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自閉症の妹が性的な事件に巻き込まれ、養護の人の導入を求めますか?
- 私の妹は自閉症をもっており、特別学級に通っています。しかし、最近起こった性的な事件により、私たちは困惑しています。
- 妹はトイレに無理やり連れて行かれ、男の子にキスをさせられるという出来事が2回も起こりました。加えて、相手の親はシングルファザーで暴力団の一員であり、直接彼に話し合うことができません。
- 私たちはこのような状況について、特別に養護の人をつけてもらえるかどうか検討しています。しかし、学校側からは明確な答えは得られませんでした。どうか助けてください。
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#1です。連続で回答をします。 >妹の養護クラスは生徒25人に対して先生6人、介助4人とすごく多いんです。だから、新しく雇うのは難しいと言われました。 なるほど、そういう事情でしたか。それでは、やることは一つです。学校と正面から話し合いをすることです。 実は私は、元々学校の教員でした。今は、大学の教員をやっています。だから、学校や先生を責めるようなことは嫌いですし、学校には学校の事情が有ることもよく分かっています。 でも、「先生たちに流されてしまいました」ということであれば、それは学校が悪いのです。勇気を出して要求をするように、お母さんにアドバイスをしてあげて下さい。必要なら、この回答をプリントアウトしても結構です。 1.今回の「事件」の責任は学校にあります。難しい言葉で言うと「管理責任」と言います。男の子自身や保護者にも責任が無いとはいいませんが、「学校で起きた事件」について「自閉症で知的な発達遅滞がある子ども」の責任を、本人や保護者に問うのはおかしな話でしょう。 2.何が問題だったのかというと、 ・2度目であるという事(過去のお姫様だっこ) ・偶然による事故ではなく、性的な被害を受けた「事件」であること の2つですね。 これは、例えば休み時間などの、「友達同士がぶつかった」というような、先生の努力では防ぎようもなかった「事故」ではないはずです(私は、そういうことについて管理責任を問うのは先生が可哀想だと思っています)。 今回の事件が防げなかったのは、学校としては問題です。つまり、学校は、責任の所在について明らかにすると同時に「再発防止」の手だてを講じる(ちょっと難しい言葉かな?)必要がある、ということです。 3.そこで、そのことを学校と話し合います。内容は3つです。 ・今回の件については、「事故」ではなく、妹さんが性的被害者である「事件」だと思うが、どう考えるか。学校としての考えを聞かせて欲しい。 ・学校として管理責任があると思うが、その点は認めるかどうか。 ・今後、再発防止のために、どのような手だてをするつもりか、具体的な方針を聞かせて欲しい。 学校の言っていることで、やむを得ないな、という事は「その男の子専属の大人を付ける」ということは、「表向きはできない」という点です。 *ここらあたりは、お母さんに読んでもらって下さい。 「表向き」というのは、ある子どもに対して専属で先生なり介護員なりを付けることは、「制度としてできない」ということです。これを認めてしまったら、難しい言葉ですが「公教育」という制度そのものが、グチャグチャになってしまいます。 ですから、学校として「そうします」とは絶対に言えないのです。けれども、学校だって馬鹿じゃありませんから、それが必要だ、ということは分かっています。 だから、話し合いの中で、具体的な手だての一つとして、そのように重点的に見てもらえるのかどうか、を聞いてみて下さい。あなたはまだ、子どもでしょうから、あまり教えたくない言葉なのですが、オフレコでなら話をしてくれるはずです。 それは「心がけ」の話ではなく、例えば「休み時間は、こういう体制を作る」など具体的な手立てがどこまで作られているか、ということです。 4.学校との話がうまくまとまらない、納得がいかないなら教育委員会に行きましょう 「煽り立てる」ようなことは言いたくないのですが、これは立派な性犯罪です。被害者として、対策を要求する権利があるし、学校や教育委員会として、対策を考える義務もあります。 そうしたことについて、怖じ気づく必要は全くありません。 教育委員会というところは、筋を通した話にはちゃんと聞く耳を持っていますよ。
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- hukuponlog
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それはとても困った「事件」です。心配ですよね。その男の子は自閉症ということですが、高機能自閉症ではなく、発達遅滞(知的障害)も併せて持っているのでしょうか? 「特別学級」というのは、たぶん特別支援学級のことだと思います。妹さんの学級では、何人の生徒がいて、何人の先生が付いているのでしょうか? 先生の数は、法律で決まっていて特別支援学級の場合生徒6人について、一人の先生が付きます(普通級は40人に1人ですね)。 でも、実際にはそれではとても大変なので、都道府県や市区町村毎にもう少し先生の数を増やしたり、先生ではありませんが介護員という人をクラスに付けたりして、充実した指導ができるようにしています。 その増やす数は、都道府県や市区町村の予算と考え方で、変わってきます。今回、このような「事件」が起きたのは、たぶん先生の目が行き届かなかったせいでしょう。充実した自治体では、先生と介護員を入れて、3人の生徒に1人の大人(先生と介護員)が付くくらいにしています。 >特別にその男の子専用に養護の人をつけてもらうことは可能だと思いますか? ですから「その男の子専用」というわけにはいきませんが、介護員の数を増やすことは可能です。そのことで、結果的に目が行き届くようになるはずです。もちろん、今回のような「事件」については、特別に注意を払ってくれるでしょう。 これは、特別支援学級がある学校の自治体(市区町村)の教育委員会の管轄になります。先生が「明確な答えを教えてくれません」というのは、学校として増員を要請しても、教育委員会の予算や「基準」の関係で、それが実現できるかどうか、学校には分からないからです。 そこでどうすれば良いか、ということですが。 1.まず校長先生と、今回の事件について話し合いをし、学校としてどうする考えかを聞いてみてください。もちろん「二度と起こらないように」ということなのですが、そのために具体的にどうするか、ということです。 2.その席で、「保護者として教育委員会に人員増を要請する」と伝え、学校からもそういう要請をしてもらってください。そして、実際にお母さんが教育委員会に出向きます。その時、お母さんだけではなくて、クラスの保護者の人達と一緒に行く方が良いです。学校に、そのようにお願いをしてみて下さい。 *大切なことは、こういう「事件」では、学校とケンカをしないで協力をすることです。学校だって困っているのです。 *他の保護者の人だって、クラスに大人が増えるのですから、歓迎する話です。別にその男の子の保護者とケンカをするわけでもなく、「指導の充実のため」に人を増やして下さい、という要請ですから。 3.学校から連絡が入っていれば、担当の職員が、じっくり話を聞いてくれるはずです。もちろん、先ほど書いたように予算の関係がありますから(人を一人雇えば、アルバイトでも年間数百万円必要です)、その場では解決しないでしょうが、働きかけなければ予算は絶対に付きません。 まずは、ここまでやってみて下さい。 それとは別に、やはりその男の子の保護者とは話し合いが必要です。学校での事件ですから、学校立ち会いの下にお互いが話し合うのが良いのですが、そのような保護者ですと「出てこない」可能性もあります。 その時は「出てこない」という事実そのものが、教育委員会に考えさせる材料となります。 大変でしょうが、妹さんのために、お母さんを励ましてあげて下さい。
補足
相談できる人がいなくて本当に困っていました。 とても勇気づけられました。 回答ありがとうございます! あと補足です。 その男の子は自閉だけのようです。 妹の養護クラスは生徒25人に対して先生6人、介助4人とすごく多いんです。だから、新しく雇うのは難しいと言われました。だから母は1人の介助を男の子専用にしろと言ったのですが、先生たちに流されてしまいました…。
お礼
ありがとうございます! なるほど、先生だったんですね。励まされます。 学校は本人とその親に責任を擦り付けているように思えました…。 もちろん、学校も謝っていましたが、本人ばかりすごく責めていました。 以前のときも再発防止するように…と言いながらまた起こってしまいましたし… 母は周りの妹の友達の母親と教育委員会にいってくるそうです。 本当にありがとうございました!