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リスクについて
バフェットの本に、必然的に利益に結びつく要因を積み上げて確度を高める。というようなことが書かれていて、また、「リスクは計測可能」、「投資の達人は確実か不確実かで物を考え確実なことに集中する」とあるんですが、(何で、どうやってに答えてないとこが本当にいらいらするんですが)これをやろうと思い、確率の本を読み、その本で論理的確率というのを見つけたんですが、「できごとAのおこりやすさはP」ということを「それはなぜか」という「理由」「根拠」に依拠させるのである。と。 直感的にというか日常的につかうものなんですが、これでやると例えばかなり抽象的にならざるをえないですが「長期継続的に質(利益率、生産性、回転率等)量(売上高規模、資産規模等)ともに拡大していく可能性Aを満たす要素は?」と考えると(この時点でAを100%に出来ないのが致命的)無限のようにあり、相互作用し合い、主観的であるため、もし主観の問題はひたすら勉強するとして、量の問題を解決できるものがあったとしてもいい加減というか、精度を大幅に欠いたものに間違いなく、これじゃあ確率を見積もろうとする意味もないようなきがするなと考えていたんですが、皆さんは一定の程度で抽象的であることを認めてもリスクを特定できる(確度を見積もれる)と考えていますか。リスクをどう考えているんでしょうか。それともかなり的外れなことをいってるんでしょうか。教えてください。
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- ryuken_dec
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No.1です。 残念ながら、すべてを「明確」「定量的」「再現可能性を持って」と説明することはできないと思います。このあたりは最近だと橘玲氏なども言っているように、全てが論理的に説明がついてしまうのであれば、誰でも再現可能で収益機会がなくなるわけで自己矛盾です。 ただし、一部には確実なこともあります。例えば、中小のIT系企業で利益を出すためには・・・ ○優秀な開発者を手に入れる ⇒企業の利益に確実に繋がる ×食料品関係の会社の社長と仲良くなる ⇒この人脈が役に立つかは不確実 バフェット氏の考えだと、ここでは前者に集中するということでしょう。
- ryuken_dec
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>確度を高める これは可能ですよ。統計的でも何でもいいです。 【問題】 英語とフランス語での簡単な通訳を探しているとします。その時に、パリ在住で英語を話せる人とアメリカ在住で英語を話せる人のどちらを選んだほうが、英語とフランス語のトランスレーションできる人に遭遇できる確率が高いでしょうか? 【答え】 パリ在住 【理由】 パリ在住であればもともとフランス語が話せる人が多いから、英語が話せるという前提であれば、両方話せる可能性が高い。 バフェット氏が言っているのはこういうことです。同じような成果を目指すときに、ある前提条件があったとして、どちらの企業に投資すべきかという時に、その企業の何かが成果をあげるのに適しているかを判断しているようです。 具体化できないのは、その要素がケースごとに違うからでしょう。時には経営者の人格、時には市場の先行き、時には世界情勢・・・ ちなみにバフェット氏はこのようにリスクを避ける判断をするというスタンスですので、自分がリスクを判断できないものには投資をしないというスタイルです。
お礼
ご回答ありがとうございます。少しわからないところがあるのでもう一度お願いします。 <ある前提条件、というのは実際にバフェットが用いているフィルターで自己資本比率とか経営者の誠実さとか利益率のことだと思うんですが、そのフィルターで絞って、<どの企業に投資すべきか この段階では定性分析で完全に主観的で、例えば、人によってこの戦略を分析するとき継続的に質、量に寄与する度合いの見積もりは大きく差があると思うんですが、これを二ヶ国語を話せるか否か、0か1かの判断とは大きく違うと思うのですが、この問題を統計的にあるいは最初に書いた論理的確率以外で納得のいく結果を得られる手法をご存知でしょうか。教えてください。
お礼
再度ありがとうございます。 論理的確率と本にはありますが、もちろん明確、定量的とはいきません。知識量など人によって違いがあるので答えがかなり抽象的になるのは承知です。たぶんバフェットの本にある確率を見積もるとはこの方法だと思うんですが、やはりこうするためには不確実な事柄も判断せざるを得ないと思っています。 確実であることを集めても、例えば 「長期継続的に質(利益率、生産性、回転率等)量(売上高規模、資産規模等)ともに拡大していく可能性Aを満たす要素は?」を焦点にした場合、過去の業績を前提にしたとしても、到底説明がつきようもないと思います。 <全てが論理的に説明がついてしまうのであれば、誰でも再現可能で収益機会がなくなるわけで自己矛盾です。というのは、グレアムのように完全に定量的、論理的な場合でこの手法を市場参加者ほとんどがまねをした場合こうなるんでしょうが、バフェットの手法はこうはいかないです。やはり相当な見識、胆職をもった判断に違いないので、市場参加者ほとんどがこれをやるとなると、仕事をやめて、バフェットの研究にいそしんで、経験を積む。こうしてもバフェットの手法が誰でも再現可能で収益機会がなくなるということはないと思います。 やはりこの考え方は難しいと思いました。ありがとうございました。