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獣医さんは野鳥を診てはいけない?
スズメを保護している者です。 スズメが怪我をして獣医さんに連れて行ったところ、条例違反になるので野鳥は診れないと言われました。 以前違う病院に行ったときには診てもらえました。そして、今回行った病院で問診表に「かかりつけの病院」とあったので、以前行った病院名を書いてしまったのですが、学会などで以前診て貰った獣医さんが攻められるということはありませんか? もし、そうなら大変なことをしてしまったと思います。この先その獣医さんが野鳥の診察をしなくなるということはありますか?
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは、スズメを獣医さんにつれていかれるなんて、質問者さんは心の優しい方ですね。 さて、ここは法律のカテですので... ケガをしたスズメを獣医さんにつれていったとき、捕獲許可は取られてましたか? 捕獲許可証付きで獣医さんに連れていったら、断られなかったかもしれません。 許可がなければ、鳥獣保護法違反です。 (スズメの場合は狩猟鳥獣ですので、猟期に可猟区で素手で捕まえるぶんには許可は要りません) 法律違反にならないようにするには,県や市町村の鳥獣保護の担当のところへ連絡すれば、許可を持った人が保護してくれると思います。 しかしながら、実務的には、 スズメは有害鳥獣として捕獲していることもあり、小学校でケガをした鳥を見付けた場合などは、教育上の観点から捕獲治療しますが、 それ以外の場合は、自然の成り行きに任せる(放置)ケースがほとんどだと思います。 さて本題に戻って、心優しい獣医さんのコトは特に心配入らないと思いますよ。 ケガをした動物を治療するのは、獣医さんの仕事ですからね
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- gerappa
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No3さん。少し間違えておられるようなので補足します。 野鳥に限らず野生動物を捕獲するには、狩猟場や猟期の有無に関係なく、狩猟免許が必要です(勝手に捕獲すると狩猟法違反となります)。 狩猟免許試験を受験すれば分かりますが、絶滅の回避、個体数の保護と言うことで、捕って良い鳥と駄目な鳥等こと細かに決められているからです。 さて今回の場合ですが、現に目の前で(足元で)怪我をして動けなく、或いは飛べなくている小鳥を見つけた場合、純粋に「かわいそうだ」と言う気持ちから、これを保護することは直ちに違反となるでしょうか? 一番良いのは、県や市町村の担当部課の方に保護してもらうことでしょうが、仕事の都合で来られないかも知れませんし、来れたとしても時間がかかるでしょう。 その間に野良猫等に食べられてしまうかもしれません。 今回のような場合は、刑法で言うところの『違法性阻却事由』に該当すると思われます。 刑法第37条(緊急避難)が準用できるのではないかと考察します。 とりあえず保護して緊急の危険性が去ったならば、速やかに県や市町村の担当部課に電話等で報告し、小鳥を獣医師に診せた後のことについても相談するのが良いと思います。 小鳥が元気になって再び自然に帰れる日まで、保護を継続することを委任されるかも知れませんが、そうすれば自然に帰すことを条件に飼っても何も心配はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 法律というのは本当に難しく、知らないと大変な目に遭うことがありますね。 gerappaさんは専門家の方なので、的確なご回答していただけて勉強になりました!! 鳥獣保護法という法律があって勝手にスズメなどを飼ってはいけない、、、ということくらいしか知らなかったので、文章を読みながら「なるほど~~」と、感心してしまいました。 私のような知識のないものは、「法律」とか「条例」とかそういった言葉が出るだけで、ゾっとしてしまうんです。 今回も、ゾっとしたことが元で相談させていただいたんですが、皆様の詳しいご説明とアドバイスのお陰で悩みが解決しました。 ありがとうございます!!
- ojisan-man
- ベストアンサー率35% (823/2336)
不確かな知識で申し訳ないですが・・ スズメは都道府県によって「害鳥」に指定されているので、獣医さんではおおっぴらに治療出来ないのではないでしょうか。 でもこの程度のことなら、親切な獣医さんに迷惑をかける心配はないと思いますよ。
お礼
アドバイスありがとうございます。 そうですね、必ずしも今回診てくださらなかった獣医さんが悪いということではないんですよね。確かに仕方ないことなのかもしれないですね。 やはり許可を取っていないことが診てもらえなかった原因ですしね。 でも、ojisan-manさんにそう言って頂けてホっとしました。 私はどう攻められようと平気ですが、親切な獣医さんが攻められたら大変だと焦り、落ちつかなかったので。。。。 良かったです~ご親切にありがとうございます!
- sirokiyat
- ベストアンサー率23% (204/867)
野鳥を見てもお金はもらえないので儲からないので、そういって断ったのだと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。 そうなんですね、野鳥を診ても診察料としてお金をとれないということなんですね。 そうだとしたら、とても悲しいことですよね、実際にそのようなことで☆になった野鳥の子もいるでしょうし・・・
お礼
アドバイスありがとうございます。 許可は取っていなかったので、私にも落ち度は確かにありました。 pachikuriさんの仰る通り、許可があれば診ていただけたのかもしれないですよね。 詳しいご説明と、分かりやすい実態を教えてくださり、ありがとうございます!!でも、自然の成り行きに任せるケースがほとんどだとは驚きました。 どんな小さな子でも生命があるっていうのに、残酷ですね。 スズメは本当に可愛い鳥獣ですけどね、もっとそのような立場の方に知っていただきたいですね~なかなか難しいでしょうけど。。。。 でも、前回診て頂いた獣医さんのことは大丈夫なようなので、ホっとしました!! そうですね、獣医さんはケガした動物を治療するのが仕事ですよね。 pachikuriさん本当にありがとうございます!やっと心配事から開放されました~!