• ベストアンサー

75歳以上の人って、本当に偉いの?

批判や反論を覚悟のアンケートです。 「後期高齢者医療」 の保険料徴収に対して批判が多いですよね。 どうして75歳で区切るのか、なぜ年金から天引きするのか、年寄りは死ねと言うのか ・・・ 批判の内容はもっともだなと思います。 ただ、その中で非常に気になった意見が一つだけあります。 「75歳と言えば、ちょうど高度成長を支えた世代であり、日本の復興に最も貢献してきた世代、言い換えると最も苦労させられた世代だ、なのに何だこれは!」 という主張です。 考えたのですが、これらの人たちは昭和8年生まれですから、終戦の時には小学校高学年だったはず。 という事は実際に徴集されて戦地に赴いた人はひとりもいませんよね? ここ百年くらいのスパンで考えると、最も苦労した世代というのは大正時代に生まれた世代ではないでしょうか? この人たちの大部分は赤紙一枚で徴集されて命を落としたか、あるいは戦地で地獄の苦しみを味わい、焼け野原の日本に帰って、無一文から出直した世代のはずです。 今、75歳の人たちは、この世代の次の世代ですよね。 日本の復興に貢献したと言いますが、ボランティアで貢献した人なんていないはずです。 みんな自分たちの家族が豊かになるように働いてきたはずです。 その結果として社会全体の底上げが可能になっただけのはずです。 それに 「苦労」 と言いますが、いつの時代でも、どの世代でも苦労を知らない人なんていないはずです。 ただ、その 「苦労の中身」 が変わるだけです。 今の若い世代でも、それなりに深刻な悩みがあったり苦労があると思います。 彼らに言わせれば 「昔の人はいいよなあ、今と違って夢もあっただろうし、家とかマイカーとか、望みがハッキリしていたものなあ」 と羨ましいと思うかも知れません。 という事で、今の75歳の人たちですが、「この世代が最も日本の復興に貢献した世代だ、逆に特別扱いされてもいいくらいだ」 という意見に少し違和感を覚えるのですが、みなさんはどう思いますか? 因みに、「高齢者をいたわる気持ちとか、大事にするという気持ち」 とは別の問題です。 ただ何となく 「ちょっと待って下さい、一番苦労させられたのは、あなたたちより上の世代でしょう?」 と言いたくなっています。 

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • KGS
  • ベストアンサー率24% (1324/5321)
回答No.3

最近の若い者は、という言い回しは壁画を書いていた時代から変わらないようですね。 それと同じくらいに年寄りを武器にするタイプの人もいます。 ケータイは年寄りだから分からん、パソコンやDVDなど難しいことは年寄りだから・・・などなど 生まれる時代は自分で決められませんから、最近の若者はと言われる人でも戦時中に生まれて、そういう教育を受けていれば当然、今の後期高齢者と同じ時代を生き抜いて苦労をしたでしょう。 苦労を武器にして叫ぶしかないのですよ。 他人と対立するときは強さを武器にするより被害を武器に戦った方が効率的ですから。 私の父親も対象年齢くらいで、酒を飲むたびに「苦労話」を聞かせてくれます。 たしかに苦労だとは思うのですが、今のように社会構造が複雑でもなく生きていくことに日本国中がおかしいくらい必死になっていた時代だったように聞こえるのです。 苦労話を聞かされていながら、どうしても楽しかったように思えるので「でも、それなりに楽しかったのでは?」とツッコミを入れてみると「まあな!」とけっこう楽しかったようです。 苦労をしたというのは他人が判断するもので、本当に苦労している本人は自覚すら無いものかもしれません。 私も75歳まで生きることがあって、同じような問題に直面するとしたら何か武器を探さなくちゃいけません。 原油高騰、少子化、ネット犯罪・・・う~ん、ちょっと弱いな。

net-server
質問者

お礼

有難うございました。 KGS 様のお父様も「昔はそれなりに楽しかった」と思っておられるのですね。 時々、昭和の時代を特集した番組がありますが、考えすぎかも知れないのですが、当時の人は、みんな目がイキイキしているように感じませんか? たしかに物質的には今の方が遙かに豊かになっているでしょうが、精神的にはどうなんでしょうね? 先日発生した秋葉原の事件なんて、昔なら考えられない事だったのではないでしょうか。 私なら逆に高度成長期に現役世代だったらなあと思います。

その他の回答 (12)

  • MRT1452
  • ベストアンサー率42% (1391/3293)
回答No.2

そうですね。 生まれた世代毎にその世代の「苦労」というものがあると思います。 それに今の子供たちは、現状のままだと、今の75歳世代以上に老後は苦しめられることになるというのは想像に難くないわけで。 確かに法案自体は少々首をかしげたくなりますが、そういった年配者の意見も首をかしげたくなります。 しかし、高度成長期といわれるのは昭和30年代~昭和40年代のころで、 確かに75歳の型が働き出す時期ですので、表現自体は間違いではないと思います。昭和20年代はむしろ復興期というか、そういった時代ではなかったのかなと。 ただ、それでも時代時代の「苦労」はありますから、それを引き合いにだして反発するというのは利口では無い気がしますね。

net-server
質問者

お礼

有難うございました。 そうなんですよね。 メディアで取り上げられる年配者の意見を聞くと「お前たちが生活できるのは、俺たちが高度成長を支えたからだ」という意見が多いように思います。 それがそんなに偉いの? と首を傾げてしまいました。 もし今の若い世代が高度成長期に生まれていれば、あるいは今の日本が凄い高度成長を続けている国だったら、みんなそれなりに一生懸命働くはずです。 逆に言えば、そんな時代の方がよほど就職も簡単だし、精神的には豊かだったのではないかなと思っています。

  • hyakkinman
  • ベストアンサー率16% (738/4426)
回答No.1

おっしゃるとおりです。 みんな、同じ人間です。 苦労の中身が変わるだけです。 今は、「武器を持った殺し合い」はしていませんが、「いじめ・自殺・誰でも良かった殺人・うつ」などの「心の戦争」の時代です。 が、無責任な人ばかりじゃありません。 苦労は、絶えません。

net-server
質問者

お礼

有難うございました。 「今の若いやつらは苦労知らずだ」 という考えをお持ちの年配者がとても多いように思います。 でも昔の人なんて、学歴が無くてもそれなりに就職も出来たし、夢や希望もハッキリしていて今のような訳の分からない時代でも無かったし、逆に「今の年寄りは苦労知らずだ」と言いたくなりますよね。

関連するQ&A