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日本の選挙

衆議院と参議院の選挙制度について、(高校生に分かる程度に)分かりやすく教えてください。 利点や問題点があれば、それもお願いします。

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  • daytoday
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回答No.2

 両院の定数,任期,選挙区,被選挙権は下記URLをご覧ください。 1 任期の点  任期が衆議院の方が短いことと解散すれば任期が終了することから,民意を反映され易いとされています。  例えば,時の与党が大幅増税の必要性を訴えたとします。財政健全化の観点からは避けられないと。一方,野党は,景気悪化を引き起こすので,絶対に認められないと猛反発したとします。強行採決が難しいか,できたとしても民意を無視する暴挙だとバッシングされる虞があると考えられるとき,衆議院が解散されて,元の与党が勝利すれば,国民は景気悪化はやむを得ず,財政健全化を選択したということになります。お墨付きが与えられるわけです。民意の適正な反映は参議院に比した際の利点と捉えられます。  その一方で,このことは,安定性を阻害するということからデメリットとして捉えることもできます。衆議院議員は,いつ自分たちの身分が無くなってしまうか分かりませんから,じっくり腰を据えて政策研究をするのではなく,常に選挙民に支持を得られるよう顔色を伺うような選挙対策も怠れなくなりましょう。 2 選挙区の広狭の点  区割りは変更され得るので,絶対的特質とは断言できないものの,一般的に衆議院の選挙区は狭く,有権者と立候補者が近い関係にあります。顔の見える関係です。これは立候補者の政策や人となりを判断する上で有効なことです。民意が反映され易いといえます。ところが,このことは地域エゴを助長することにも繋がりかねません。国政を論じても,地元民は直接の関係が見えにくいことから,おらが村の損得で投票行動をし易くなってしまいます。ここにもメリット・デメリットの関係が見られます。  参議院は,選挙区が一般的に広いので,選挙にお金がかかる傾向が強いと言えますが,地域エゴを向きだしにするメリットが薄いので,国政全体の視点を持ち易いと言えます。  ただし,両者は政党政治が中心になるにつれ,その違いが薄くなっているとも言われます。参議院は,カーボンコピーと否定的に捉えられ,その存在意義を問われたもします。二院制のメリット・デメリットという問題もあるわけです。

参考URL:
http://www.hyou.net/sa/senkyoseido.htm
1o1
質問者

お礼

回答ありがとうござました。 大変、参考になりました。

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  • mld_sakura
  • ベストアンサー率20% (264/1282)
回答No.1

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