普段義理に「お」を付けるとはあまり聞いたことがありませんね。
「お」は尊敬する人に関係する事物に関するものに冠する語ですから、そのような使い方は少し微妙なのではないでしょうか。「義理」という言葉は世間一般で抽象的に存在しているも観念のようなものでですよね。仮にそれに対して「お」もしくは「ご」という形で敬意をつけても誰に敬意を表しているか判断できないと思われますが…
文章から判断すると「みなさま」に敬意を表していると思いますので、その場合は「みなさまが義理を欠かされることがないように」といったように、「義理」という観念的なものよりも「欠かす」という行為に対して敬意を表す表現をつければ「みなさま」に敬意を表しているといえるのではないでしょうか。
おそらく、このような質問をされたということで「お義理」という言葉に違和感を感じていらっしゃるのではないでしょうか?しっくりこない言葉を使うよりも他の表現で使いまわせば結構うまくいったりしますよ。日本語って本当に奥が深くて難しいですよね。
お礼
ありがとうございました。 すごくわかりやすかったです。 「みなさまが義理を欠かされることがないように」 こう言えばいいのですね。 本当にありがとうございました。