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質量数 相対質量
高1です。相対質量は、質量数に近いのに、イコールではないのはなぜですか?高校生でも分かるような解説をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
質量数は核子の個数なので必ず整数です。 相対質量は、炭素12を基準にし、実際の原子核の質量を比率で表したもので、整数にはなりません。 その原因は、まず、陽子と中性子の質量が厳密には同じでないこと。 従って、陽子1と中性子2から成る「水素3」と、陽子2と中性子1から成る「ヘリウム3」は、どちらも質量数3ですが、質量そのものは違います。 また核子がくっつくと、くっついていないときと質量が変わるということがあります。陽子1と中性子1から成る「水素2」の質量は、陽子・中性子のそれぞれの質量の和より小さくなります。これは「質量欠損」といって、高校では物理の原子の分野で少し触れる内容ですが、二つの物体が結合するとき、結合エネルギーに相当する質量が減ってしまう現象で、相対性理論で説明される物です。 なお、この質量欠損によるエネルギーの出入りが、核融合・核分裂などを利用する「原子力」のもとになっています。
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noname#69788
回答No.1
同位体があるためです。化学の教科書にも載っていると思います。
質問者
補足
コメントありがとうございます。 同位体が関わるのは原子量についてだと思います。 原子量は分かります。 私が疑問なのは、相対質量の、質量数との微妙な違いです。 例えば、アルミニウムは質量数が27で、相対質量が26.98なのは何故かということです。 答えてもらったのですが、すみません。
お礼
ありがとうございます。よく分かりました。 とても詳しく分かり、スッキリしました。 本当にありがとうございましたっ!!