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力士に対する大麻の検査基準について。

最近話題になっています、力士(露鵬、白露山)の大麻疑惑の検査についての質問です。 昨日発表された精密検査でもやはり両力士ともに陽性反応が出、昨日夕刊の一面を飾りましが、ここで少し疑問に思うことがあります。 両力士共に大麻の使用を否定していますが、その理由として「痛み止め」を打ったことをあげました。あれほど巨体な方でしたら、恐らく相当な量の痛み止めを打つはずです。 さて、一方でその巨体を持つ人に対する大麻の検査は、これまでのニュースの盛り上がり具合から、それほどやってこなかった(実績がなかった)と思われます。しかし測定はしなくてはならないので、「このくらいの体であったら陽性とする基準は、大体これくらい」というある程度の推測が必要になると思います。(巨体ほど、陽性と判定をするための基準値が高いと思っています。) 疑問点は、この推測の方法とはどのようなものなのか? そしてその推測がどれほど精度の高いものなのか? (この精度は、尿の成分の測定の精度とはまた違ったものかと思います) ということです。 素人考えで、専門の方から見るととてもナンセンスな質問かも知れません。がこれについてご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授よろしくお願いします。 私は、今回の問題が、「測定ミスでした。」で終わることを願っています。

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  • nihao33
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回答No.2

 化学を専攻していました。  いかにも素人の考えだと思いました。  結論から言うとこれだけしつこく陽性と出ている以上、測定ミスなんて100%あり得ません。 当事者たちは化学検査をなめているとしか思えません。  質問者さん推測の痛み止めの量ですが、これもさほど多いとは思えません。 というのは、通常力士の怪我は肩、肘、膝、腰など一部分がほとんどです。 内服薬なら話は別ですが、注射による痛み止めならば全身に効かせる必要はなく、痛い部分にだけ効くものを使用するのが一般的です。 そして実際にこれを使用したプロレスラーの方の話によると、痛み止めの注射の効力は数十分から1時間程度。 試合中の数十分間だけその痛みをごまかすだけに過ぎず、薬が切れると痛みをごまかした分、より強い痛みに襲われるとのことでした。 成績を決めてしまう場所中にならまだしも、場所前にこれだけ体に負担のかかる危険な痛み止めを、わざわざ高いお金を払って打つことに何の利点があると言うのでしょうか? 正当な言い訳をするために、後からわざわざ打ちに行った可能性の方がはるかに高いと思います。 >巨体ほど、陽性と判定をするための基準値が高いと思っています。  何か勘違いしているようですね。 検査というものは少しでもその成分が含まれていれば、検出量にかかわらず全て「陽性」です。 そして化学検査には推測なんてありません。 全て実測値で判断します。 また体の大きさよりは、排出される尿量の方が計算する上で大事なデータだと思います。 わかりやすく例えれば、食紅10g(大麻成分の例え)を100mlの水(尿の例え)に溶かしたときと、1lの水に溶かしたときとでは濃度に違いがあるため同じ赤い水に見えないのと同じですよ。  そして痛み止めに大麻と同じ成分は入っていないでしょう。 仮に似たような成分が入っていたとしても、最近相撲でもドーピング検査の導入がどうこう言われている状態なので、相撲ドクターならまず使いませんよ。 一般医だとしても常識的に考えて、丁髷をつけた一目でスポーツ選手とわかる患者に説明もなしに打つ訳ないでしょう。 「大麻と似た成分の入った痛み止めを誤って打ってしまった」なんて医師の記者会見も実際開かれていませんし。  検査の精度ですが、たった1滴の血液から犯罪の証拠も判定できる程、日本の科学検査は優秀です。 そのため、間接吸引などによるわずかな摂取であっても「陽性」反応は出てしまう訳ですが、先に述べた食紅の話のごとく、試薬をかけたときの変化した尿の色の濃淡、あるいは沈澱の量で、常習的に吸っていたか間接吸引かどうかくらいはわかってきます。 (但し、数日前に1本だけ初めて吸ってみたという人と、間接吸引した人の区別ならつかないと思います。) 検査機関では、常習的に吸引していたと判断できるほどの量を検出したのでしょうから、発表に自信を持っているはずです。  尿のすり替えについての指摘もありますが、彼らを陥れて得する人がいるのでしょうか?   そして最後にもう一度。 この状態で測定ミスなんてあり得ません。

qOat
質問者

お礼

詳細な回答ありがとうございます。 大変勉強になる内容で、何回も読み返させて頂きました。 やはり、残念な結果なのですね。 色々勝手な推測をしていましたが、それらについても氷解しました。 やはりそんなに甘い問題ではないのですね。

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その他の回答 (2)

  • Sasakik
  • ベストアンサー率34% (1710/4912)
回答No.3

>あれほど巨体な方でしたら、恐らく相当な量の痛み止めを打つはずです。 巨体だから量が増えるんでしょ?だったら >巨体ほど、陽性と判定をするための基準値が高いと思っています。 となるのは何故? 60kgの身体に1gの薬と180kgに3gじゃ、比率では同じだけど・・・ 今回、分析したアンチドーピング機関は世界に34箇所しかないIOC認定機関で、一説によると代謝物分析にかけては犯罪捜査機関以上の能力を持っているそうです。なによりも、蓄積された科学的データを根拠にしているので「推測」って曖昧なものじゃないんでね。 素人以下の知識の持ち主が根拠のない願望で推測しても何の救いにもなりません。 まあ、いろいろ言い訳をしているけど、THC(大麻成分)摂取以外でTHCやその代謝物が体内で合成できたという話しは聞いたことはないので、”限りなくクロに近い(少なくとも大麻に近い人間と交友関係にある)”と云わざるを得ないでしょうね。

qOat
質問者

お礼

回答ありがとう御座います。 全くの素人意見で申し訳ありませんでした。 やはり「限りなくクロ」ですか。。。。。。。 多少は希望を持って質問した分だけ、とても残念な気持ちです。

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  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

アンチドーピング機構の厳格な基準にもとずく結果です。機械を用いての検査になりますので推測が入る余地はありません。

qOat
質問者

補足

回答ありがとう御座います。 説明が不足していました。申し訳ありません。 今回の検査の、成分の分析は恐らく申し分なく正確なのだと思います。 しかし、その成分から陽性と判断する基準はどこかで決めなくてはなりません。そしてその基準を決めるための母集団が今回はとても限られていると私は考えています。 そのような状況で、どのようにその基準を決めているのか?というのが今回の質問です。 本当に説明下手ですいません。

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