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一卵性双生児って、なぜできる(生まれる)のでしょうか?
ふと不思議に思ったのですが、一卵性双生児って、なぜ生まれる(できる)のでしょうか?
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#1です。 >そうなんですよね。なにが原因となって2つに分裂するんでしょうね。 受精卵は受精から7日目頃に子宮内膜に着床します。それ以降に分裂した1絨毛膜1羊膜性双胎の比率はすごく少ない(結合双胎はもっと少ない)ので、つまり一卵性双生児の大部分は着床までに分裂していることになります。 胚は、着床寸前に「透明帯」という胚の一番外側を覆う膜を破って中身が脱出して(孵化といいます)から着床しますが、この透明帯が弱いと中身がバラけやすくて分裂しやすいのではないか?と考えられています。 不妊治療のうち、体外受精の一手法で「アシステッド・ハッチグング(AH)」というのがあるのですが、これは子宮に戻した胚を着床しやすくする目的で、透明帯をレーザーで削ったり薬品で一部溶かしたりしてハッチング(孵化)しやすくする技術です。 これを行って子宮に戻すと、有意に一卵性双胎になる頻度が上がることからも、透明帯の状態によって中身がバラけやすいことが説明できるようです。 このように、着床までに発生する一卵性双胎と、それ以降に発生する一卵性双胎(結合双胎)では、発生の原因が多分違っているのではないかと私は思います。
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こんにちは。 一つの受精卵が「ある時期」に、偶然2つに分裂し、それぞれが一人のヒトとして育ったものが一卵性双生児です。 「ある時期」とは、受精から 3日目以内で2絨毛膜2羊膜性=胎児間の仕切りと胎盤がそれぞれ一つずつの双子、4~7日目で1絨毛膜2羊膜性=胎児間に仕切りはあり胎盤は一つだけの双子、8~12日目で1絨毛膜1羊膜性=胎児間の仕切りもなく胎盤も一つだけの双子、13日目以降ではベトちゃんドクちゃんのような結合双胎になります。 なぜ、なぜ生まれる(できる)か?=そのようなことが起きるか? については、偶然かもしれませんし、何かの要因(化学物質等)が働いた結果であるかも知れません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >なぜ、なぜ生まれる(できる)か?=そのようなことが起きるか? >については、偶然かもしれませんし、何かの要因(化学物質等)が働いた >結果であるかも知れません。 そうなんですよね。なにが原因となって2つに分裂するんでしょうね。
お礼
再びのご回答、感謝いたします。 大変勉強になりました。