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地方自治体の骨格予算について
私の町では来年4月に統一地方選で、町長選挙があります。 役場では、来年3月議会提案の予算案にむけ現在、査定・調整作業中だと思うのですが、予算提案の後議決されれば、4月1日から予算執行が始まりますが、町長の任期はその月の途中で終了です。 たぶん再出馬をされるでしょうが、町政改革をめざす対抗候補も現れると思われます。 このように、予算提案の後すぐに選挙がある場合は、『骨格予算』を編成し選挙後の議会で肉付け予算の補正を組むのが筋だと聞くのですが、その根拠となる法律や理論があれば教えて欲しいのです。 例え骨格予算を組まず、通常予算を組んでも良いのでしょうか。
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ご質問の「骨格予算」は、国家予算で言われるような「暫定予算」とは 意味がことなり正式な法令用語ではありません。 したがいまして、明確な法的根拠はありません。 理論としては首長の選挙が目前に迫っている場合など、 新年度の予算は、新首長のもとで行うという考え方から、 現首長が、新しい首長の活動を制限するような予算組みは避ける 誰が首長になっても必ず予算化せざるを得ない、人件費などの義務的経費を主 体として計上し、政策的なものや新規事業は盛り込まないで予算を編成しておこうと考えるからです。 一言でいってしまえば、行財政運営を継続的かつ円滑に行うためのテクニックの ひとつなのです。 ご質問にあります。あえて骨格予算とせず、既存の中期財政計画や事業実施計画 などをより所に通常予算を組むことも可能です。 ただし、予算を組むのは、職員です。もちろん首長決済のあと議決で決定するのですが、最初から新首長が新年度予算を不服としてどうにか補正しようとすること がわかっている場合は、あまり無理な予算編成をおこなって無駄な作業を行わないようにしよう!と職員は考えるのが普通じゃないでしょうか。
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- nozomi500
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町長が予算提案をして、町議会が議決すればそれでOKのはずですが、 新しく選出された町長が、先に議決された予算の「補正」提案をして、また議会を審議をするなら、やっぱり同じ手間がかかるのではないかとおもいます。
お礼
ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございません。