春分の日に
今日、春分の日は、太陽が赤道の上の真上にくる日で、今日よりは夏至の日まで北半球の北緯23度27分までゆっくりと3ヶ月かけて上がっていき、それからまた南に下りていき赤道に到達するのが秋分の日で、さらに南に下がって南緯23度27分に到達するのが冬至の日。ここまでは、学校で習っているとおりの知識です。
それで、太陽が近づいてくると夏で暑い、遠ざかると冬で寒いですが、日本では夏至の6月23日ごろよりも、8月のお盆の頃のほうがもっと暑いです。わたしの、住んでいるところは、東経100-23-17/北緯20-35-17、海抜1824メータで北回帰線まで直線で約300キロの距離、4月末から5月末が一番は暑い、6月になると暑さの峠はこし、涼しくなってきます。
(北皆既線のところの国道沿いに、高さ10メータ、巾20メータ,厚さ10センチのコンクリート壁2枚が10センチ巾で建てられており、夏至の日の正午にだけ1分間ほどその壁の隙間の一番下まで太陽光が届き影がなくなります)。
ところが7月初めでは再び太陽は本当に真上で正午では影などなくなるのに、5月のような暑さはなし、夜間は寒いっていうくらい涼しいです。冬至すぎると昼間でも寒い日があるという程度です。
なんで、太陽が近づいた、遠のいたという距離で温度が関係ないんでしょうか?日本では太陽が遠のいて2ヶ月後が灼熱の日々。北回帰線辺りで温められた海水が2ヶ月たって日本太平洋近海まで流されてくるからでしょうか?
それでは、私の住んでいるところでは、6月から8月は一番暑い筈なんですが、6月の声を聞くと急に涼しくなります。
春分の日にふっと思いついた疑問です。