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能楽の謡曲本についての疑問と梅若流の存在について
- 能楽の謡曲本は流派ごとに存在し、セリフや内容が異なる場合があります。
- 梅若流は主流5派には含まれていない流派であり、内容やセリフが異なる可能性があります。
- 古い昔の雰囲気が好きな方や謡曲本の筆書きが楽しいと思われる方にはおすすめです。特殊な点や解釈の仕方にも楽しみがあります。
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質問がばらばらなので難しいのですが…。 >流派が違うと、セリフも違うんでしょうか? 違います。登場人物数さえ変動します。 >梅若流というのは、能楽の世界において、どういった存在なんでしょうか? 能の一派流です。それ以上でも以下でもありません。現在の能の世界に突出した流派なんてそもそも見られないはず…。 ただ、上方か江戸かと言ったら、たしか江戸だったかな…。 私は能を見るときは流派ではなく演者で決めるので(どんな流派でも、下手な演者だけは御免です)、気にしたことはありません。 >内容が一致しないのだろうか・・・と不安です。どうなんでしょうか? 内容が一致する、というのであれば、一致しないものなどありません。井筒は世阿弥の作品ですが、自筆の謡本が残っているか私は知りません。残っていない場合は、各流派が持ち伝えてきたものなので、当然一致しません。 この流派ごとによって異なってしまう謡を研究的観念から見直してきたのが岩波の旧大系による「謡曲集」(上下)です。 もっとも一般的な形式を知りたいのなら、これに当たるのが適当です。(ちなみに新大系からも出ていますが、こちらは…評価が悪いです) でも、古書がほしいんですよね…あまりその意味がわからないのですが…(だって本物の伝本になると半端なく読みにくい上に美麗とも言いがたい字だし…字を写したいならそれこそ高野切あたりをあたったほうがよほど目の保養になりますし…) 点(なんて言ったかは失念しましたが)については気になさらずとも鑑賞できます。 比較的安価で見られる芸能ですから、能関係のホームページなどを当たられて「これいいかも」と思う能のチケットを予約し(これも会場に電話すればいいので簡単です。やはり正面が一番見やすいです。脇正面は避けましょう)、それから活字でも何でも良いので(注釈のある活字が一番助けにはなります)内容把握をしてから実際の舞台を生で見る、これ以上のものはありません。 謡は短いですよ。流し読みでも5分でできちゃいます。でも、実際の舞台はすごい時間をかけてつくられるんです。その臨場感こそ最高です。
お礼
回答ありがとうございます。 流派が違うとセリフが違うんですね・・・!>< 演者がうまいかへたかが、まだ分からない初心者なので、とにかくいろいろ見てみるのが大事なんですね。