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リーマスの効きすぎについて
リーマスの効きすぎについて 双極性障害II型の者です。お世話になっています。 今回の質問はリーマスについてです。 現在の私の処方は リーマス400mg ロドピン25mg ビビッドエース1mg です。 9月末にはリーマスを4.25錠まで増量しており、それ以降から躁病相はまったくなくなったのですが変わりにずっと鬱病相になるようになりました。 その旨を主治医の先生にお話した所、「リーマスが効きすぎて鬱病相になったのでしょう。少しだけ減量してみましょう。」との事でした。 それから現在まで400mgまで減量しましたが、回復の兆しがありません。 リーマスに対する見解として、鬱病相に対しても有効なので、増量していくと鬱病相が改善されるものと思っていたので先生の言葉は少々驚きでした。 薬局の方にも聞いてみましたが、主治医の先生と同じ見解だったので一応納得して何も言わずにこの治療方針に現在も従っています。 同じ双極性障害でリーマスを処方されている方は私のように鬱病相の時にリーマスの減量を行って回復された方はおられますか?
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- azumidon
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私もII型です。 リーマス600ミリ/日飲んでいます。 血液検査をしながら量を決めているので、今のところ減量はないみたいです。 夏ごろからややうつ状態でデプロメールを併用しています。 トレドミン服用から、600まで増量した後は、強い躁は全く起こさなくなり、やや弱めのうつが比較的長く続いているようです。 感覚として(私が使った薬の中では)トレドミンはもっと上がるのでウツにはよいのでしょうが、すぐ躁転してしまいます。 II型とはいえトレドミンの減量がないのは、私の場合は極端な躁を出さないことに主眼がおかれているのかもしれませんし、ウツに強い体質なのかもしれません。(前よりずっと良いので) 質問者さんの先生もきっと良かれと処方されているのだと思います。 やってみてだめなら・・・・というやり方かもしれませんし、薬同士の相性的な問題かもしれません。 同じ病気でもその人それぞれの出方がありますから、落ち着いた処方になるまで、時間がかかるのかもしれず、反対の病相がでれば薬を調整したするのでしょう。 私は数年、別の病院でリーマスを使わずにやってきましたが、ほとんどコントロールができず、今よりずっと悪かったので、今はリーマスのありがたさを実感しています。(リーマスが合わない方もいるそうです) 薬を使いつつも、この病気で「安定」をえることのむずかしさも実感しています。 ちょっと質問とずれたことを書いていてごめんなさい。 あまり心配な時は、ちょっと別の病院で意見を聞いてみるのもよいかもしれませんよ。 私は病院を変えて、ずいぶん安定に近くなりましたので。
- ozisan-ok
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はじめまして。 回答が無いようなので....。 双極I型、II型などという病名は、 ここ2,3年の、「うつ病ブーム」で出来た診断名で、 ほんのチョッと前までは、 「躁うつ病(今で言う双極I型)」、「躁病」、「うつ病」 の分類程度でした。 (再発性・難治性のうつ病にリーマスが効く、 (今で言う双極II型にリーマスが効く事は常識でしたが... リーマスは、戦後間も無い、とても古くからある薬で、 当時は、躁うつ病(今で言う双極I型)のサイクルを抑え、 特に躁状態や躁病に効果があるため、 何故、単純な元素Liが、「躁」に効くのかばかり、 研究されていました。 (多分1960-70年代、もちろん今でも)。 一方でうつに対しては、抗うつ剤が十分効くので、 リーマスのうつに対する研究は、あまり進まず、 1970年代後半あたりから、研究がはじまり、 その結果、ほとんどの研究で、 「抗うつ薬より弱いが、ある程度は抗うつ作用がある」と、 認識されるようになりました。 しかし現在でも、躁うつ病、特に双極I型の場合、 うつ病相では、リーマスを減量する場合も多いのが現実です。 (リーマスは抗躁作用があるので減らしたいといった (このあたりは矛盾していますが 伝統・経験論的にです。 そこで、本題です。 「リーマスがうつに効くか」は、上記のとおり、 「抗うつ薬より弱いが、抗うつ作用はある」 という答えになります。 一方で、「増量すれば、さらに抗うつ作用が出るか」 という問題は、「No」になります。 このあたりは、向精神薬の処方の難しいところで、 リーマスの場合、増量すると、副作用として、 眠気、全身倦怠感、頭痛などが増強、出現し、 「うつ」のような症状を呈してしまうことがあるからです。 また先に述べた「経験論的抗躁作用減量」もあります。 話がそれますが、 今一番売れている抗うつ薬は、パキシルなのですが、 うつが良くならないと、パキシルを増量していくと、 同じように眠気、全身倦怠感などの副作用ばかりが出現し、 「抗うつ薬を飲んで、飲めば飲むほど、うつがひどくなる」 といった専門外の先生の処方に困った時期がありました。 貴方の処方に対し、直接的回答をする事は、 ガイドラインに反しますので、答えられえませんが、 このあたりは、個人差、病態像により、様々なパターンがあり、 公式、定石通りには なかなか いかないのが現実です。 リーマス減量で、うつが改善する場合はあります。 また、自分は(自身です)、リーマス維持で、 追加薬で何とか乗り切るようにしています。 治療薬の組合せは、非常に難しいところがあり、 時間がかかる場合もありますが、 焦らず、主治医の先生と良く相談してください。