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金鉱株について
松藤民輔氏の著書「わが友、恐慌」内で『金価格が2000ドル固定でフィクスしたら、金鉱株は暴騰する』といった内容のことが書かれていましたが、これは何故なのでしょうか? 金価格が変動しなくなると何故金鉱株は上がるのでしょうか?
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- mizuho705
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金価格が2000ドルで固定されると、金鉱山株は金の埋蔵量で評価されるからです。 金価格は現在変動相場制にあります。3年後、金価格が1200ドルなのか800ドルなのか誰にもわかりません。 例えばA社の保有している金鉱山の金埋蔵量が1000トンあるとします。 しかし、1000トンあるから1000トン採掘できるわけではありません。金を採掘するには当然、コストがかかるからです。地下500メートルなのか、地下2000メートルなのか。掘れば掘るほどコストが高くなります。 金価格が800ドルなら100トン採掘できる。1000ドルなら200トン採掘できる。1200ドルなら300トン採掘できる。2000ドルなら1000トン全部採掘できる。。。という風に金価格によって採掘できる量が決まります。(現在の金鉱山株価は、これから1年間の金価格が1000ドルで推移すると予測されたうえの株価として話をすすめます) しかし、ある日突然金価格が2000ドルで固定されるかもしれないというニュースが出ました。すると投資家はA社の評価を、200トンの金採掘できる会社から1000トン全部採掘できる会社だと、評価をかえるわけです。すると株価は大暴騰するのです。 2000ドル固定が正式に決まると、株価はそれを織り込むため、それ以上の上昇は期待できません。あとは原油などの下落で採掘コストが安くなれば利益が上昇する→株上昇。といった感じです。 つまり、ankorescueさんのおっしゃるとおり、金価格が変動しなくなると株はあがりません。松藤さんが言いたいことは、2000ドルに固定されると株が上がるので、固定されていない今のうちに金鉱山株を買いなさいということなのです。おわかりいただけましたでしょうか? http://blog.livedoor.jp/stock5891/ 参考にしたブログ。
- fvlu1l0
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その書籍は読んだことがありませんが、金は採掘コストが鉱山ごとにあります。 たぶん、コスト的には350-500ドルほどであろうと推測します。 2000ドルで固定すれば、採掘権をもっているだけでも一財産ですし、 掘れば掘るほど会社の利益は比例して増えますので暴騰するのではないでしょうか。