• 締切済み

「できることから始めよう」ってよく言いますが・・・

 マスコミや身近な集合体における環境問題に関する議論の最後に「私たちのできることから始めよう」っていう結論でまとめられることが多いように思いますが、私は特に温暖化防止に関しては(あくまで温暖化が人的な原因であるとした場合)、個人の細かな行動による効果はほとんどないと考えています。  例えば、夏にクールビズや冷房をつけないなどの効果は電気代の節約ですが、これで余分に残ったお金は企業なら別の設備投資に使うだけでありその機械を造る際のエネルギーに替わるだけですし、家庭ならガソリンやらに替わるだけだと思います。(こっちの方がCO2が少ないということなのかも知れませんが。)  結局、CO2削減にはエネルギー変換効率を上げるか、または節約したお金を他に使わずに”捨てる”しかないと思うのです。皆さんはどう思っておられるでしょうか。

みんなの回答

回答No.7

 家計部門のエネルギー消費は増加する一方なので、「できることから始めよう」というキーワードにはそれなりの意味はあると思います。ただ、個人的には、環境負荷に即したエネルギーへの価格付けを行って、あるところではエネルギー節約をしたけど、値段に対しエネルギー消費の多い財やサービスの消費を増やしてトータルのエネルギー消費を増やしてしまうといった事がないようにするのが一番かと思います(という意味では「できることからはじめよう」はそういった工夫を拒否している産業界、経済産業省の逃げの言葉と言えるかもしれません)。

  • touan
  • ベストアンサー率30% (52/170)
回答No.6

あなたは、生ゴミを回収車に出しますか?濡れたゴミはエネルギーを沢山必要とします。乾かして出した方が、はるかにエネルギーの無駄遣いを抑制できます。だけど、それよりも、肥料にしてしまったら如何でしょう。植物の成長に寄与させれば、二酸化炭素の低減に直接つながります。 あなたは、打ち水の効果をご存知ですか?洗い水を下水に流すのではなく、できるだけ、打ち水や植物への水分供給に使えば、それだけ、気温が低下します。無理して、冷房を我慢しなくてもかまいません。でも、設定温度を高くすることはできます。 あなたは、エコバッグをお持ちですか?スーパーなどで使用している袋は、原料として、製造に、ゴミとしての処理に、コストが掛かります。エコバッグを使用すれば、エネルギーの無駄遣いに貢献できます。 上記は一例です。 一人の努力では、大した効果は期待できないでしょう。でも、皆が意識して行動すれば、その効果はどれほど大きなものになるでしょう。「所詮、やっても無駄。」的発想では、はじめから成果は期待できません。 あなたの発想に変化が生じることを期待しています。…「使わずに済むエネルギーは、使わないに越したことは無い。」

nepon2000
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ”使わずに済むエネルギーは、使わないに越したことは無い。”というのは同感です。問題はそのために何をすれば良いかということです。 1.生ゴミの出し方について  乾かして出すとエネルギーを抑制することができるということですが、それによる効果はCO2の削減および焼却コストの削減です。ここで浮いたコストはどこで使われるのでしょうか。企業なら新たな投資、自治体なら年度末の道路工事に回るのではないでしょうか。 2.打ち水について  冷房を我慢して残ったお金で何か別の物を買うのではないでしょうか。 3.エコバックについて  レジ袋を購入する必要が無くなったスーパーはコストが浮きます。そのお金は何に使われるのでしょうか。 いずれもその場面だけを見れば良いことをしていると満足しがちですが、”その後”どうなるかを冷静に見る必要があります。つまり、個人がいくらがんばってもそれは企業のコスト削減に繋がるものである限り効果はないでしょう。  というわけで、”簡単にできること”をやるよりも、もっと効果があることをやっていかないといけないと思うわけです。  見せかけではなく本当の対策を今のうちから考えませんか。

回答No.5

>節約したお金を他に使わずに”捨てる”しかないと思うのです。皆さんはどう思っておられるでしょうか。 個人的には、可処分所得は増えていないが物価は上昇している。 一般家庭で電気代の節約を心がけて頑張っても月に1000~2000円程度だと思う。 食料品やガソリン代の値上げの影響はそんなモンではない、よって多少節約してもその分が他の消費に回るとは考え難い。 電気代も原油価格高騰の影響で値上がりする見たいだしね。 http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080728/env0807282221002-n1.htm 企業の場合も同じ 原単位で1%削減したところで物価上昇に追いつかない。 http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/cgpi/cgpi0807.pdf 無駄を省いていかに効率良くするかは、エコと言うよりも企業努力なのかもね。

参考URL:
http://www.enecho.meti.go.jp/info/statistics/jukyu/resource/pdf/080516b.pdf
nepon2000
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、現状では物価が上がっているので他に使えないでしょう。 でも石油輸出国や投機で儲かっている人を含めれば同じことでしょう。 もし今儲かっている人や国がお金を使わずに世界経済が失速すれば皮肉にもCO2排出量が減っていくでしょう。 それがいやならエネルギー変換効率を上げるしかないと思います。

  • aigacy633
  • ベストアンサー率14% (7/50)
回答No.4

個人が悪者にされている感がありますが、マスコミだって政府・企業の側の人間だと思えば不思議ではありませんし、憤ることも無いと思います。私たちは、「情報の選択」ができる人間にならなければいけませんね! 家庭の電気使用量はほぼ横ばい、これから減っていくでしょう。しかしトータルの電気使用量は増えています。増えているのは法人の使用量です。これは、法人は電気を定額で使うことができるため(使えば使うほど得)、省エネ製品の導入を進めないからです。なぜこうなっているのか?日本の巨大な利権団体である、電力会社の意向なのです。電気使用量が減れば、新たな発電所は必要なくなり、電力会社はメンテナンスだけの業務となります。そうなっては困るのです。また、個人に省エネを勧めることは省エネ製品を買わせることですから、メーカーも喜びます。消費が増えれば国も喜びます。GDPの増加、景気回復…ってまだこんな数値目標を国政に組み込んであるのですね。確かに景気が衰退しGDPが減少し続ければ、日本は公債の影響で破産します。それは政府としては後延ばしにしなければなりませんから。 個人ですることは、 ●財布の紐を固く縛る(さらに言うならば財布は政府に預けないことです) ●省エネ製品は買わない。いや、新製品さえ買わない。(物々交換に戻ってもいい。ロシア崩壊のときはこれが有効に働いたので市民は困らなかった) ●省エネにお金を使うことは一切しない。 ●『便利』を買わない ではないでしょうかね?企業・政府にとっては最悪の消費者でしょうが(笑い)

  • omeger
  • ベストアンサー率66% (204/306)
回答No.3

個人の行動の効果は測定しづらいですが、例えば温室効果ガス排出量の 少ないものにブランド価値が付いた方が、企業がそうしたものを 開発するインセンティブにはなります。 削減プランは、国際エネルギー機関(IEA)やIPCCのような信頼される機関も、 各種の機関の対策も討論しているので、参考にすることはできます(1)(2)。 マスメディアが想定される効果以上に精神論的な対策の必要性を強調していないかというのは、 多分難しいことをいうよりもそちらの方が一般受けがいいからと思うのですが、 真面目に討論している側では、決して精神論だけというわけではなく、姿勢もまた異なります。 まあもう10年もたてばころっと考え方も変わっているでしょうが、 今のところ、1つの策で行うというよりも、どういった複合的な組み合わせで行うかといった議論が行われています。 アメリカの1人当たりの二酸化炭素排出量は日本やヨーロッパの2倍に達しますが、 先進国の生活といっても排出量にかなりの差異はありますし、 これ以上の削減が不可能と考える強力な理由があるわけでもありません。 お金を捨てれば、物価が下落します。不況になる恐れがありますが、 ならなかったら、捨てた人以外に所得が移転されるはずです。 どちらかといえば、お金を「環境に投資」すれば排出量は削減できます。 もちろん、金に物言わせれば何でもありいうわけではなく、 その費用対効果を上げるのが課題ですが。 (1)国際エネルギー機関(IEA)「エネルギー技術展望2008」より http://www.iea.org/Textbase/techno/etp/ETP_2008_Exec_Sum_Japanese.pdf#page=7 ・2050年の排出量を62GtCO2から14GtCO2にまで削減するシナリオの想定される寄与 合計の削減量を100%として、 CCS(二酸化炭素隔離回収技術)で、19% 原子力で、6% 再生可能エネルギーで、21% 発電効率と燃料転換で、7% 最終消費の燃料転換で、11% 最終消費の電力効率で、12% 最終消費の燃料効率で、24% (2)IPCC第四次評価報告書 第三部会政策決定者向け要約(GISPRI暫定訳)より http://www.gispri.or.jp/kankyo/ipcc/pdf/070515IPCCWG3-SPM(GISPRI).pdf#page=25 「評価された安定化水準の範囲は、現在利用可能な技術および今後数十年間に商業化が期待される技術のポートフォリオを展開することで達成可能である。ここでは、技術の開発、取得、展開、普及のための、そして関係する障壁に対処するための適切でかつ効果的なインセンティブが導入されるものと想定する。・・・」

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.2

温暖化の傾向が顕著である、人類生息環境が悪くなっている、事は身にしみて感じていると思いますし、体調が悪いと思えば節制するのは動物的本能だと思います。 癌に節制がどれだけ有効かはともかく、人類の活動全体の影響を考えた時には、個々の活動を変えなければならない事は自明でしょう。 確かに個々の効果に疑問があるエコ対策は多く、常々トイレの手洗い後ペーパータオル代わりの温風乾燥と言うエコ対策は利用せず、手持ちハンカチで対応しています。 消費に廻るお金を捨てるのではなく、割高なエコ対策品を購入する際の差額に充当するとか、工夫の仕方はあると思いますよ。

  • Stiltzkin
  • ベストアンサー率42% (119/283)
回答No.1

 はじめまして。  まず、現在地球が温暖化の方向に向かっていることは間違いないであろうと言われていますが、その主たる原因がCO2などの温室効果ガスであるかどうかは科学的には立証されていません。したがって、我々がCO2の削減を今後進めたとしても、しないよりはましかもしれませんが温暖化の防止につながるかどうかは未知数ですし、私自身は極めて懐疑的に考えています。  マスコミや市民団体などが言う「CO2の削減のためにできることから始めよう」的なスローガンは私は偽善的だと思っています。私は家族の生活のために仕事をしていますから、自動車にも乗りますしパソコンも使います。職場にはエアコンもありますし、ぺーパーも大量に消費します。コスト削減のための努力は職場ぐるみでやっていますが、それは環境のためではありません。  誰とは言いませんが、あるニュースキャスターは自分の番組の中で温暖化のことばかり言ってうんざりさせられます。「じゃああなたは、今日のそスタジオまで歩いてきたの?」「そのスタジオにはエアコンはかけてないの?」って言いたくなります。自ら範を示さないマスコミにも市民団体にもうんざりです。  CO2削減のためとはあえて言わず、効率的でシンプルなライフスタイルやビジネススタイルを追求することは良い事だと思います。そして、そのためには余分なコストもかかります。CO2削減は実はコストのかかることで、決して=節約ではないと思いますよ。

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