貧困という概念の範囲が不明ですが(米国や日本にも貧困者は沢山いる)、アフリカ等の発展途上国の、いわゆる飢餓にまで追い詰められている貧困者と言う前提でお話します。
完全に無くす事は不可能でも、救済される人達が大幅に増えると言うことにはなるでしょう。
最も、それはそのお金を完全に貧困対策に充当できれば、の話ですが。
そういった貧困国の場合、殆どが内紛状態であったり、また軍事政権国家、そして独裁国家だったりしています。
そうした国々では、信じられないことですが、救援物資の横流しが横行しているそうです。
そしてその横流しで得た金で新たな武器弾薬を買うのだとか。
結局圧制者にとっては、自分がこの国を仕切らなければこの国はもっと不幸になると信じて疑わず、しかも先進国(中国やロシアは、次の理由から先進国からは除外します)と違い、政敵と称される人々の生命の安全も保証されないことから、結局「今そこにある危機」に気付かないか、無視している現実がそこにあります。
救済の為の資金がその一部でも武器弾薬に化けたのではやり切れませんよね。
国連がそれを禁じたとしても、その取締りには『内政不干渉』の観点から限界があるようです。
しかもそうした国々に武器弾薬を平然と売却する大国(特に中国、ロシア、米国)があるのも現実。
せめて日本だけは、そうした武器商人の仲間入りをしないことを願わずにはいられません。
でも現実は、危ないな~。
何てたって日本の経済界は、日本の「武器禁輸三原則」を撤廃しろと、政府与党に強く迫っていますから・・・。
お礼
ご回答いただきありがとうございました お金がいくらあっても、独裁政権で保身しか頭に無い指導者が たくさんいてはダメでしょうね ホントに難しいですね