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精神病患者への痴漢の示談金
こんにちは。 精神病を抱えている20代前半の女性です。 精神病を患っている者へ犯罪を犯した場合の示談金について教えてください。 今年の4月中旬に、電車内にて男性から痴漢行為を受けました。 犯人は他の乗客の方に取り押さえられ、次の駅でつかまりました。 その後の事情聴取で犯行を認めたと、昨日警察の方からお電話いただきました。 お話では、「相手側の弁護士は示談で解決したい」といった内容でした。(現在、犯人側の弁護士さんからの連絡待ちです) こちらとしても法的手続きは精神的にも時間的にも苦しいので、示談で収まるのならば、それでいい、と思っております。 こちらの「教えて!」で痴漢行為の示談金の相場が10~50万円とのことでしたが、精神病を患っている被害者への示談金も同様なのでしょうか? 痴漢行為にあってから ・やっと、発作などなく一人で電車に乗れるようになっていた矢先に、痴漢行為にあい電車での移動が怖くなった。(行動範囲の制限) ・事件後、夜一人で眠ることができず、家族に迷惑をかけている。 ・落ち着いていた病気が悪化している。 ・病気の悪化にともない仕事や日常生活、健康へ支障が出ている。 ・後ろに男性がたつと恐怖感を覚える。 ほかにもいろいろありますが、おおまかに上記の症状がでております。 かかりつけのお医者様には、まだ怖くて事件のことは話しておりません。(病院へ行った帰りに痴漢にあいました) 精神病へ影響を及ぼしたとなれば診断書なども必要だと思いますが。 (病院がとても遠く長時間電車に乗っていられなくなったので、病院へいけません。。) アドバイスなどお教えいただけたら幸いです。
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- P-Tech
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私は、あなたが弁護士に依頼することを強く勧めます。 その理由の第一は、相手が弁護士を使ってきていることです。弁護士相手に、素人が太刀打ちできるものではありません。仮に相手の弁護士が穏和に話を持ちかけてきたとしても、それは相手方の作戦でしかないことを銘記するべきです。 弁護士の報酬は発生しますが、後々に不快の思いを増大させて交渉を終わらせてしまうよりは、そのほうが悔いを残さずに済むと思います。 弁護士は、弁護士会などに紹介してもらうことができます。URLを参照してください。 弁護士依頼をお勧めする理由の第二は、こうした問題、つまり、(1)事件が破廉恥罪の典型である痴漢行為であって、(2)被害者が精神障害を患っているという、まだまだ日本において社会的な差別意識の根強い問題が2つも絡む問題にあって、一般人からのアドバイスを求めることは、あなたをさらに重ねて傷つける結果となることが多いと思うからです。 あなたがこの相談に対する回答者に判断材料を提供しただけで、「『金っ取ってやるぜ!』という勢いはずいぶんと旺盛」とか、「ずいぶん辛い思いをしたとえらい力説していますよね」などと揶揄されてしまうのが、残念ながら現代日本人の「法律感覚」のひとつの標準といえるでしょう。 これでは、痴漢の被害者が加害者を刑事告訴する権利も奪われかねません。精神障害者が不法行為に対して損害賠償請求する場合も、被害を訴えれば訴えるほど、「被害は軽い」と評価されるというのでしょうか。 そのような心ない言葉に耳を貸すことなく、適正な仕事をする弁護士に依頼して問題を解決するのが一番だと、私は思います。 受けた被害はきちんと償ってもらってください。応援しています。
- ok2007
- ベストアンサー率57% (1219/2120)
示談は、不法行為損害賠償を和解で解決するものです。 この点、賠償金額の算定に際しては、被害者の特異性を考慮することもあれば、考慮しないこともあって、ケースバイケースのような気がしております。 ただ、病気の悪化については、痴漢行為がその原因を作出しているといえます。この点で一般的なケースと異なり、病気の悪化に対応する実損害(通院費用等)や慰謝料を別途請求できる可能性が低くありません。 すなわち、このような考え方でアプローチすれば、示談金を一般的な相場よりも上乗せしうる法的根拠を20040508さんが有している可能性は、低くないものと思います。 なお、ご質問に当たっては、事実関係を出来るだけ事実どおりに伝えたほうがよく、また、真意が伝わるようにしたほうがよいといえます。 この点、20040508さんのご質問文は、病気の悪化を表す事実関係部分も含めて、事実どおりなのだろうということが伝わってきました。また、20040508さんの真意がお金の要求ではなく精神的苦痛に対する慰謝にあることも、伝わってきました。したがって、ご質問文には何ら問題がなく、すなわち20040508さん側の問題ではないと考えます。
お礼
こんにちは。 このたびは大変ためになる回答をありがとうございました。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。
お礼
こんにちは。 揶揄されて落ち込んでしまい、涙が出そうでした。 日本社会が精神病に対して厳しい目をいまだに持っているというこは感じておりましたが、世間体以外にこういう法的な視線も厳しいものなのだと痛感いたしました。 弁護士さんの力を借りることも視野にいれて今後検討していきたいと思います。 このたびはありがとうございました。