まとめていただき参考になりました。