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ドイツ人の環境意識
ドイツ人の環境に対する意識の高さが、具体的に分かる資料を探しています。インターネットで見てみましたが、検索の仕方が悪いのか見つかりません。なにか良い資料があれば教えてください。 よろしくお願いします。
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ドイツ、フライブルク市は市民の自然環境意識がたいへん高いところです。 http://www.newsdigest.de/newsde/index.php?cucoaction%5B0%5D=about&option=com_content&task=view&id=660&Itemid=99 ドイツ環境省のHP. http://www.umweltbundesamt.de/index-e.htm 欧州環境情報 http://www.ido21.com/ido21/report/htm/aoki/ousyu_kankyo.htm NHKスペシャル(日本とドイツの比較) http://www.nhk.or.jp/special/onair/080601.html ドイツにはWindpark(風力発電の風車が何十機もまとまって立っているところが何箇所かあります。ザクセン州のWindparkを去年見ましたがざっと数えても60機以上ありました。また、春はドイツの菜の花(バイオオイル用)で黄色にと黄緑のコントラストがたいへんきれいです。 最近はソーラーを屋根に置く家が増えています。 ドイツは電力会社がソーラーの電力を買い取ってくれます。 ドイツは去年消費者税が16から19%になり、(パンや牛乳等の基本食品は11%)最近のバイオエネルギーの影響でパンは去年より30%くらい高騰し、今牛乳農家が値上げ目的でストをしているので牛乳も寝あがる様子を見せています。 ドイツの郊外に住むと車がどうしても必要です。環境税と最近のガソリン高騰で、燃費のよい車に買い替えたり、車から列車やバスに乗り換える人も増えています。また、灯油も高騰のため、ペレットに替えたり、効率のよい電気のボイラーに買い換えるなど、エネルギー節約はよく話題になります。ドイツ人はよく、「節約は一番の貯蓄」と言います。 また、冬が厳しく長いので、春分~秋分の時期は自然を取り入れた生活を満喫します。都市でも家から自転車で10~15分走れば、公園や自然、芝生のある公共プールがあるのが普通です。 ドイツのごみは各家の前に決められたごみコンテナーに入れ、収集されます。 生ごみは各週1回、紙類は2週間に1回、プラスチックは2週間に1回、燃やせるごみは2週間に1回です。 庭のごみは年に2度、 粗大ごみや大型家電ごみは地方ですと年に2度ほど、家の前に捨てていい日があり、都市では車で決められた収集場所に持っていって、ナンバープレートでその都市の住民かチェックされます。 窓ガラスや薬品や塗料などの問題ごみも収集場所で引き取ってくれます。 使用済みの乾電池はスーパーのレジに収集箱が置かれています。 車のバッテリーはガソリンスタンドに持ち込みます。 生ごみや庭のごみはごみ処理所で腐葉土にされ、市民に低価格で売られたりします。 ドイツでは家電は買ったら、壊れるまで使います。 日本の家電のように一つで多機能という製品は少ないので、修理もわりと簡単ですし、ドイツ製では丈夫です。 ドイツでごみを捨てるのは高くつきます。先日指定のゴミ袋60X100 cmを役所に買いにいったら5ユーロかかりました。 スーパーなどでは、過剰包装の箱など買ってすぐ捨てて行く人もみかけます。 バイエルン州ではマルクトプラッツや祭りでの屋台での紙やプラスチックの食器使用は基本的に禁止されているので、普通の食器にファンドを付けて使われています。 ドイツは5年くらい前に空き缶もファンドにしたら、面倒なこともあって、ほとんど缶を見なくなりました。ビールや水は99%くらいリサイクル瓶入りです。水はリサイクルペットボトルが増えています。 缶ビールや使い捨てペットボトルは駅やアウトバーンのサービスエリアのキオスクにあるくらいです。 缶が出てくる自動販売機はドイツで見たことがありません。自動販売機はタバコの販売機があるくらいです。コンビ二はガソリンスタンドにありますが、日用品はほとんどありません。 ANo.1様の貼られたURLの中にアウトバーンや大学は無料と書いてありましたが、アウトバーンは国民が税金を払っているから無料なのです。また、大学は2~3年前から有料です。
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- pullmandsg
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平成6年版の環境白書に日独比較が載っていたようです。URL欄にリンクを載せておきます。これをみる限り、ドイツ人の環境意識は高いようですね。まあ、日本よりもガソリン課税が高くて文句をいう人が少ない、環境税が日本に先駆けて実行されると言うのは国民の意識あってのものでしょう。 http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=206&serial=8692&bflg=1 ただ、私は2の方の意見にもある程度賛同しています。日本よりは高いのは確かですが、これは国のアピールの結果ですし、また、意識が高いといっても税金等の手法に頼らずとも環境問題を解決できるわけでもないという意味では、ドイツの環境意識の高さと言うのは、実際以上に誇張されていると思います。 環境を意識してドイツに視察に行くと、ゴミ分別はしっかりしてる、都市中心部への自動車の流入は制限されている、しかも街並みは美しいとあって、「日本は駄目」「ドイツはすばらしい」となるのですが、注意深く眺めていると分別されていないゴミ箱もあるし、郊外型ショッピングセンターが出来て、都心部の商店街が衰退、自動車交通が増加しているという日本並みの問題を抱えている都市圏もあります(日本よりは深刻ではないが、もともと自動車への依存度は高い)。 直接環境問題ではありませんが、日本では過剰に評価され、自動車抑制にも効果があるドイツの中心市街地活性化施策が順調ではないことを記した書籍として、「大型店とドイツのまちづくり」(下記URL参照)という本があります。この手の本は偏った知識で悪口を言うだけに終わるケースが多いのですが、この本は著者の膨大な知識をもとに、余計な私見を付け加えず、ドイツの生の姿を論じていて一読の価値があります。 http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/964doit/hajime.htm
お礼
回答ありがとうございます。 どちらのサイトもとても参考になりました。
- kb3150
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ドイツ人が環境に対する意識が高いなんてことはないようですよ。環境と言えばドイツを見習えと言う風潮を信じてはいけません。
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、ドイツの環境に対する意識が高いとどのサイトも言っていますよ。「ドイツ人は環境に対する意識が高いわけでもない」と言っているサイトは見たことがありませんが・・・。
私は以前、そのようなお代にここで対処しました。 http://taniwa.hp.infoseek.co.jp/doitu.html
お礼
回答ありがとうございます。 ドイツの町で見られる、環境に対する行動がよく書かれていてわかりやすいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 サイトだけでなく、様々な説明をして下さり、わかりやすかったです。 本当にありがとうございました。