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ネイティブ同士の会話を聞き取れる方
こんにちは。表題に関して質問させていただきます。 私は10年位前に受けたTOEICは760点で、 4年位前に受けたときは710点でした。 特段勉強らしい勉強はしてこなかったので、 今はもっと下がっているかもしれません。 さて、そんな私は、日常生活で交わされるネイティブ同士の会話が さっぱり聞き取れません。 表現そのものを知らないからだと思い、DVDでドラマ (LOST、4400等)を見て、字幕で確認したりしています。 一度通して日本語字幕付きで見たあと、もう一度最初から、 聞く(普通に見る)→聞き取れない→戻す→停めて字幕確認→また聞く、 という操作でこれをもう4ヶ月程続けていますが、 ほぼ1センテンスずつ確認していくことになり効率が悪いと感じています。 このまま気長に続けるしかないのか、 他に方法があるかと考えていたのですが、 ふと、じゃあ現に聞き取れる人たちは、 どうやって身に着けられたのかと思うようになりました。 皆さんはどのようにしてネイティブ同士の会話(ドラマや映画の会話、 会社の同僚達の会話、友人同士の会話等)が 聞き取れるようになったのでしょうか? 体験やお勧めの方法などお聞かせ頂ければありがたく思います。 よろしくお願い致します。
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英語を母国語とする人達の会話を聞き取る努力をする場合、まず一言、一言を全部聞き取ろうと焦らず、何を話しているかという大まかなアイデアを掴んでください。 以前ESLのクラスで、一学生が "Skoinup" とは何という意味かと聞くので、そのような単語はありませんと答えたのですが、アメリカ人学生同士が話しているのを聞いたと言い張るので、何処で聞いたのか尋ねたところ、エレベーターを待っている時との答えでした。これでピンと来た人いますか?普通ならエレベーターが上に行くかと訊く時には、文法上正しく話すなら "Is it going up?" ですね。でも会話では疑問形にしないで肯定文の最後を尻上がりにして質問にしてしまうこともよくあります。すると "It's going up?" ですよね。ただ会話では主語を省いたり、ほとんど発音しない事もあり、"(It)'s goin' up?"がこの場合 "skoinup" と聴こえたのは、エスは無音 (voiceless) の子音なので、次のGもつられて無音の発音になってしまい(言語学ではassimilationと呼ばれます) goingの最後のGが発音されなかったため(南部訛りなどによく聞かれます)次の単語とリエゾンが起こったからです。 また別の学生は、授業でテレビ番組(コメディ)の一部を見せたところ、会話が不自然、と意見するので、何故そう思うのか訊いたところ、完全な文章で話していないから、との答えでした。彼は中国人でしたが、中国も日本同様文法を重視した教育なため、ネイティブの会話には、フレーズだけ、話し始めて途中で切れてしまうもの(false start)というものも多いのを知らなかったからです。 勿論会話は聞かなければ上達しませんが、やはりESLの学生である日リーディングのクラスで、"The coast is clear" という慣用句が出て来たところ、「それは "The course is clear" ではないのか」と質問してきました。彼はアメリカ人がそう言ったのを聞いたように思うとの事でした。"The course is clear" は文法上間違いではありませんが、慣用句としては"The coast is clear" を使いますと説明しましたが、この様に、英文書、特に小説等を読むと中に出てくる会話の部分から、実生活で聞いた英語の文章化したものが眼でreinforceされるため、覚え易くなると思います。
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- taked4700
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自分も、ドラマの台詞を聞き取ることは非常に難しいと感じています。 ニュースなどの聞き取りは、今でもある程度はできるのですが、ドラマや日常の会話を横で聞くのは、相当ゆっくりはっきり話していないと難しいですね。多分、かなり英語のできる人、つまり、日本の通訳試験に受かっているような人でも、ジャンルを問わず映画やテレビの会話を9割以上聞き取れる方と言うのはあまり居ないのではないでしょうか? 日常生活での会話でよく分かるのは、話題そのものについての理解を自分自身がしているものの時だけですね。そう言うときは、現実に音が聞き取れなくても前後関係で無意識の内に、「ああ、多分、こんなことを言っているのね」とかってに納得します。大概の場合、それで問題は起こりませんでした。もちろん、相手が、こちらに気遣ってはっきりとした物言いをしている時は理解度が増すと言うことはあります。 リスニングに限らず、語学の勉強は地道に繰り返すしかないのだと思います。リスニングの練習は、正に、どんどん集中して聞いて、口頭や頭の中で一生懸命聞いた言葉を繰り返すことに尽きると思います。ドラマを聞いてリスニングの練習にするのは多分、かなり効率が悪いと思います。 以前自分が書いたもののコピーです。ご参考になれば。 日本語でもそうですが、聞くということは、相手の言った言葉がそのまま自分の頭の中に残る、つまり、相手の言った言葉を少なくともその直後は、自分の頭の中で、または口頭で再生できるということなのです。 もし、誰かが側にいたら、その人に何か言ってもらってください。そして、当然意味が分かると思うのですが、意味が分かるということとほぼ同時に、あなたの頭の中に、今聞いた、その人の言葉がそのまま残っているのに気が付かれると思います。そして、たいがいの場合、その言葉を口に出して、繰り返すことが出来ます。反対に、繰り返すことが出来なかったら、意味が理解できていないはずです。 ですから、英文を聞くときにも、その聞いた英文を頭の中で、即時に繰り返していくことがリスニングのコツです。 ただし、その前提として、英文の文法構造が分かる、語彙を理解していると言うことが必用です。 その意味で、テキストのあるものをリスニング用に使うのが良いと思います。 意味の確認が出来るものを使い、最初は意味を見ないで、次は、意味を確認して、英文を見ながら、そして、最終的には、何も参照しないで何回も聞き、再生をする練習をするというのが、いいと思います。話す訓練にもこれが本当は一番いいはずです。 へたに会話学校に通うよりも、この方法のほうが力がつくと思います。 最初は、頭の中での再生だけでも良いでしょうし、口頭で再生することを終始やっても良いと思います。 本当は、口頭で再生するほうが、効果が上がるはずです。 英文を即座に頭の中で繰り返すと言うことは、日本語に直さないで英語を理解していく訓練にもなります。 自分もそうでしたが、ある程度英語が分かるようになると、読んだり聞いたりしたその瞬間に、英語ではなく日本語が頭に浮かんでくるようになるのです。そして、これは、実は、会話をするときや、長文を速く読むときなどは、非常な障害になります。 自分はもう出来なくなりましたが、以前は、聞いた文章がまるで読んだ文章が文字として記憶に残るように、音として記憶に残っていました。意味の分からない表現とか単語が音として残るのです。 若い方なら、多分、半月も一日一時間ほど集中して訓練すれば、音を記憶として残せるようになると思います。 同時通訳の訓練などでは、頭の中で繰り返すのではなく、口頭での再生をします。つまり、聞きながら即それを繰り返すわけです。また、高度になると、再生を遅延させてやることもあると聞きます。 最後になりましたが、何も聞かずに、単に自分で声に出して英文を読む訓練も、とても役に立ちます。RやL,BやVの違いなどを、自分の口を使って、色々出してみると、ああ、こんな音の出し方もあるんだと、なっとくしたりすることがあるはずです。 その際、音が、口の前の方(唇に近い部分)で響いているか、それとも、喉の奥の方で響いているか、舌がどのような位置にあるか、などを意識しながらやると、リスニングのときに、ああ、この音だ、と気がつくことがあります。 細かいことですが、最初の内は、一つの文を繰り返し聞くことも大切です。R,Lの区別などは、短文での練習でやるしかありません。 ただ、それと同時に、ある程度の長さの、つまり、数分程度の英文を繰り返し聞き、それを再生する練習もしたほうが良いですね。 意味のわからない英語放送を、聞き取れないまま、単に流しつづけることは、現実には、ほとんど効果がないと言われています。
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どのように勉強すれば良いのか 詳細にご回答頂きありがとうございます。 霧の中にいるようでしたがお蔭様で目標や道しるべが はっきりしたような感じです。 ありがとうございました。
- m-wave-813
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TOEICを常時970以上取っている者です。 これはもう自分を極限まで追い込んでやってみるしかありません。そうすれば、幼児のころの音感もよみがえるのです。追い込むというのは外国へ単身で行って日本語を一切使わないというのが一番早いです。日本でやるのは難しいですが最低でも一日中英語だけという生活は必要です。英語をやりすぎて頭がおかしくなるほどやってみてください。ボーとしていると英文や英単語が次々と頭に浮かんでくることがあると思いますがそれがもっと頻繁におこる状態にもって行きます。英語の音感が良くなってきたと感じても決して手を抜いてはいけません。私の場合映画でもイギリスのすごいなまりなど対応できませんし、専門用語も厳しいです。いずれにせよ英語の試験とは別物と思ってください。
お礼
やっぱりそれ位必死にやる必要があるんですよね。 私は今まであまり勉強したという感じではなくて、 英文を見たらなんとなく意味が分かって、 聞いたらこれもなんとなく意味が分かるという状態です。 TOEICも特に勉強もせず初めて受けたときに700点位で、 2回目で760点でしたので、実感がありません。他人の点数のようです。 そんな状況なので、たぶん無意識のうちにかなり高い理解力を 求めてたんですね。無謀ですね。 ご回答を拝見していてそのことに気づきました。 ありがとうございました。
- Jumeirah
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No1を書いたものです。 サイトはりわすれました。
- Jumeirah
- ベストアンサー率50% (118/234)
映画については、 (1)せりふが 公開されている映画をみる。 (2)俗語のすくない映画をみる。 (3)何度も繰り返し見る。 といいと思います。 日本語訳をみて話の内容をつかむのはいいとおもいますが、あまりオススメしません。 ↓に洋画のセリフをあつめたサイトがありますので、ご参考に。 ネイティブ同士の会話については、その人のクセもありますし、わからないところは、『いまなんていったの?』『どうしてそういう表現を使ったの?』ときいてみるといいと思います。 TOEC700点台とのことですが、TOEICのヒアリングはどうですか?CDつきの問題集に、会話文がのってますよね? あれで、シャドウイング(わからなかったらネットで・・)すると、ヒアリングもあがりますよ。 あとは、NHKとかの英語ニュースもいいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >わからないところは、『いまなんていったの?』『どうしてそういう表現を使ったの?』ときいてみるといいと思います。 そうですね。そういうことをいい加減に流さないようにしないと いけないですね。 ありがとうございました。
お礼
Skoinupの解説、その他の解説たいへん参考になりました。 アフリカ系アメリカ人の知り合いもそんな感じで話します。 そんな感じというのは、 重要でない主語は聞こえないし、語尾のGは聞こえないし、 canはカンと聞こえたり・・・。 感覚的に捉えていたものが、理由を説明されると理解が深まりますね。 不確かだったものが確かなものに変わるというか。 これからどういう姿勢で勉強していけば良いか 少し分かってきました。 ありがとうございました。