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化学熱力学。合金の自由エネルギーについて
化学熱力学や金属系の参考書を漁っても見つからなかったので質問させていただきます。 2元系の合金の自由エネルギーについてなのですが・・・ 合金って,固相-固相の相変態って事ですよね? これは固体から固体の変化だけど・・・良く問題集とかで例に出される,液-固変態とかなどのように考えて良いんでしょうか?そのように考えられるのならば・・・ 合金(A-B2元系とします)のギブスの自由エネルギーは,モル数nと化学ポテンシャルμより G = n(A)μ(A) + n(B)μ(B) と,そしてモルギブスエネルギーは,モル分率xより Gm = x(A)μ(A) + x(B)μ(B) って,表す事ができるのでしょうか?? どなたかご教授ください。 また,この手の内容が詳しく書かれた参考書があれば紹介していただきたいです。
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- ji---san
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回答No.1
できません。ギブスエネルギー(TP一定でn(A)とn(B)の2変数とする)の全微分は(化学エネルギーの定義から) dG=μ_Aδn_A+μ_Bδn_B となりますが、μがこの場合n(A)とn(B)に依存するので、これを別々に積分してG = n(A)μ(A) + n(B)μ(B)のような簡単な形にできません。端的に言うと、合金ではAとBの間に相互作用があるが、水と氷の場合は相互作用がない(無視する)ところが違います。 アトキンスで十分です。一字一句完全理解するまで読んでください。おぼろげな記憶では合金についても書いてあったような。 …と偉そうなことをいいつつ間違ってたらごめんなさい。
お礼
有難うございます。 合金の参考書を何とか見つけてみたところ・・・ A成分とB成分がそれぞれ独立した相にならないかぎり簡単に出来ないんですね! 確かに置換型固溶やら侵入型固溶どちらも相互作用が考えられますね。