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心臓と肝臓が同時に悪い病気!?
4月に1歳の娘が肺動脈弁狭窄の治療のためカテーテル治療を行ないました。 結局、治療前よりはよくはなったものの、弁が思ったよりかたくて期待した効果はえられませんでした。 その治療後の説明の際に、肺動脈弁だけでなくもう少しさきの血管で左右に分かれるところの弁も、左右とも開きが悪いことがわかったとのことでした。 その部分に弁狭窄が見られる人は、同時に肝臓も悪いことがあり、その場合は進行性のこともあるといわれました。治療の際に採血した結果も肝臓の値が正常値より上回っていました。 いろいろ質問はしてみましたが、まだ明言はできないからでしょうが、その病気について詳しく教えてもらうことはできませんでした。 詳しく知っておられる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
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肺動脈弁狭窄がありますとその手前の右心室の圧力が高まり負担となります。そこでこの弁を開くようにすれば圧が下がると考えてカテーテル治療を行われたわけですがある程度の狭窄が残っていることと、肺動脈弁の先にも狭窄があるとのこと。 この先の狭窄とは弁があるわけではなく、血管そのものが細いことであろうと考えます。そしてそのために肺動脈の圧力が高く(肺高血圧)、そのこともあり右心室の圧力もあまり下がらない状態であろうと考えます。 肺動脈弁狭窄は心エコーで判断されたのだと思いますが、これがありますとその先の血管性の肺高血圧がわかりにくくなりますのでカテーテルの時に判明したのだろうと思われます。 この肺高血圧症には原因不明のものが多いのですが、他の病気の影響で生じていることがあり、その一つに肝臓病で門脈圧亢進となっている場合にも肺高血圧症となることがあります。 これ(門脈肺高血圧症)と判断されるには他の原因が否定されることと、原因となる程度ほどの門脈圧亢進が明らかであることになるかと思います。
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- peakhunter
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お子様は肺動脈弁狭窄ということですので、肝臓への影響とはおそらく うっ血肝ではないかと予想されます。 心臓は全身へ血液を送り出す器官ですが、送り出した血液は心臓へ戻ってきます。 その後に肺へ送り出され、酸素を取り込んだあとに、また心臓へ戻ってきます。 心臓→全身→心臓を「体循環」といい、心臓→肺→心臓を「肺循環」といいます。どちらも独立して循環しているわけではなく、ぐるぐると巡っています。 そして、この循環のどこかにとどこおり、つまり渋滞が起こることがあります。お子様の場合は「肺循環」で渋滞がおきているようです。 この影響で「体循環」にも渋滞がおき、肝臓に負担がかかっているようですね。つまり全身の一部である肝臓に血液がくるものの(体循環の行き)、肝臓から心臓へ返っていく血液(体循環の戻り)に渋滞がおこっているので、肝臓内に血液が充満している感じを想像してもらったら結構です。 血液検査における肝臓の数値にはいろいろな要素が絡みます。肝臓は仕事をたくさんしているので、関係部署が多岐にわたりますから。 薬などで一時的に数値が上がることもあります。この数値は高いからどうするといったものではなく、経過を追うことが治療の手だてにつながりますので、今後も採血検査は必要と思われます。 もし、弁狭窄の治療がうまくいって肝臓の数値が下がったら、うっ血が原因だったのでしょうと考えることが出来ます。 その他に原因があることもありますので、現段階ではっきりと明言されなかったのは、確かな確証が無かったからだと思います。 ご心配でしょうが、今後も経過を追って治療をされてください。
お礼
とても参考になるご意見ありがとうございます。 先日も採血、心エコーをしに病院へ行ってきたのですが、どちらもたいした変化はみられずよくも悪くもなっていませんでした。 先生は心臓が悪いせいで肝臓が悪くなることはないと言っておられましたが、そういうこともあるのですね。 進行性かもしれないと聞かされたときには、その病気のことが気になって仕方がなかったのですが、病名もわからず調べてもなにもわからずでした。 この度、回答をいただけて少しすっきりしました本当にありがとうございました。
お礼
的確な回答ありごとうございます。 参考URLを見ましたが、すぐには判断できないものの怖い病気ですね。また時間をかけてじっくりよんでみます。 まだ現状では経過観察しかできませんが、心のもやもやは少し薄くなりそうです。万が一の心積もりもしたうえで、娘を見守って行きたいと思います。 この度は本当にありがとうございました。