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古文の助動詞「つ」「ぬ」について
助動詞「つ」と「ぬ」についてお尋ねします。 この2つ助動詞の意味には「完了」、「強意」の意味があるのですが、 なぜ文法問題を答えるときに「強意」の「つ」「ぬ」であっても完了と表される場合があるのですか?
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以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.zkai.co.jp/high/k1k2/mihon/pdf/ml2asy.pdf 『本来「つ・ぬ」は完了を表すが、推量(意志)の助動詞といっしょに使われたときは、その推量(意志)内容の蓋がい然ぜん性(=実現する可能性)を強める働きがある。これを確述用法あるいは強意用法という。文字通り〈確かなこととして述べる〉わけであり、訳すときには「きっと」「本当に」「確かに」「まさに」などの言葉を補ってやればよいだろう。未来のことを推量する「む」や「べし」と併用されているときは、完了の意味合いを含まないことが多いが、全般的にいえば、「……してしまいそうだ・……してしまっただろう」などと訳される用例もしばしば見られる。』 その辺から、「強意」の「つ」「ぬ」であっても完了と表される場合があるのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 URLの方も大変参考になりました。ありがとうございます。