米国のサブプライム問題でなぜ日本の住宅会社が倒産するのか？

質問

銀行が貸し剥がしをしてたりで，資金不足に陥っているらしいから倒産するのでしょうが，なぜ銀行は貸し剥がしをするのですか？　

日本の住宅需要はそんなに米国サブプライムと関係しているのでしょうか？

それとも，日本の住宅会社は，米国のサブプライム利権を大量保有していたのでしょうか？　

関連が見えません。

回答No.2

ryuken_dec · ベストアンサー

何が先かは難しいのですが・・・以下の無限ループです。
・企業：業績が悪くなった
・銀行：業績の悪い企業に金を貸さない
・企業：金が借りられないから資金繰りが悪くなって業績悪化
・銀行：業績の悪い企業に金を貸さない

今、倒産が多い不動産業界の話になると、不動産販売側は値上がりしてきた値段で土地を仕入れたので、より高い価格で売ろうとしました。しかし購入者に手の届かない価格になってきたことがあり、住宅価格が下がっています。また外資系ファンドなども資金が細っているので購入意欲が落ちています。

⇒ということで、デベロッパーなどの業績が怪しくなってきますので、金融機関は次の貸し出しを渋ります。
⇒デベロッパーは土地の仕入れなどを自己資金で行っているのではなく、銀行からの借り入れで行っているので、次の借り入れができない+売れず収入が入ってこないとなると、先に借りているお金の支払いに困ります。
⇒ますますデベロッパーの業績が悪くなります。会社によっては不渡りで倒産です。
⇒より業績が悪くなった会社に貸し出しはできません。金融機関はますます貸し渋ります。
⇒ますますデベロッパーの業績が悪くなります。
⇒より業績が悪くなった会社に貸し出しはできません。金融機関はますます貸し渋ります。
⇒ますますデベロッパーの業績が悪くなります。
⇒より業績が悪くなった会社に貸し出しはできません。金融機関はますます貸し渋ります。

・・・以下無限ループ。

お礼

サブプライムショックは不況過程の資産側面における現象なのですね。
どうもありがとうございました。

回答No.1

masuling21

日本の住宅会社と言うか不動産会社ですね。基本的には、官製不況と言われる状況で住宅が売れないからです。売れれば資金が回るから、まだしのげるのです。日本の銀行は、アメリカほどではないけど、サブプライム関連の損失を受けています。そうなると、損失を拡大しないために、リスクのあるところへお金を貸したがらない状態になります。不動産会社が借り換え交渉したら、金利が２倍になったとかいう状態になります。それが、不動産会社の体力を奪っていくのです。中には、しようもないスキャンダルで潰れたところもありますので、状況は個々に違ってくると思います。

お礼

サブプライムショックは不況過程の資産側面における現象なのですね。
どうもありがとうございました。