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直流安定化電源のcv、ccの使い分けについて
初歩的な質問で恐縮ですが、直流安定化電源についている【cv】【cc】というのはどのように使い分ければ良いのでしょうか? 説明書を読むと、以下のように記載されていました。 【cv】定電圧制御 【cc】定電流制御 これは、つまり、例えば『きっちり1mAの"電流"を流したい』と思うときには【cc】になるようにし、『きっちり1mVの"電圧"をかけたい』と思うときには【cv】にすれば良いものなのでしょうか? なるべく簡単にご説明していただけると嬉しいです。
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- foobar
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『きっちり1mAの"電流"を流したい』と思うときには【cc】になるようにし、『きっちり1mVの"電圧"をかけたい』と思うときには【cv】にすれば良い です。 例えば、 100オームの抵抗をつないで、CVモードで100mVに設定すると、1mA流れます。 ここで、つないだ抵抗の値が変わって、50オームになっても、電源はきっかり100mVをかけますので、流れる電流は2mAに変わります。 CCモードだと、1mAに設定しておけば、つないだ抵抗が100オームだろうが、50オームだろーが、短絡して0オームだろうが、無関係に1mAながします。(その分、電圧は自動的に変わっています。)
- esezou
- ベストアンサー率37% (437/1154)
orangefileさん、今晩は。 二次電池の充電を考えてみます。 リチウムイオン電池の充電終了電圧は4.2Vですので電圧をこれにあわせます。 最大充電電流は2Cとして、例えば1.6Aとし、この値をセットします。 充電初期は、セル電圧が低く(例えば2.5V)大きな電流が流れようとしますが、CCモードとなり最大電流が1.6Aとなるような電圧となります。 充電が進むにつれ、電流値が小さくなり、セル電圧が上昇しますが、CVモードで4.2Vに制限されます。 他には回路実験している時、ショートや配線ミス等から回路を保護する為、例えば3.3V、100mAにセットしときます。 正常ならCVモードで、必要な回路電流(例えば80mA)が流れますが、 異常時はCCモードとなり100mAに制限され、回路を壊さずすむかもしれません。 また電源ONの時の突入電流を制限できます。 制限すると動作しない回路の発見や突入電流の簡易測定にも使えます。 結論:回路に必要な電圧(きっちり)、電流(必要値+α)にセットすると実験電源として非常に便利というか必須。
お礼
esezou様、ご回答どうもありがとうございます。 ええと、つまりCCモード(CVモード)というのは、電流(電圧)が流れすぎてしまわないようにするための、機器の安全装置と思えばよいということでしょうか。 >結論:回路に必要な電圧(きっちり)、電流(必要値+α)にセットすると実験電源として非常に便利というか必須。 必要な電圧、電流にセットする・・・というのは、直流電源自体の性能を例えば3.3V-100mAのもの使用すれば良いということでしょうか? (それとも、普通は電源にそういうセット機能が付いているものなのでしょうか?) もしお手数でなければ、またご回答いただけると嬉しいです。
- miran_2006
- ベストアンサー率25% (29/116)
>これは、つまり、例えば『きっちり1mAの"電流"を流したい』と思うときには【cc】になるようにし、『きっちり1mVの"電圧"をかけたい』と思うときには【cv】にすれば良いものなのでしょうか? yes
お礼
早速のお返事どうもありがとうございます。 すみません、追加で以下質問させてください。 例えば【cv】表示ででも電流は流せれるけれど、流している電流はあまり正確ではない(というか流している電流がふらつく?)ということで良いのでしょうか? もしお時間がありましたら、またご回答いただけると嬉しいです。
お礼
foobar様、わかりやすいご説明どうもありがとうございます。 なるほどです!