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悪性と良性について
よく悪性腫瘍と良性腫瘍という言い方を聞きますが、いったい何が違うのでしょうか。 もちろん悪性のほうは人体にとってよくないことはわかりますが、医学上なにを判断基準にして良性と悪性を区別しているのでしょうか。 教えてください。お願いいたします。
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noname#2787
回答No.1
臨床上の取り扱いの判断の基準は簡単に書けば 不可逆な変化として 『際限なく増殖傾向があるかどうか』 『ほかの組織への<侵襲>的な増殖傾向があるか否か』 『遠隔組織への転移傾向があるかないか』 です。これらを満たせばすくなくとも臨床的には悪性と判断します。(上記内容を満たしていれば結果として固体を死に追いやりますので一般的に考える「ガン」として矛盾しません。) 組織診断的には、構造異型とか細胞異型(核異型・分化度など)など別に定義があります。この病理的な診断基準を満たしたものは先にあげた『』は必ず満たしますが、必ずしもそれだけが『』を満たすというではなく、悪性と良性というのは究極には判断にあいまいな部分が残ります。細胞的には良性の範疇でも臨床的には悪性という類のものも存在します。
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noname#24736
回答No.2
悪性腫瘍、腫瘍が急速に増殖・転移するのに対して、良性腫瘍は腫瘍の増殖が遅く、転移をしません。 参考urlをご覧ください。