- ベストアンサー
アンデルセン
彼の童話の魅力などアンデルセンについて知ってることを教えてください
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
3年後(2005年)アンデルセンの生誕200年となります。 日本では『みにくいあひるの子』『マッチ売りの少女』『人魚姫』『はだかの王様』などが有名ですが、アンデルセンは160編を超える童話を残しました。(岩波書店と小学館から『アンデルセン童話集』として完訳本が出ています)生前、詩、小説、戯曲、旅行記、随筆なども出版しました。 デンマークの一童話作家にとどまらず、世界中の人々に愛読される作品を残した功績から、1953年、国際児童図書評議会(IBBY)により「国際アンデルセン賞」が創設されました。これは、子どもの本の国際的な賞です。選考水準の高さから「小さなノーベル賞」ともいわれています。 (美智子皇后が、今年スイスで開かれたIBBY世界大会で、1998年インドでの世界大会に引き続き、記念講演をされましたね) 国際アンデルセン賞に関するサイトは http://www.jbby.org/ibby/activities02.html です。過去の受賞者には、日本人も3人含まれています。 アンデルセン自身に関するサイトは、下の参考URLに記載したものが、情報量がいちばん多いようでした。彼の略歴も載っていますし、関連サイトへもいろいろJUMPできます。 略歴を見るとおわかりになるとおり、彼は決して恵まれた子ども時代を過ごしてはいません。貧しい家庭に育ち、舞台俳優をめざしますが、声も容姿も俳優には向かないと言われ、いろいろな職業を転々としました。恋も成就することはなく、一生独身を通しています。 貧しさ、肉体的素養、精神的素養、どれをとっても逆境としか言えない中で、戯曲や旅行記、詩の執筆から作家として歩み始めましたが、最初はかなり厳しい評価も受けたようです。日本でよく読まれる彼の童話は、美しくやさしいものがたりが多いのですが、他の作品を読むと、ただ純粋無垢な話ではなく、風刺や皮肉がきいたものもけっこうあります。きれいごとだけではなく、生きる上での深い闇をも知った上で、なおかつ「愛」とか「希望」とか「信じる」ということを大切にする・・・アンデルセンの童話には、そういうものが感じられるとわたしは思います。 おまけ:アンデルセンは、切り絵が得意でした。コペンハーゲンのアンデルセン博物館に多数展示されているそうです。わたしは本で彼の切り絵を見たことがありますが、ユニークで、数学的センスや頭の良さも感じました。
その他の回答 (1)
- pokopoko7
- ベストアンサー率19% (6/31)
アンデルセンの童話は文学だと思います。グリム童話は残酷だけどアンデルセンは人間味や皮肉にあふれています。むなしくて泣けてくる話もあります。イソップ童話も考えさせられて好きです。アンデルセン(ハンス・クリスチャン・アンデルセン1805~1875)デンマーク生まれ 父は靴職人 母は十数歳年上の無学な人のようです。父はアンデルセンが十歳の頃に亡くなっています。アンデルセンは作家だけではなく音楽も詳しくて絵も描いていました。切り絵の才能はとても素晴らしかったようです。