老齢厚生年金の計算方法
父の老齢厚生年金の報酬比例部分についてなのですが最下部のリンク先の日本年金機構のサイトを参考に計算してみましたがいくつか分からない点がありました。
例えば、昭和22年10月生まれで平成26年度の報酬比例部分「(2)の1」の計算をしようとすると
-------------------------------------------------------------
・老齢厚生年金の報酬比例部分=
平均標準報酬月額(※1)×(7.125/1000)×平成15年3月までの被保険者期間の月数+
平均標準報酬額(※2)×(5.481/1000)×平成15年4月以後の被保険者期間の月数
(引用)
※1 平均標準報酬月額とは、平成15年3月までの被保険者期間の各月の標準報酬月額の総額を、平成15年3月までの被保険者期間の月数で除して得た額
※2 平均標準報酬額とは、平成15年4月以後の被保険者期間の各月の標準報酬月額と標準賞与額の総額を、平成15年4月以後の被保険者期間の月数で除して得た額
これらの計算にあたり、過去の標準報酬月額と標準賞与額には、最近の賃金水準や物価水準で再評価するために「再評価率」を乗じます
(引用終わり)
-------------------------------------------------------------
平均標準報酬月額(※1)を出す時各々の月の標準報酬月額に再評価率を掛けるのだと思いますがその場合
(標準報酬月額×再評価率)を計算する月数が被保険者期間の月数と一致するはずなので
報酬比例部分の式の被保険者期間の月数は計算上相殺されると思うのですが
何故このような分かりにくい書き方になってるのでしょうか?
場合によって数値が変わる場合があるのでしょうか?
もしかして「被保険者期間の月数」と言うのは標準報酬(月)額を求める時と
報酬比例部分の計算の式に書いてあるのとは別の期間を指しているのでしょうか?
年金計算に詳しい方いらっしゃいましたらご教示下さい。
------------------------------------------------------
年金について - 老齢年金(昭和16年4月2日以後に生まれた方) | 日本年金機構
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3902
年金について - 年金額の計算に用いる数値 | 日本年金機構
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3899
お礼
世間で騒がれているので、少しでも未統合記録を減らすため、機械的に統合するものとばかり思っていました。 「統合を了承しない」という選択肢もあるのですね。 大変よくわかりました。ありがとうございます。