「語彙力がないため長文で苦戦」ということですが、語彙・文法問題は大丈夫でしょうか。そちらはどれほど問題に感じないのであれば、長文が読めないのは語彙力ではなく、長文読解力の不足ではないかと思います。
英検の語彙問題は、けっこう難しめだと思います。私が英検2級を受けたのは何十年か前のことですが、語彙問題は3割くらいしか解けなかったにも関わらず、リスニングにも長文読解にも問題はなく、余裕で合格できました。昨年、試しに準1級の過去問を解いてみたときも、語彙問題は5、6割しかできなかったのに、リスニングや長文読解には問題なく、特に長文読解は、ほぼ完璧でした。
もちろん最低限の語彙力は必要ですが、英語を読み取る力がつけば、知らない単語が少しくらいあっても、長文は読めるんです。ところが、長文読解力が足りない人ほど、知らない単語が1つでも出てくるとそこで思考が止まってしまうので、「読めないのは単語がわからないため」という誤解をします。
ですから、長文読解に問題を感じている場合は、単語を覚えるよりも、長文をどんどん読み進むトレーニングをしたほうがいいと思います。そうやって出てくる単語をチェックしていけば、重要な単語は自然に覚えていきます。文章をたくさん読むことは、英語の底力を押し上げていくことになるので、今後さらに力を伸ばしていくためにも重要です。
どんな長文をどのように読むかは、いろいろな方法がありますが、英検2級の試験対策であれば、とりあえずは英検2級の過去問や練習問題に取り組むのが早道かと思います。
お礼
なるほど・・・長文読解力が足りなかったんですね。1番の語彙問題は4~5割しか取れないので心配になりましたが、これでもいいんですね。勉強になりました。でも、準1級も楽々取られているようで、すごいですね。ただただ尊敬します!!