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外掛けフィルターの改造
現在、テトラのOT-30という外掛けフィルターを使用しておりますが、バクテリアや濾過能力の向上をしようと思い、改造することにしたのですが、ネットで検索してもいまいちわかりません。 見つけた改造法は、 1.交換ろ材の中身を別のろ材に変える 2.プラスチックなどで仕切って、ろ材を入れる というものでした。 どちらのほうが良いのでしょうか? 一度どちらかの改造を行えば、もうフィルターを小まめに変えなくても良いのでしょうか? 教えてください。お願いします。
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1.の方法が簡易的な強化、 2.の方法が本格的に用いる方法です。 流路や濾材の容量面から2.の方が良いでしょう。 1.は改造に躊躇されてしまうような方向けに多少の強化を試みた...感じです。 > もうフィルターを小まめに変えなくても良いのでしょうか? もちろん、頻繁に交換する必要はありません。 2週間毎にフィルターを交換なんて、結構馬鹿げた話なんですよ。 外掛けフィルターの方式は、 ・ウールマットでゴミを引っ掛ける ・活性炭で有機物などの吸着 という物理濾過主体の方式です。 だからこそ、2週間でフィルターを交換(その都度バクテリアを捨てる)とか書いてあるわけです。 ところが、水棲生物の命に関わるのは、生物濾過という硝化バクテリアによる餌から発生する毒物の無害化の方です。 もちろん、ノーマルの外掛けフィルターでも生物濾過は起こりますが、 (1)少量のウールマットに付着するバクテリア (2)強めの水流によって底床など水槽内に発生するバクテリア を当てにしていますので、不安定さや脆弱さは拭えません。 (1)の量ってのは大したことがないので、実は(2)が生物濾過の主力なんですが... 従って、物理濾過主体の方式を、生物濾過主体にしようというのが、外掛けフィルターの改造意図なわけです。 物理濾過を取っ払いますから、ストレーナーカバーを使用するのは、非常に効果的です。 物理濾過と生物濾過を兼用させるのは、あまり好ましいことではありませんので。 理屈はともかく、濾過は強化した方が魚を殺すケースは間違いなく少ないです。 やり過ぎは問題も出てきますがね... -------------------------------------------------------- 濾材は小さいほど、濾材の有効表面積が増え、濾過能力が高くなります。 一方で、未分解の有機物やバクテリアの死骸などで、濾材間の隙間が少ない分、目詰まりしてきて水流が落ちてしまいます。 外部フィルター用の濾材は、それほど頻繁に掃除するものでもありませんので、 目詰まり対策優先で 大粒のリング濾材などが多いのです。 一方、上部フィルター用の濾材は、メンテナンスを頻繁にされる方が多く、 スペース的にも狭いため、能力優先で 濾材はやたら小粒のものが多いはずです。 サブストのレギュラーくらいを適当に詰めて置けばよいのですが、 一般的なサイズのリング濾材を用いられるのであれば、割って詰めるなどされれば良いでしょう。 割るって言うと聞こえは悪いですが、表面積も多いですし割った後の形状も悪くありません。 改造外掛けのメンテナンスなんて、目詰まりで水流が少なくなってくれば、洗面器にザバッとあけて、 そのまま 手で濾材を掬って詰め直す程度で良いのです。 これほど楽なのに、スカスカのスペースになるリング濾材を流用することもないでしょう。 なお、濾材は、水質を変化させないもの、吸着や放出なんて余計なことをしないものがベストです。 付加価値がいっぱい付いている高級濾材?より、業務用などの細工のされていない安物濾材の方が使い勝手は良いはず。 濾材が水質を弄くれば、水質値(=水槽の状態や変化)が読み取り難くなります。 水質を変化される系のものは、濾材とは別に単品で用いれば、原理が分かるだけあって対処できるんですが、 見かけ上の数値だけ安定していてある日急変など、後手に回ってしまうことが起こります。 硝化バクテリアは酸素が必要なバクテリア、濾過というのは窒素の酸化過程に他なりません。 内部構造などのカタログスペックを比較検討する必要はないと考えます。 濾材内部には酸素や水流はほとんど届かない部分です。 好気性バクテリアが繁殖したとしても、外殻部より活性が落ちますし、期間が経てば、目詰まりしてしまう部分ですから。 濾材の半年交換などを信じてやるのであれば別ですが。 改造は、深く悩まないで、濾材全般に水流が行き渡る程度に流路を作ってしまえば良いです。 -------------------------------------------------------- ATでもOTでも、どっちでも良いです。 昔OTが好んで使われたのは、濾材容積が多かったからです。 トータルで出来が良かったために、玄人受けしました。 一方でATも初心者に配慮した良いフィルターだと思います。 水流が縦に回転して魚が泳ぎ辛そうになるの外掛けフィルターの欠点も気にならなくなっていますし、 消費電力も少な目、音もOTよりも静かなので、悪くないと思います。
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- x530
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No.3です。 AT-50も濾過材の投入は基本的にOT-30と同じです。 私は、リング濾過材と濾過ボードの併用が良いと思います。 濾過ボードの交換が年に2~4枚程度ならば、財布に響きませんしね。。。 AT-50はたしか、濾過ボードの後ろ側が狭かった記憶があります。 リング濾過材のサイズによってはAT-50の後ろ側へは投入できないかもしれません。 OT-30とAT-50の濾過槽の容積をみてご判断ください。 濾過槽の容積の大きなほうが、濾過材の量が多く入り、生物濾過には有利になります。 あまり、濾過槽の容積が変わらない場合は、下記の余談のとおり、OT-30の方が使いやすい外掛けフィルターになります。 余談ながら、、、 現在のOT-30とAT-50を、よく見比べてください。 OT-30とAT-50の違いは、モーターポンプの取り付け場所です。 OT-30は水槽の外にモーターポンプがあります。 モーターポンプは24時間365日稼動します。 モーターポンプは発熱源でもあります。 OT-30のモーターポンプからの廃熱は大気中に放熱する量が多く、水槽水の温度を上げる可能性は低い設計です。 AT-50は給水パイプ上部の水槽内(飼育水内)にモーターポンプがあります。 AT-50の場合、水槽内に3~4Wのヒーターを取り付けるのと同じ状態になる危険性があります。 秋、冬、春は水槽ヒーターの節電になりますが、夏は水槽温度の上昇につながります。 AT-50は40~51cm用となっています。 もしも、30cm水槽のような水量の少ない小型水槽に取り付けた場合の水温上昇はシャレになりません。 真夏は、高水温のために苦悩する可能性があります。 この点はご注意ください。
- x530
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OT-30を改造される前に。。。 <吸着濾過> OT-30などの外掛けフィルターは、吸着濾過(化学濾過)といいます。 活性炭やゼオライトを濾過ボードに封入し、アンモニアや有機物を化学吸着することにより水槽水から汚濁物を除去します。 活性炭やゼオライトの吸着効果には寿命があるため、一定期間ごとの交換が必要になります。 <生物濾過> ktt様が、考えておられるのが生物濾過器にOT-30を改造すること。 OT-30の中に濾過細菌類の濾過材(定着床)を準備し、定着床の中に繁殖させた濾過細菌類により飼育水の浄化を行う方法。 ココで問題になるのが、OT-30のバックヤードに十分な量の濾過材(定着床)を収納する容量があるのか? 濾過材も長期使用中にはヘドロなどが溜まるため、3~6ヶ月に一度程度の水槽排水による濯ぎ掃除が必要です。 濾過材を掃除すれば当然、濾過細菌類も減少します。 濾過細菌類の繁殖速度は遅く、一般的に濾過材を清掃した場合、元の細菌数に戻るまで120時間程度必要です。 十分な量の濾過材(定着床)とは、清掃などで減少した濾過細菌類の量でも、生体に影響のない浄化作用が維持できる濾過材(定着床)の量のことです。 私には、OT-30のバックヤードに十分な量の濾過材(定着床)を収納する容量は無いと思います。 濾過材清掃時には、一時的な濾過能力低下によるリスクがあります。 濾過材清掃時の一時的な濾過能力低下によるリスクを考慮した場合、濾過器自体は改造せずに吸着濾過ボードの前後に濾過材(定着床)を詰め込むだけで良いと考えます。 3~6ヶ月に一度(年間4~2枚)の濾過材清掃時に、一緒に濾過ボードを新品に交換すれば良いのです。 濾過材清掃時の生物濾過能力低下を濾過ボード(吸着濾過)によりカバーすれば、生体に影響のない浄化作用が維持できます。 私の実例ですが、、、 吸着濾過ボードの前後に濾過材(定着床)を詰め込むだけだと、理想的な通水性は確保できないと思いますが、拙宅の30×28×24cm(13リットル)水槽で問題は発生していません。 なお、濾過ボードは45日ほどで詰まってきます。 濾過ボードは45日ほどで、水洗いしています。 もしも、25リットル程度の水槽ならば、OT-30を2台で運用することにより、濾過ボードを完全に取り外して運用可能だと思います。 OT-30の改造は、例えば、コレ↓ http://www1.bbiq.jp/hiropion/goods/roka/roka.html コレで十分だと思います。 OT-30を2台で運用する場合は、飼育魚種により流量が強くなりすぎないように注意が必要です。 濾過材は、私は昔から、パワーハウス・ソフトMを使用しています。 http://www.ph-clion.com/product/filtration/products/01.html
- toshi-tsugu
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No. 1の追加です リングろ材を使用している方が多いようですね。ホームセンターなどに行けばすぐ手に入るのではないでしょうか。
お礼
明日、ホームセンターで探してみようと思います^^ ありがとうございました。
- toshi-tsugu
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専用の交換濾材は、ある期間の後に交換するので、浄化細菌をまた作り直すことになります。交換濾材の中を通常の濾材にすれば、そこに濾過細菌(浄化細菌)が住み着くので、水槽水が保持できるということです。しかし濾材の量が水槽水に対して少なすぎるので、プラスチックなどの仕切って多めの濾材を入れると多くの濾過細菌が増えて住み着くことになるので、濾過高率が上がることになります。したがって、プラスチックで仕切る方がベターです。簡単なプラスチック製の下敷きを利用する方法なども、過去にはホームページに掲載されていたように記憶しています。
お礼
回答ありがとうございました! そうなのですか。 2のほうの改造法にしたいと思います。 使うろ過材などでお勧めはありますか?
お礼
回答ありがとうございました! ろ過能力を考えると、交換ろ材の前後にろ材を入れたほうが良いみたいですね。 試してみようと思います。 また教えていただいたURLの改造法も機械があればしてみようと思います。 本日、知人からテトラのAT-50というろ過機をいただきました。 このろ過機を改造するとしたら、ろ材は十分に入るでしょうか? これも交換ろ材の前後にろ材を入れたほうが良いのでしょうか?