はじめまして。
ご質問1:
<「高成績」と「好成績」~これらはどのように違うのでしょうか>
端的に言えば、客観的か主観的かの違いです。
1.「高成績」:
(1)高成績とは通常は言いません。正しい語法ではありません。
(2)ただ、慣用として使う人もある、使われる場面もある、ということを前提に回答すれば、その文字の通り「高い成績」=「高得点の成績」「高い数字を出した成績」「高い売上を出した成績」という意味で使われていると思われます。
(3)つまり、高成績とは、高い数字を元にした評価で、それは誰がみても納得の行く「客観的評価」になります。その意味で、「客観的」な語法になります。
2.「好成績」:
(1)その文字の通り「好ましい成績」のことです。
(2)「好ましい」は話し手の主観によります。
(3)客観的数字は関係なく、話し手が主観的に「好ましいか好ましくないか」が判断の決め手になるので、その意味で「主観的」な語法になります。
(4)例えば、いつも0点~20点しかとらない子が、40点、50点をとっても、平均点より下であるので「高成績」とは言えませんが、主観的な目で見れば、いつもよりいい点をとったという点で「好成績」と言えるのです。
ご質問2:
<一般的に学習成績などの場合は高成績ですかね?>
上記の理由により、「高成績」「好成績」のどちらも使えます。
1.客観的に高得点を出したのなら「高成績」になります。
2.高成績も勿論好成績に含まれます。
3.ただ、低い得点でも、いつもより良い成績であれば、それは本人にとって主観的に「好成績」であると言えるのです。
以上ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます なるほど主観性の違いですか 高成績は確かにグーグルでもワンクッション 入ります