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ギリシア神話と人間

ギリシア神話と人間について、倫理のレポートを製作中ですが、どう書いてよいのか分かりません。倫理というのがどういう物なのかが良くわかっていないんです。誰か、倫理とは何か教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

一つ言い忘れました。 こちらの方が下記より説得力があるでしょう。 空を飛ぶ発明をした人間が調子に乗って そのまま神々の住むオリンポス神殿まで行って神になろうとした話です。 詳しい話は忘れたんですが、その人間は神を恐れぬ行為と激怒した ゼウスの怒りによって雷を落とされ絶命します。 あなたのレポ-トにはこのエピソ-ドが一番合いそうな気がします。 何故なら、この神話は今のクロ-ン人間や、情報技術の急速な発達によって 神を恐れぬ行為を行っている事に酷似しているからです。 このエピソ-ドを現在人間としての倫理に問われている クロ-ン問題や遺伝子操作に当てはめて考えてみると良いですよ。 一人一人が守るべき行動の基準をこの問題はどう受け止めるのか。 ギリシャ神話では行きすぎた人間は破滅の運命を辿りました。 これまでの歴史を振り返ってみても破滅の運命を辿っています。 これならあなたのレポ-トも十分に書けますよ。 ただ、これはアドバイスですから、きちんと調べてみましょう。

marron
質問者

お礼

2つもありがとうございました。 図書館でたくさんの本を借りて調べましたが、この話は見つかりませんでした。 しかし、似た話をたくさん発見でき、無事レポートを書くことができました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

 高校生でいらっしゃいますか? むずかしい課題ですね。前にも似通った質問をしておられる。…それとの関連で考えると、ギリシア神話の個々のお話を、人間の倫理というものとどのように関係付けるかで悩んでいらっしゃるように感じました。この観点から一言申し上げます。  Nayamuotokoさんの二番目のアドヴァイス(上の方)が、たいへん重要なところを突いているように思います。神話とギリシア人の倫理観との関係で言うと、「傲慢(ヒュブリス)」とか「わけまえ(モイライ)」というのが、キーワードとして浮かんできます。  モイライは、「運命の女神」です。ホメロスでは一人、ヘシオドスでは、アトロポス・ラキシス・クロートーの三姉妹として描かれます。後者では、上の姉が糸を紡ぎ、二番目の姉が糸の長さを決め、一番下の妹が糸を切断する。…それが人の一生の長さなのだ、とされています。 この「モイライ」という語の基本的意味は「わけまえ」です。コンフォード(F・B・Conford)という人が、ホメロスの『イリアス』などを分析して推理、提唱しました。    「彼(ゼウス)いかばかり強くとも、第三領tritatei moireiに甘んぜよ。」  これは『イリアス』の十五巻に見えるポセイドンの怒りの言葉です。ゼウス、ポセイドン・ハデスの三兄弟は、くじ引きでそれぞれ天界・海洋・冥界を「わけまえ」とし、大地とオリュンポスの峰は共有と決めたのに、ゼウスがその共有地に力を及ぼしている「傲慢」に対し、ポセイドンは怒っているのです。  この「わけまえ」という基本的用法から転じて、人間の死すべき運命、ひいては人間として与えられた「分」(「分相応」とか「分不相応」とか言うときの「分」です)という意味合いが生じます。はみ出してはいけない「わりあて、区分」であって、はみ出してしまうと「傲慢(ヒュブリス)」ということになり、報復(ネメシス)を受けることになります。  このような「分」をわきまえなかったことによって報復を受けた人間の話は、ギリシア神話には実に多くあります。このあたりから、ギリシア神話とギリシア人の倫理観との関係が見て取れるのではないでしょうか。  「分をわきまえること」  このことがギリシア人にとってかなり重要なことだったのです。  ちなみに、ソクラテスが「無知の知」という自覚に至るきっかけになったデルフォイ神殿の額「汝自身を知れ」ですが、奉納したタレスが込めた意味合いもまた「自分の分をわきまえよ」ということだったと言われています。  上記のような切り口から、nayamuotokoさんのすばらしいご指摘を生かしてまとめていかれてはどうでしょうか。 men

marron
質問者

お礼

回答を参考にいろいろ調べたところ、このテの話がたくさんあるのには驚きました。 でも、その分いろいろ考えることができました。 とても分かりやすく書いていただき、ありがとうございました。

回答No.1

これはまた難しい問題ですね。 倫理とは行動の規範(その社会でそれに従う事が求められる行動などの型)としての道徳観や善悪の基準の事を言います。 ではギリシア神話という事ですので大神ゼウスの子ペルセウスと 王女アンドロメダに例えて言いましょう。 ある日、ペルセウスは女神ヘラによって遠い島国に送られます。 そして母カシオペアに守られた女王アンドロメダを目撃し、女王が毎晩 悪夢にうなされている事を周囲の人に聞き、一目惚れした彼は助ける事を決断するのです。そして、犯人がかつてゼウスの怒りによって魔物へと姿を変えられたヘラの息子であるカリヴォスという魔物が元凶である事を知ります。 カシオペアは悪夢から開放できたら結婚させてやると言い、カリヴォスを倒すのです。しかし、ヘラが激怒し、アンドロメダをポセイドンのしもべクラ-ケンの生贄にするという言い、20日間以内にアンドロメダを助けなければならない事になります。愛する人を守る為、ペルセウスはクラ-ケンを倒す事を誓います。 そしてただ一つ倒す手段が、メデュ-サの首で石にする事を聞いたペルセウスは 死の島で激闘の末、メデュ-サを倒します。 そして急いでアンドロメダの元へ向かうのです。 ギリギリ間に合ったぺルセウスは、メデュ-サの首でクラ-ケンを石にする事に 成功します。 そして、アンドロメダと結婚したペルセウスは偉大なる戦士として、ゼウスは歓喜し、彼らを星座に残したのです。 さて、この中に規範とは何か。 人間としての倫理を問われる問題があります。 このエピソ-ドはギリシャ神話の一つの例です。 参考にして下さい。

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