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生物化学反応速度の計算で
いまいち解き方が判らないのですが、 どのように計算すればよいのでしょうか? マルトースはグルコアミラーゼにより加水分解されグルコースを生成する。PH4.5の緩衝液に溶解した100mMのマルトース溶液100mlに本酵素を30℃で作用させた。次の問に答えよ。ただし、k(+2)=2.0[s^-1],e0=5μM,Km=30mMとし、生成物であるグルコースの影響は無視できるものとする。 (1)基質のマルトースと生成物のグルコースの濃度の経時変化をグラフに表せ。 (2)反応液中のグルコース濃度が140mMに達するまでの反応時間を求めよ。 (3)種々の微生物(カビ)起源のグルコアミラーゼをスクリーニングしたところ、Km値=5mM,k(+2)=2.2[s^-1]をもつ新規の酵素が得られた。この酵素を用いて反応を行うと、グルコース濃度が140mMになるのに要する反応時間はどのくらい短縮されるかを答えよ。 答え:(2)176.9分(3)61.7分短縮される。
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- rei00
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回答No.1
> k(+2)=2.0[s^-1],e0=5μM,Km=30mM ・K(+2), e0, Km って何ですか? ・それらの値と反応速度を関係付ける式は? ・教科書にその式は出てませんか? 補足下さい。
補足
『k(+2):生成物速度定数』 E+S⇔ES→E+P ミカエリス・メンテンモデルで説明します。 例えば、上の式の反応速度定数kについてですが、 最初の矢印の右向きがk(+1)、左向きがk(-1)です。 『e0:反応液中に存在する酵素の全濃度』 『Km:ミカエリス定数』 あと、この関係の記述を書きます。 「ミカエリス・メンテン式の特徴」 (1)反応速度vは酵素濃度e0に比例する。 (2)基質濃度sが低い範囲ではvは直線的に 《勾配=k(+2)・e0/Km》 即ち、気質濃度の一次に比例する。 (3)sが充分に高くなると、vは最大速度Vmaxに漸近する。 この状態では、全ての酵素分子に基質分子が結合している。 (4)Km値はVmaxの1/2の値を示す基質濃度の値と一致する。 語句の説明はこのようなもので宜しいでしょうか? 式についてですが、時間に関係するものがいくつか乗っていますが、 阻害の条件によって違う形になっていまして どれを使えば良いのか良く判りません。 因みに『講談社・生物反応工学P105【8】』の問題です。