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高校化学I(イオン)
C(炭素)の原子が陽イオンにも陰イオンにもなりにくいみたいですけどどうしてなりにくいのですか教えてください?
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はじめまして。 平たく言うと、炭素原子は4つの最外殻各原子を持っており、安定したイオンになるためには、最外殻の電子を4つとも失って、陽イオンになるか、4つの電子を得て陰イオンになるしかないからです。 普通、イオンになるには電子を離すか、得るかしなくてはなりませんが、これを行うためにはエネルギーが必要になります。ですから、授受する電子の数が多くなればそれだけエネルギーが必要になってしまいます。このため、炭素原子はイオンになりにくいのです。 さて、ここからはもう少し難しい説明をします。それは、同じ最外殻原子を持っているのに、スズなどはイオンになるのかということです。スズは炭素よりもたくさんの電子殻を持っています。その中には完全に埋まっていないものがあって、もしそっちの電子殻のほうが、より少ない電子の授受で埋まるならば、その反応によりイオン化することができるのです。 この理論を説明していくと、すごく難しい話になるので、興味があれば大学で勉強してください。 少しでも、お役に立てたなら幸いです。それでは。
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noname#69788
回答No.1
単体で安定しているからです。大学の先輩でC4+ + Hの反応の理論研究をした人がいましたが、こんな反応は原子炉の中ぐらいでしか起こりません。