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判決を書くのは?
裁判が合議体の場合、左陪席(傍聴席から向って右)がその裁判の裁判長なんですよね? 判決文も左陪席が書くのですか? 左陪席にはだいたい一番若い裁判官が座っているような気がするのですが。
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裁判長は、中央の裁判官ですよ。 裁判長は、大抵、その部の総括判事と呼ばれるベテランが当たります。 その次に位置するのが右陪席裁判官で、若手の判事か、経験5年以上で最高裁の指名を受けた、いわゆる「特例判事補」が当たります。 左陪席裁判官は、ほとんどが経験5年未満の判事補が当たります。左・右両方が未特例判事補ではいけないことになっています。 ふつう、左右がある場合は、左大臣・右大臣のように左が偉いのですが、裁判所に限っては逆ですね。 で、お尋ねの判決文ですが、判決を起案する「主任裁判官」は、その一番若い左陪席裁判官が担当することが多いそうです。 「起案」ですから、合議の内容を取りまとめて文章にするということであり、その人が判決内容を決めるわけではありません。