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双極IIか、うつ病か
双極IIの者です。父の処方履歴を見て、うつ病だと思うか、それとも、うつ病かと思いきや途中で双極IIであることに気がついたという処方だと思うか、お聞かせください。なお、父方従姉妹に自閉症がいます。 ■H15/1/29~H15/1/30 ドグマチール50mg x 3 ワイパックス0.5 x 3 レンドルミン x 1 ■H15/1/31~H15/2/20 ドグマチール50mg x 3 ソラナックス0.4mg x 3 レンドルミン x 1 ■H15/2/21~H15/2/27 レンドルミン x 1 ユーロジン1mg x 1 ドグマチール50mg x 2 ソラナックス0.4mg x 2 リーマス200 x 2 ■H15/2/21~H15/3/21 レンドルミン x 1 ユーロジン1mg x 1 メリレル10 x 2 ソラナックス0.4mg x 2 リーマス200 x 2 ■H15/3/22~H15/4/7 レンドルミン x 1 ユーロジン1mg x 1 ソラナックス0.4mg x 2 リーマス200 x 2 ■H15/4/8~H15/5/12 レンドルミン x 1 ソラナックス0.4mg x 2 リーマス200 x 2 ■H15/5/13~H15/6/23 ソラナックス0.4mg x 2 リーマス200 x 2 ■H15/6/24~H15/8/25 リーマス200 x 2 ■H15/8/26~H16/1/6 リーマス100 x 2 うつ病の治療方法として、リーマスを最後に残して投与を続けるという方法論があるのか聞いたことがないので双極IIなのかと思うし、他方、双極性障害でも双極IIは遺伝的影響は少ないというし……どちらだか良く分かりません。とにかく不気味なのが、メージャートランキライザーのメレリルと、ドグマチールからリチウムへの移行です。「親も双極IIだ」ということであれば、兄弟と父方従姉妹に注意勧告をしなければならないと思っています。無論、今度病院に行く時に、医師の見解を聞きますが。
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質問者が選んだベストアンサー
精神科医です。 処方からだけではどなたも何とも言えないのではないでしょうか。 症状等、もっと他の情報がなければ軽々しいことは言えないと思います。 双極性障害だと診断したのであれば、抗うつ薬を用いていないという一点においてリーズナブルな処方かもしれません。 ただし、リーマスの量が少なすぎるような気がします。 個人差はありますが最高用量の400mg/日でも有効血中濃度に達することは稀ですし、双極性障害の維持治療としても最後に200mg/日ではあまり意味が無いと思います。 単極性うつ病の治療方法として、リーマスを最後に残して投与を続けるという方法論は無いと記憶します。
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- azamiII
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双極I型の者です。 お父さまの治療はうつ病としても,双極性障害の治療としても中途半端に思われます。 一応,抗うつ薬としてドグマチール100-150mgだけが処方されているけど,これは抗うつ薬として弱いのに,何故か 日本で愛用されている抗うつ薬です。 ドグマチールのこの量は抗うつ薬としての量です。 http://ameblo.jp/kyupin/theme-10002693284.html もしうつ病なら,SSRI,SNRI,三環系を十分量使ってみるべきでした。 リーマス1日200-400mgも少なすぎます。 血中濃度測りながら600-1000は使ってみるべきです。 http://ameblo.jp/kyupin/theme-10002693176.html メレリルのこの少量は意味不明だけど,睡眠薬代わりかもしれません。QT延長症候群などがあって,この薬は発売中止になっています。 >双極性障害でも双極IIは遺伝的影響は少ないというし :双極IIの家族には双極IIが多く,双極Iの家族には双極Iが多いというデータもあります。 一方,双極Iの家族に,双極I,双極II,気分障害が全部多いというデータもあります。 双極IIでも遺伝的影響があると思います。 :抗うつ薬の増強療法として,リチウムはあります。
お礼
azamiII様には、いつもお世話になっており、感謝申し上げます。 > お父さまの治療はうつ病としても,双極性障害の治療としても中途半端に思われます。 これには複線があります。会社が指定している(もしくは会社の健保が提携している?)病院に、うつ病の部下を連れて行った時、精神科医に、部下ではなく本人のほうが重症だと見抜かれたらしいのです。つまり、処方が始まる前から、父の主治医は何らかの症状を、ある程度見抜いていた可能性があります。 最初から双極IIの可能性があると思っていたなら、このドグマチール処方は、不合理では無いと思います。三環系は躁転リスクがあります。 私は一度だけドグマチールを飲んだことがあります。双極IIであることがまだ明確ではなかったころ、家のリモートPCでの仕事ならできるのに、外出する気力が出てこないという状況の時、億劫感に効くタイプで即効性があるから、という理由です。しかし、2週間で成果が出なかったので、止めました。 双極IIの場合、非定型うつ病との区別が難しく、そこでミスコミュニケーションがあったため、切り分けに時間がかかってしまいました。現在は、双極IIで間違いないということで、主治医も私も納得しています。 父の処方にあるメレリルはどうも、ある程度のカラ元気を出させるために投与されたようです。 > 双極IIの家族には双極IIが多く,双極Iの家族には双極Iが多いというデータもあります。 この話も聞いたことがあるのですが、これに否定的な意見も見たことがあり、プロの判断をあおがないとならないと痛感しています。なにしろ、脳神経の病気は、まだまだ謎が多いですから。 ところで、立派なBlogをお持ちですね。今後も啓蒙活動に、力を入れてください。うつ病は不景気になって一気に世間での認知度が上がりましたが、躁うつ病の厄介さかげんは、世間では、まだまだ認知されていません。実母も妻の母も、「病気が治らないのだから、医者を変えたらどうだ」と言いますが、双極性障害で確定診断が出てしまった以上、どこの医者に通ったって、即時に治るようなものではないということを、分かってもらえません。
補足
本日、病院に行ってきました。普段から私を見ている主治医いわく、「双極IIで躁状態が目立つタイプ」という点が、親子で共通だそうです。
お礼
さっそくのご回答、ありがとうございます。わたしが主治医に面談するのは次は9/2(火)です。ずいぶん先のことになりますが、かならず主治医の判断について、補足に記載させていただきます。 なお、父は双極IIの軽症だったとすれば、私は重症です。病気が始まってから、もう4年もたっています。トリプタノールやセロクエルのような強い薬も処方されています。睡眠薬はダルメートを含んで3種類です。
補足
本日、病院に行ってきました。普段から私を見ている主治医いわく、「双極IIで躁状態が目立つタイプ」という点が、親子で共通だそうです。