結婚前の性行為の問題点は？

質問

最近ではよく、婚前交渉や１０代の性行動について問題になっています。
がしかし、昔それは悪い行為だという考え方が主流だったのですよね？
それでは何故結婚前に異性と性行為をすることがいけなかったのでしょうか？

倫理的にいけないという教えを私はこれまで学ばされてきました。
しかし「なぜ？」突き詰めて考えていったとき、納得できる答えはでませんでした。

どなたか教えていただけたらうれしいです。

回答No.6

kokuzoh

５０代の男性です。
＞それでは何故結婚前に異性と性行為をすることがいけなかったのでしょうか？
ソレは男性中心社会の名残だと思います。
昔は、男性は結婚するなら処女と言う考え方がまかり通っていました。
処女と言うだけで女性の商品価値が上がったのです。
しかし、今はあまり気にする人はいないのでは？

回答No.5

ken_pe66

だれも突き詰めてには答えてくれていませんね（苦笑）
人が欲望をもっているのでまずはその欲求がありますね。
それは本能だからしかたないです。
質問者の方は日本史や和歌、古文に出てくる歌がそれこそおおらかなフリーセックスの時代だったことを見聞きしたことはあるでしょうか？
つまりもともと日本では昔々はやってたんですよ（笑)
それが、宗教（とくに儒教）や文化と言われるものにかこつけて
権力者が都合よく欲しいもの搾取する（男も女もだけどね）ことで
「結婚前に異性と性行為」ことを非難して都合よく言った人たちがいたんだよね。そのほうが、権力者や上に立つ人が都合がよかったんです。
というのが貴方が倫理的と言った言葉の裏側です。

現代の世でという話になると、、性行為をすることで勉強しない、
働かない、子どもできても育てられないでは本人も困るし回りも困るから社会として悪のように言われてしまうんだよ。

生物的には男性は１０代後半、女性は２０代後半が１番種付けに都合の
よい体とどこぞの本に書いてありました。

社会という視点では上記”ない”と３連呼したことにつきますね。
今年親父になった新米親父より突き詰めてに答えるとこんな感じでしょうかね？参考まで

回答No.4

leman

やっぱり子供の問題ですね。

けっこう親に成るってある程度の覚悟が必要と考えます。それをその覚悟が出来ていないままいきなり親になるのですから戸惑いが多いように
思えます。

それからいわゆる”できちゃった婚”で結婚した夫婦で１０代などは離婚率が高いことがデータで証明されていますからね。だって芸能人の夫婦でさえよく離婚しますから。世間体だけで結婚という形にするのもどうかと思う。

回答No.3

kadowaki

既婚男性です。

まず、どんなに自明のこととされている美徳や教義にしても、それが長期間にわたり、多くの人々によって信じられてきたとすれば、それに従っていれば得をする、少なくとも損することはないという信頼感なり、安心感なりが背景にあったからだ、と考えた方が間違いないと思います。

＞最近ではよく、婚前交渉や１０代の性行動について問題になっています。
＞がしかし、昔それは悪い行為だという考え方が主流だったのですよね？
＞それでは何故結婚前に異性と性行為をすることがいけなかったのでしょうか？

ここも、「悪い」という判断基準が確立する前段階で、実際に「婚前交渉や１０代の性行動」が横行したために、多くの少女の性的被害が続発し、それが社会問題となったことがあったからと考えた方が正しいと思います。
その結果、多くの経験に基づいた性に関する常識なり、道徳なりが生まれただけのことだと考えられます。

たとえば、処女を純潔として賛美するという倫理観にしても、その背後には、処女でない女性、つまり他の男と性行為をした女性と結婚すれば、夫は自分の血の流れていない子どもをわが子として可愛がったり、養育したりさせられる確率が高くなり、それを排除しようという意図があった、としか説明しようがないわけです。

なお、「１０代の性行動」の規制については、女性の場合、１６歳で法律婚ができなくはないですから、あくまでも未婚状態での性行為だけを規制しているわけです。
この法律が生まれた時代には、まだ現在ほど確実な避妊方法が普及していませんでしたから、妊娠の可能性を秘めた性行為を未婚の男女がした場合、誕生した新生児の生存権が危険にさらされる恐れがあると考え、それを規制する必要があったと考えられます。

こういった長い間続いてきた性的道徳や倫理観が、ここ数十年前から揺らぎ出した最大の要因は、女性の社会的進出による経済的自立及びより安全・確実な避妊方法の開発・普及であると考えるしかないと思います。
この二つの条件さえクリアしていれば、女性はたとえ婚前セックスを非難されても、別に現実的に何も困ることなどほとんどないのではないでしょうか。
こうした事情が、特に現代女性の、昔の女性に較べてより積極的な性行動を土台で支えていると考えられます。

ただし、男性の中には、性道徳や倫理観の成因や背景について知らないまま、相変わらず昔ながらの性的な美徳や規制を遵守している女性をより高く評価する人も少なくないですから、こういう真面目、堅物（？）の男性と結婚しようと思う女性は、昔ながらの貞節を重視した方が無難なのかもしれません。

回答No.2

walkingdic

最近ではよく、婚前交渉や１０代の性行動について問題になっています。

＞がしかし、昔それは悪い行為だという考え方が主流だったのですよね？
昔といってもどの程度の昔を考えるのかで話は変わってきます。
年齢について言うと、少なくとも女性は１０代での婚姻は珍しくはなく、生理が順調になるころには一人前の女性として、子供を作るのは当たり前でした。今のように２０代以降が多くなるのは最近のことです。

婚前交渉についていえば、実は古代日本では性に関してはかなりおおらかだった時代があるようです。ただ社会制度が出来上がるとともに節度が求められるようになってきたというのが実情のようです。

＞それでは何故結婚前に異性と性行為をすることがいけなかったのでしょうか？
これには二通りの意見があるようです。

・ひとつは性病に対する防御のため
・もうひとつは血縁関係の維持（子供の問題）

です。

ご存知のように、昔の時代は性病は怖いものでした。
今のようにまともな治療法がないわけですから、不特定多数と婚前交渉する行為は危険を伴っています。今でも数多くの病気があるのはご存知の通りです。
さすがにＡＩＤＳはなかったにしても、淋病・梅毒などの病気はもちろん、子宮頸がんも原因は性交渉が原因のウイルス感染によるものが８割以上という報告もあり、性行為は危険を伴います。
当時の人たちは、詳しくはわからないものの、それなりに経験からそういうことも学んでいたのは事実で、それが抑止力のひとつとして働いていたのは否定できません。

もうひとつである後者の子供の養育のためというのも、重要な話です。
集団で共同生活をしていた時代から、個人個人が富を蓄積するような時代になり、血縁を中心とする一族単位の社会になっていくと、子供の養育や一族という血縁を守るために、特定の人とのみ子供を作るという形が生まれてきます。
そうしないと、誰の子供かわからないので、血縁をよりどころとする社会単位である一族が守れないからです。もちろん子供の養育を誰がするのかという問題もあります。
父親不明ではどうにもなりません。なので、婚姻という仕組みが生まれるわけです。

そうすると、婚前交渉は父親不明、血縁関係不明（母親は特定できますが．．．）という子供を作り出すことになり、必然的にその社会からはじき出されることになります。
当時は有効な避妊方法はありませんでしたし、堕胎行為も命がけでしたから、これはシビアな話になります。

そのため、婚前交渉はよくない、という話が当然の話になったわけです。

ちなみにでは今はどうなのかというと当時よりはかなり話は変わってきているとは思います。ただ、病気の話についてはいまだに問題を抱えていますし、父親不定、未婚の母となると、経済的にも楽ではないのが一般的です。
とはいえ避妊方法が充実しているため、昔ほどは深刻というわけでもないでしょう。

となると、不特定多数というのは性病の関係から問題が多いですけど、ある程度特定の相手とのみ交渉を行うことでリスクは減らし、検診によりリスクを回避し、そして避妊をきちんとするのであれば、否定する根拠は薄れているかもしれません。

お礼

回答ありがとうございます。

性病についての正しい知識がなかった時代はきっと本当に危険な問題だったのでしょうね。
もうひとつの血縁という問題、これは確かに重要だったのでしょう。

なんかうまく言葉にすることはできませんが、たいへん勉強になりました。ありがとうございます。

回答No.1

nourider

旧約聖書に書いてあるからです。

しかし、日本の町民農民文化ではそれほど処女性は重要視されていませんでした。
明治以降の欧米の影響と武家社会の考え方が混じり合って日本独自の処女観がうまれたようです。でも所詮日本人のほとんどは町民や農民出身ですから長く続かなかったのでしょう、今更そんなことを後生大事にしている女性は稀です。

意外かもしれませんが、今では結婚前女性の処女率はアメリカの方が高いのです。日本とフランスはさばけちゃったみたいですね、フランスは制度自体もかなりフレキシブルになってます、それによって出生率を上げる事に成功しました。日本は実態と制度にかなりギャップがあるので、無戸籍児童とかの悲劇が生まれます。さっさと実態に合う制度に改めないと出生率なんて上がりません。

お礼

回答ありがとうございました。

日本では欧米の文化と武家社会の考えが交じり合って処女観が生まれたのですね。…そういえば以前、女性の貞操のために性器に取り付ける器具を(おそらくヨーロッパのものだと思うのですが)本で見たことがあります。「処女」という考えは欧米色の濃い考えだったのですね。

アメリカでの処女率が日本より高いというのは驚きました。でもそれは何でなのでしょうね？疑問が疑問を呼んでしまいます…

ありがとうございました。