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関東と関西の地図の表記の違いについて
こんにちは。とてもつまらないことで恐縮ですが、 関東と関西の違いで、気になっていることがあります。 関西(特に大阪)の方に質問です。 私は神奈川県出身、在住で、ウェブ&チラシの制作をしています。 とある仕事で、東京に元々あるショップのフライヤーを制作していました。 それが大阪にも出来ることになったので、前のフライヤーと同じデザインで、 地図などの、情報等を入れ替えたものを制作しています。 そして今日、大阪の担当の方から、地図情報のテキストのデータを送ってもらいました。 地図と一緒に、「○○駅○番出口から徒歩何分」といった情報も 記載するのですが、その文章に、ちょっとした違和感を感じています。 そのもらった文章には、 ・A駅3番出口から南に5分 ・B駅1番出口から西に10分 と書かれているのですが、西?南?? 通常、目的地までを東西南北で表現することってあまり無いと思うのです。 過去に何十枚と地図つきのウェブ&フライヤーは作りましたが(全て関東圏のものですが) このような表記は初めてです。 実際、自分が東西南北で言われても、ピンと来ないと思います。 これは、関西では普通のことなのでしょうか? それとも、この担当者の方がたまたまなのでしょうか…。 そこで質問です。 ●これは普通のことでしょうか? ●だとしたら、なぜだと思いますか? これをきっかけに、またこの担当の方から仕事をもらえたらいいな、 とも思っているので、ローカルルールがあるのであれば、 知っておきたいと思います。 細かい質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。
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確かに関西圏では、「駅を出て東」など「東西南北」の表現が日常的に行われています。また、「海側」など一見方角と関係ない表現を用いても事実上は方角表現と同じことも多いです。(つまり、確かに海の方向であるが、実際にその地点から海が見えるとは限らないことも多い。) 朝の某全国ネットのニュース番組でもこのことに気づき、大阪で方角を尋ねたら(TVの放映場面では)ほとんどの人が戸惑わずに答えていました。 ラジオ等の道路情報でも「阪神高速神戸線西行き」「阪神高速湾岸線北行き」などの言い方をします。特に道路情報では耳だけで聞いてすぐわかる表現を心がけているはずですので、関西では方角による方向表現は問題ないと考えていることになります。 (名神高速などの高速では他地域では「上り線」などということが多いかもしれませんが、「国道1号京都へ向う上り線」「名神高速名古屋へ向う上り線」などの表現が多いです。) これには地理的要因が大きいです。なお、以下で言う「東西南北」は当然、正確な方位を指しているのではないことを補足しておきます。 マクロ的な位置関係 大阪・京都を中心にみると、関係の深い比較的大きな都市はほぼ東西方向にある。 (東京、横浜、名古屋等は東に、岡山・広島・福岡などは西にある) 京都から見て奈良、大阪から見て和歌山もほぼ南北方向にある。滋賀-京都-大阪-兵庫は(日常の感覚では)ほぼ東西軸にあると認識して問題ない。 古くから交通の主流だった瀬戸内航路は、「東西」の移動である。 ミクロ的な位置関係 京都・大阪・奈良などは中国の影響で道路を東西、南北の格子状に設定するのが原則だった。 しかも、京都では南北関係を「上ル、下ル」などと表現、大阪では南北の通りを「筋」、東西の通りを「通り」とするなど、日常表現に方角の考えが取り入れられていた。 阪神間では山(六甲山)が北に、海が南に見え、主要鉄道は東西に走るため方角の確認は容易、泉州地域でも山が東、海が西に見え、主要鉄道が南北に走るため、方角の確認は容易。 私も歴史とかは詳しくありませんが、古い地名などでは干支を用いた方角で表現した例が多くあります。(巽など) 太陽が東から昇り西へ沈むこともあり、昔は方角の認識がしやすかったのでしょう。それが文明開化などを経て、多くの地域では感覚的に方角を知ることが難しくなり、方角で表現する習慣がなくなってきたものと思います。 ですので方角で表現するのはローカルルールとは言えないですが、関西以外ではあまり用いられていないのかもしれませんね。 ローカルルールの一例は以下のようなものです。 阪神間:北側のかわりに山側、南側のかわりに海側・浜側 泉州:東側のかわりに山側・上がり(駅上がりなどと表現)、西側のかわりに海側・下がり(駅下がりなど)
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- travelKENKEN
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確かに関西では道順を説明するのに東西南北を使うことが多いです。関西育ちでしたので、東京に転居した際、東京では街中で東西南北がわかりにくいのに驚きました。 確かに東京や横浜で東西南北で説明されたらわかりにくいでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 ですね! 今、東西南北をぱっと聞かれたら答える自信がないです。
- FEX2053
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大阪・神戸・京都などは市街地の東西が分かりやすい、大阪の地下街は 出口が多く分かりづらい、などのハードウエア的な問題は皆さん指摘 されていますが。「関西人は比較的簡単に人に道を聞く」という点も 見逃せないかと。 例えば駅員などに道を聞く場合は、場所が分からなくても出口番号は 確実に分かりますよね。また、「道を聞く」場合は言葉で場所を伝え ますので「出口番号」なんかがあると分かりやすいですし。文化の違い も結構あるんじゃないかと思いますよ。
お礼
なるほど!違った角度からの回答ありがとうございます。 たしかに。 私は祖母が関西人なのですが、 ばんばん聞いててびっくりした覚えがあります。
- nrb
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大阪では東西南北が判り易いからからです 大阪の中心部は碁盤の目に成っていて ・道が東西と南北主要道路ですから ・西向けば生駒山ですので ・TVアンテンの方向は生駒山です 方向は直ぐに判ります だから良く書いてますね 又 ・京都中心部も碁盤の目です これも盆地ですから直ぐに判ります 比叡山の方向にTVアンテナが向いている ・奈良市の中心も碁盤の目で 盆地であるので北の方角が直ぐに判ります ・神戸中心部も 北に六甲山ですから直ぐに北が判ります ・滋賀も北は直ぐに判りますね TVアンテナは比叡山です 四方に山があるので見えかたにより北が簡単に判ります 別にローカルルールでも無いです 全国で同じような物は見ますので やはり地下街が発展しているのもあるんですね なんば駅なんか40以上もの出口があります 大阪駅(うめだ)なんか100以上あります まあ、地下鉄の駅間が・・地下道でつながってますので 余りに出口が多すぎる 20以上出口がある地下街で迷子になりますので 知らないと迷子です だからちゃんと沢山地下には出口の番号を書いた地図が沢山あります これに東西南北も書いてますので直ぐに見れば判る のもあります 地下鉄の出口の番号無いと変な所でますので地下からの出口は書いてます まあ、親切の押し売りですので・・・入れて置きましょう まあ、地下街の地図を見ると納得しますかもね
お礼
回答ありがとうございます。 アンテナの方向とか、普段意識したことがありませんでした。 自宅のも見てみようかと思います。 本日、その担当の方から地図のデータが送られてきました。 今、その地図をデザインしなおしているところなのですが、 たしかに碁盤状、そして東京店のものより表記が細かく書いてありますね。 100以上の出口ってすごいですね…。 大阪には1度だけ行ったことがありますが、そのように意識したことはなかったので今度見てみます。 ありがとうございました。
- ST307
- ベストアンサー率39% (45/115)
大阪に住んでいる者ですが、そのように記載された文章をよく見かけます。 試しに、Googleで「駅 南へ 徒歩 分」と入れて検索してみました。 すべての方角で検索したのですが、ほとんど大阪、京都、を中心とした関西圏と名古屋、岡山が少しという結果でしたね。 関東圏では、使われていないというのを初めて知りました。 大阪市内の道路は東西を通る道路を「○○通り」南北を「○○筋」と呼ぶように、東西南北を基準に表記される事が多いと思います。 おそらくNO.1さんの言われているとおり直線道路が多く、碁盤の目のようになっているため東西南北がはっきりしているからかも知れません。
お礼
わざわざ調べていただいたんですね! 丁寧な対応ありがとうございます。 東西が「通り」、南北が「筋」なんですか! それ、初めて知りました。文化の違いとは面白いですね。
- blue79blue
- ベストアンサー率33% (116/351)
大阪に住んでます。 ・A駅3番出口から南に5分 ・B駅1番出口から西に10分 このような表現は見た記憶があるかどうかはさだかでないのですが、 もし見たらとてもわかりやすいです。 ちょっと東京の路線図見てみたのですが、大阪よりかなり複雑ですよね。 http://www.tokyometro.jp/rosen/rosenzu/index.html http://www.kotsu.city.osaka.jp/eigyou/route-map/subway_rosenzu.html 大阪市内、特に中心部ってかなり正確に東西・南北の道路と地下鉄で構成されてるんですよね。 いわゆる碁盤の目というやつですが。 地下鉄出口の多くはその交差点にあるので、東西南北のどちらにすすむかわからなければ、最寄り出口の意味がないのです・・・。 あと、市内の道路は大小ともに一方通行が多いので、慣れてる人は車の進行方向を身で東西南北がつかめるんですよ。
補足
回答ありがとうございます。 なるほど、道のつくりが関係しているんですね。 >慣れてる人は車の進行方向を身で東西南北がつかめるんですよ すごい! 確かに、大阪の道は一方通行が多く、うまくたどり着けないイメージがありましたが、達人ともなるとそうなるんですね! 参考になりました。ありがとうございました。
お礼
とても詳しい解説、ありがとうございます。 些細なことですが、歴史も関係しているんですね。 質問してよかったと思います。 皆さん言われているように、 ローカルルールではなく、昔からあった自然的な感覚なのでしょうね。 東京は、山手線のように環状になっているので、 たまたま使いづらかっただけかもしれませんね。