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「世界平和」って、どんな状態ですか?
「平和な世界」の必要十分条件ってなんなのでしょうか? 何が実現できれば、「世界平和」を達成した、といえるのでしょうか? 「世界平和」って、どんな状態ですか? 例えば「みんな幸せな状態」とか曖昧な答えじゃなくて、 もうちょっと具体的に、「この条件がそろえば世界平和といえる」と いうような、論理的な答えが欲しいです。
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平和学 という学問が最近流行ですよね。 以下、曖昧な記憶ですが。 平和研究の第一人者ヨハン=ガルトゥングは、 平和を脅かす脅威=暴力を 「直接的暴力」と「構造的暴力(間接的暴力)」 の2つに分類しました。 直接的暴力というのは、 戦争など、暴力の主体が明確で流血を伴うものを指し、 構造的暴力というのは、 貧困や飢餓、政治的抑圧、性差別など、 日常的かつ緩慢な、行為主体が曖昧な暴力のことを指します。 ガルトゥングは以上を踏まえた上で、平和を 直接的暴力のない状態=「消極的平和」と、 構造的暴力のない状態=「積極的平和」 の2種類に分類しました。 世界平和、というのは、世界中でこの「積極的平和」が 実現されている状態のことかもしれませんね。
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- uma79
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>統一すれば平和になるのか。 例えばチベットは中国と統一されてますが、「平和」とは言えないですよね。 どうお考えでしょうか。 チベットは、独立したほうがいいと思います。歴史の1過程でしょう。 日本は、昔、アイヌを武力で追い出し、一部同化しました。 やっと先住民族として認めようとしています。 (賠償が発生しないようにとか姑息な文言削除の上) 今、アイヌ北海道国があって、本州以南の日本と対等に統合できれば理想です。 統一という言葉にとらわれては、だめです。今の中国は一方的に統一国家と 言い張っているのですから、正義の戦争といって他国侵略するのと似ています。
お礼
有難うございます。 uma79さんにとっての「真の統一」とは どのようなものなのでしょうか。 アイヌ北海道国と本州以南の日本との「対等な統合」って 具体的にどのようなものをイメージしておりますでしょうか。 考えを教えて頂ければ大変ありがたいです。
- saeka_011
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>「この条件がそろえば世界平和といえる」 相反する矛盾が出てくるので非情に難しい(無理)。 確かに、「力で押さえつけない」と言うのはキーになるでしょう。 説得力があります。しかし現実はどうでしょう。 武力で押さえつけない。それは良い。 しかし、今現実に起こっているのは、「経済と言う力」や「法と言う力」「言論統制という力」で押さえつけ(享受している人が大半)、秩序を保っている状況です。 私も享受している一人ですが、「力」なくして秩序は保てないという証拠です。 >「世界平和」って、どんな状態ですか? 強いて例を挙げるなら、植物世界は「世界平和」でしょうか。 っと思いきや、植物の中には、他の植物に寄生して、その養分を吸い取って枯らしてしまう植物もいる。 人間に例えるなら、増えすぎた人口を抑制するためと、誤った大義を持った殺人者か。 植物世界では、どのような役割か分からないけど・・・。 なので「世界平和」なのどは、理想にしか存在しません。
お礼
書き込みありがとうございます。 >「力」なくして秩序は保てない なるほど。 究極的な「世界平和」は確かに理想なのかもしれませんね。 では、「実現可能な世界平和」は何だと思いますでしょうか?
- rikukoro2
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>「人類絶滅」は「平和」とは程遠いように思えるのですが。 平和の対義語は2つ 「戦争」と「混沌」です ・・・つまり、争いがない そして理路整然としているということです しかし、人類みな聖人君主ではなく、欲というものがあり 人間の思考は必ずどこが矛盾もあり、混沌としています つまり『世界平和を達成した』という状況は 考えに100%矛盾がなく、病気も無く、完璧な生物な存在であらねばなりません。 つまり人類が理想の神そのものという状況にならねば 『世界平和を達成した』とはいえないでしょう だが、人間には死があり、欲があり、人間(ホモ=サピエンス) では不可能でしょう。 つまり人類という種では『世界平和を達成した』というのは無理 矛盾のある存在が完璧なものを作れるはずがりません。 つまり人類が絶滅して、完璧な理想の種の登場を待つしかありません
お礼
書き込みありがとうございます。 平和の対義語の「混沌」と人間の思考の「混沌」は 意味合いが違うように思えるのですが、 いかがでしょうか。
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
『平和』の反対が『混沌』 つまり100%混沌のない状態は『無』しか会え得ません つまり人の世界において100%の「世界平和」は 極論ですが 『人類絶滅』しかないです
お礼
書き込みありがとうございます。 「混沌」とはどういう意味でしょうか? 「人類絶滅」は「平和」とは程遠いように思えるのですが。 rikukoro2さんの考える「平和」と「混沌」の定義を知りたいですね。
- Antithese
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生きたいと思う人が相応の努力の元に、皆平等に生きていける状態。 紛争、飢餓、貧困、病気、事件、事故などに生命を脅かされる恐れのない状態。 あり得ないでしょうが……。
お礼
「生きたいと思う人が相応の努力の元に、皆平等に生きていける状態」 「生命を脅かされる恐れのない状態」。 なるほどです。 「病気」に関しては、どうなんですかね。 誰も病気で死にたくはないのは当然です。 でも、自然の摂理で死んでしまう病もあるように思えます。 癌とか。 それも「平和」のためには打破しなきゃいけないんでしょうかね? Antitheseさんのおっしゃるのは、 「望む人が天寿を全うできる社会」ということになるんですかね? それも一必要条件に思えます。 でも、「死にたい」と思う人は死んでしまってもいいのでしょうか。 また、ただ生きていればいいんでしょうか。 いいような、悪いような。 どう思いますか?
- furupai
- ベストアンサー率20% (103/494)
「平和」とは秩序が保たれている状態のことですから、秩序を乱すものが全て無くなればその様に成るのでしょう。 昔からサヨクが陥りやすい幻想のひとつに、「地球市民」、「国境の無い世界」、「世界統一政府」なるものがありますが、そこに現出するのは、富や権力を握る一部の支配者層と家畜化された人々が構成する、人類史上最悪の「超警察国家」「超管理国家」でしょうね。 嘆かわしいことに現実にそうなりつつありますが・・ それでも秩序が保たれていれば「平和」といえるのかもしれませんが、そんな自由や多様性の無い「奴隷の平和」「悪魔の平和」は御免ですね。 そう考えますと、”平和”という「状態」そのものが大事なのではなく、「何によってもたらされているのか」が重要であるといえます。
お礼
「地球市民」 「国境の無い世界」 「世界統一政府」 具体的には、どんな世界を想定していますか。 これらは、本当に『富や権力を握る一部の支配者層と家畜化された人々が構成する、人類史上最悪の「超警察国家」「超管理国家」』につながるのでしょうか。『自由や多様性の無い「奴隷の平和」「悪魔の平和」』 につながるのでしょうか。 平和は『何によってもたらされ』るべきなのでしょうか。 個人的には、 『政治による暴力のない世界』という 『狭義の平和』を達成するには、例えば「沈黙の艦隊」のような、 圧倒的軍事力を持つ世界統一政府というのが良いアイデアのように思えています。 頭が悪くて質問ばかりで恐縮ですが、 もしよろしければご返答頂ければ幸いです。
- dai-ym
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戦争がなくなればいいのか? それだと今の中国やイスラエル、アフリカの多くの国などは平和なのか? 内戦状態でないのならいいのか? では今の北朝鮮は平和なのか? 暴力を用いた争いがなくなれば平和なのか? 学校である無視のような虐めがあっても平和なのか? 結局、議論でなく争いは存在する限り平和じゃないと思います。 そうなると平和な世界は理想上の存在であって、人間が暮らしていく限り存在することは不可能だと思います。 人間にはさまざまな考え、信条、宗教が有り、それが別の人と大きく対立することがあります。 これは議論できるようなものでなく相手の考えを受け入れることが出来るかできないかの部分が多くあります。 そして、自分の考えが正しいと言う想いがある人ほどその考えを押し付けようとして、それに対して反発が起きます。 これは人間が人間である限りなくならないものでしょう。 反発が起きる限り平和な状態とは言えないです。 また、人間はどうしても欲があり、その欲が他人とぶつかり合うことがある限り小規模の衝突は避けられません。 平和といわれる今の日本でも先日の秋葉原のような事件は起きますし、 300年も一つの一族で支配した江戸幕府だって中を明けてみれば細かい争いは頻繁に起きています。 そういう細かい争いを見ないとすると、その見ない範囲が際限なく大きくなるだけで、実際に平和で無いのにこういう数値だから平和だという論調になるだけです。 または人間みんな同じ考えをするような世界。 しかしこうなったらその人たちは人間なのでしょうか? そうな状況になったらもうその存在は人間と言えないと思います。 人間が人間である限り平和な世界は絶対に無理で、 ある程度の争いと混乱と混沌が混じっているが、 比較的突然命が終わらせられたり財産が理由もなくなくなるようなことがない世界。 が限度だと思います。
お礼
比較論にやはりなるわけですよね。 「平和な世界」というよりも、 「今年は去年に比べて平和だ」みたいな。 「人間みんな同じ考えをするような世界」 面白いですね。 例えば 「全人類が怒りや悲しみの感情をもたない」 これもある意味平和な気もしています。 最高に気持ち悪いですが。
- uma79
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いま、日本の中は平和といえるでしょう。 今の世界では、明日爆弾が降って、何万の犠牲が出ても不思議ではありません。 国家間の戦争のないことが第一条件でしょう。 歴史的に、東西ドイツが統合し、EUが、合体し始めています。 軍備を共有して、脅威を減らし軍備も減らそうという思想です。 日本は戦国時代、64州でしたが、安房の国、駿河の国と争っていたのが 収束しています。 数百年後、世界が統一国家(裏ではいろいろ駆け引きはあるでしょうが) になるのも夢ではないと思います。 TVアニメガンダム00(現在中断中)の世界観です。 このアニメでは人類の科学力を超える脅威の下に、収束するのですが そこまで性急に、平和になるか、疑問符を残しての中断です^^; ひとつの平和実現方法として、世界統一国家があると思います。
お礼
「ガンダム00」見てみたいですね。 世界統一国家。 どんな国家なのか、自分でもあいまいです。 統一すれば平和になるのか。 どんな統一が平和なのか。 例えばチベットは中国と統一されてますが、 「平和」とは言えないですよね。 どうお考えでしょうか。
- anachronism
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> もうちょっと具体的に、「この条件がそろえば世界平和といえる」と > いうような、論理的な答えが欲しいです。 では、この世の中は「世界平和といえる」状態と「世界平和といえない」状態しかないのでしょうか。 第二次世界大戦の遂行中に比べれば、今の世の中は何ぼか平和でしょう。平和と平和でない状態とは、明確に区分できるものではなくて、比較して考えることしかできないものです。 それでもあえて、究極の「世界平和」を挙げるなら、「世界中の誰もが、世界が平和だと思っている状態」としかいいようはないでしょう。そういう状態は、もちろん夢のまた夢ですが、それと対極にあるのが「人類滅亡」でしょうか。要は、その間でわれわれの世界がどの辺にいるのか、ということではないでしょうか。 それを数値化しようという試みもあります。「終末時計」といいますが、地球滅亡を午前零時として、今はその何分前か、ということを時間で表現したものです。これによると、現在は地球滅亡の5分前、だ、そうです。WTCの事件等もあって、2分ほど終末に近づいたとか。これが、1時間前くらいになれば、当面はかなり世界平和に近づいたといえるんじゃないでしょうか。 http://www.thebulletin.org/content/doomsday-clock/timeline
お礼
anachronismさんの 『比較して考える』 『究極の「世界平和」を挙げるなら、 「世界中の誰もが、世界が平和だと思っている状態」』 というのは、僕にとって結構なブレークスルーでした。 「世界終末時計」。 恥ずかしながら、知りませんでした。 人類滅亡までのリミットを時間で表現したもの、との事。 ただ「滅亡しなけりゃいいのか」という疑問もありますね。 「核」とか「気候変動」とか、「人類が一気に滅亡する要素」 に注目しすぎな気もします。計算方法わかんないですが。 極論ですが、毎年10億人死んでも、11億人生まれりゃ 滅亡しないだろうし。でも10億人死ぬ世界が 平和とは言えないだろうし。 「平和だと思っている」人数とその平和度、割合を算出する 「平和メーター」みたいのがあればいいのかな、と思いつきました。 ざっくりとしたアイデアですが、どう思いますか?
- honn1mono1
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世界平和ですネ。 世界平和とは言うならば、『世界が平和な状態』という意味です。 日本が平和であっても、他の国が平和ではなかったら。 日本平和では有りますけれど、世界平和ではないのです。 世界平和の定義は、全世界が平和であることが先ず言えると思います。 では具体的に世界平和とはどのような状態でしょうか。 『みんな幸せな状態は』曖昧ですけれど、必要でしょう。 そうでなければ世界平和では有りませんからネ。 まず、世界平和の条件として。 世界で戦争が消えてなくなること これが一つの条件ではないでしょうか。 戦争が起こっている状態では世界平和とは言えません。 世界から武器、爆弾、核、銃などがなくなって戦争が出来ない状態。 完全に、全世界が戦争を放棄した状態が平和の条件の一つですネ。 環境問題がなくなって環境が整う これも世界平和の条件の一つだと思います。 今世の中では地球温暖化現象、ゴミ問題、水質汚染、大気汚染。 このような問題を抱えています。 これらが改善され解決策を見出して、問題が解決されれば それが世界が平和である条件に整うのだと思います。 環境が破壊されると、いろんなところで災害などが起こり。 様々な問題が起こってきます、これでは世界平和とはいえません。 ですから、環境問題が解決することが平和の条件といえます。 病気による混乱が無くなる。 人間生まれてから無くなるまで病気に掛からない人はいないでしょう。 病気をなくすことは不可能です。 然し、病気によって自殺したりする人も世の中にはいます。 精神病にかかってしまって自殺まで起こってしまっている。 また、生活も困難になってします。 このような問題が解決して混乱がなくなるのが条件だと思います。 まさか、病気にかからないということはないでしょう。 人間は体を持っています、病気にかかるのはしかたないことです。 けれども、どんな病気にかかろうがそれに対処する方法が見つかれば。 それで世界平和といえるではないでしょうか☆ エイズなどを根絶することも世界平和の条件の一つかも知れません。 世界平和の条件を書いたらきりがありません。 そのほかには、殺人事件、火事、地震、竜巻、このようなことに 対処できるようになった世界が平和になるのだと思いますネ。 また、人間の関係がお互いを思いやり、自我をなくして。 相手を思いやるようになった世界、完全に自我がなくなった世界。 人に対して愛を向けれるようになった世界。 これも世界平和の条件だと思います。 条件をいくつかいてもきりがありませんけれど。 今提起されている問題が解決されて。 そして、『世界の人々が安定して、幸せに暮らせるようになった世界』 これが世界平和の状態だと思いますネ☆ 真の世界平和はもっと次元の高いところにあるでしょうけれども。 世界平和の条件は簡単に上記の通りだと思いますネ。
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お礼
ありがとうございます。 直接的暴力のない状態=「消極的平和」と、 構造的暴力のない状態=「積極的平和」。 わかりやすい考え方ですね。 ヨハン・ガルトゥングの本を読んでみようと思います。