- ベストアンサー
鬱病に優しい環境
私には、鬱病の友人がいます。 彼は、父に裏切られ、妻に支えられず、母にも今見限られようとしています。 そんな友人を助けたいのですが、私にも家族と自分の生活があります。私ではない、誰かの助けが必要だと思います。 上では「鬱病の友人」と書きましたが、最近の病院の診断では鬱病では無いようで、彼自身の性格が問題だと言うことです。鬱病であろうとなかろうと、彼が鬱病のような症状で苦しんでいることは確実だと思っています。結局彼の心が強く、ワガママでなければこうはならなかったのでしょうが、そうも言ってられない状況です。 こういった場合、彼に最も良い生活環境とはどのようなものでしょうか?上にも書いたように、彼の家族はほぼ彼を助けることから(私もですが)逃げています。私は地域にある彼に合った環境を探しています。一般的にどういうものがあるのか、施設としてどういうものが適切なのかが分かりません。 彼はとにかく病院は嫌ということで、そもそも鬱病と診断されていない彼は病院で入院をしながら治療を受けることができないそうです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
カウンセリングをお勧めしましたが、カウンセリングを受けたら劇的に一瞬で何もかも問題解決し全て上手くいくということではありません。 カウンセリングを受けたことにより、それで現実の何かが解決するものではありません。 現実を変える力を持っているのは本人だけです。 カウンセラーは、その本人がその力を出せるよう導き手助けしてくれるだけです。 乱暴なことを言えば、カウンセリングを受けなくても、病院に行かなくても本人の努力次第で現実を変えることは可能です。しかし、一生かかるものが、カウンセリングを受ける・病院に行くことで十何年か頑張るだけでかなうというくらいの差しかありません。しかし、本人が独りだけで頑張ろうとしても、本人の望みがすべて叶う道にまっすぐ進むのは至難の業です。だからカウンセラーや薬の力を借りてはどうか?と提案したのです。 >カウンセリングをぜひ受けてもらいたいと思います。 >ただ、これも「強制」してはいけないということでしょうか? はい。そのとおりです。強制されても意固地になって行かないと思います。 とにかく本人が行く気になるまで気長に待つことです。 「カウンセリングも薬も、つらい気持ちが楽になる作用があるらしいよ~。つらいなら試しに一回行ってみたらいいんじゃない~?」と、事あるごとにささやき、洗脳(←言葉は悪いですが、これもこの場合はアリ!ということでw)するのも一つの手かとw 逆に、あなたがカウンセリングを一度受けてみて、「こんなのだったよ~」と伝えることで少し行く気になってくれるかもしれません。 また、あなたがカウンセリングを受けることにより、彼に対して自分に何ができるのか、何をしたくないのか、不安な気持ちやいらいらする気持ちをどうたらいいのか、カウンセラーに一緒に考えてもらい気持ちを楽にすることができますよw 1. カウンセリングと現実世界の差 >カウンセリングを受けた後にくる現実の厳しさ >ずっとカウンセリングを受けることができ、現実世界とも隔離されれば そのご心配はごもっともです。 でも心配ないので、安心していいです。 カウンセリングは、現実世界から隔離するものでも隔離されるものでもありません。 ただ、こんがらかった頭の中と心を解きほぐすという作業を、当人だけの力ではできないので、カウンセラーの助けを借りて行う、というものです。当人の中に隠れている解決策を探す手伝いをカウンセラーは行います。 彼の感じる現実の厳しさは、カウンセリングを受ける前も受けた後も変わりません。 よってカウンセリングを受けたことにより、彼の感じている現実の厳しさが変わるわけではないのでカウンセリング前よりもつらくなるということはありません。 確かに、彼の望みは今すぐには叶いません。 それがなぜか、彼にはわかっていてもかなうための方法を実行に移せないからです。 それが彼の持っている矛盾になります。 その矛盾が解けず、自分の希望>相手の希望に固執してしまっているから、現実を変えられないのです。 「今すぐ彼の望みをかなえる方法」を彼自身は判っているのです。 でも、自己中心的な考え方を変えられないから、望みがかなわないのです。 その矛盾を自覚することを、カウンセリングは手助けしてくれます。 2. 安心感について >「何なら今できるか?したいことが無いなら逆にしたくないことを並べてみて、一番ましなことをしてみてはどうか?」と言ってみました。 それはとてもよい提案だったと私は思います。 あなたがものすごく彼の心配をし、どれだけ膨大な勉強をしたかがわかる一言です。 現実を一方向からだけで捉えず、多角的な視点から考えることが、今の彼には必要ですから。これだけの解決方法を提示して、無視されてしまったことは、とても悲しく悔しいことでしたね(>_<) >彼の望むことは非常に現実化しがたいということが思い浮かびました。 「いまの彼」が望むことは非常に現実化しがたいものであるということに私も同意します。必要な努力や妥協をせず、自分の望みだけかなえたいということを現実化することは、誰にもできません。 >今彼にとって安心感を得る方法が見つからない 心配ですね>< でもそれは、彼自身が、安心感を得る方法を実行にうつすことを拒んでいるためです。 成育歴・これまでの経験から、その方法を実行に移してもいいということを学んでこなかったからです。 今がそれを学び、実行に移すときなのですが、 彼にとって未知の世界であり、失敗が怖いのと、自分を変えなくてはいけないことに必死で抵抗しているからです。誰だって自分を変えるのは難しいことですからね。 彼が、その方法を自分で納得して実行にうつすまで待つしかありません。 その間、あなたにできることは、彼を見捨てず、ただ待っていることです。 待っている間、あまりにも彼が分からず屋で、腹立たしくなることもあるでしょう。いらいらして「なぜできない!」と怒ってしまう時もあるでしょう。でも、それが普通ですから安心してくださいね^^ 彼の歩みとあなたの歩みが違いすぎることからくる、イライラなだけですから。 でもそういう時はお互いにとってよい影響はありませんので、 怒りやイライラが治まるまで、しばらくの間距離をおくとよいでしょう。 大事なのは、一時的に距離を置くことになっても見捨てないこと。 話がしたいと言ってきたら、反論したりアドバイスをいったり意見を押し付けたりしないで、ただ相手の話をきいて相手の考えや気持ちがどんな突拍子のないものであっても「あなたはそう考え・感じているのね」と理解し受容してあげること。 それがあなたにできる「彼に最も良い生活環境」を与えてあげるということです。 彼がどんな生活をしていようとも、どんなに苦しそうであっても、何をしていても、それは彼自身の成長に必要なものであり、彼が望むと望まざるにかかわらず、彼が無意識に選択したうつ病からの脱出のステップです。苦しいからどうしたらいいか自分で考え、活路を見出すために必要なことです。 彼を見守り、援助し、助け続けていくためにあなたに必要な呪文は 「彼が生きているだけでいい。」 です。 あなたの今までの努力は正しいです。このままでもいいと思います。 そこにちょっとだけ、私のアドバイスを加えることで、 彼もあなたも楽になれるといいな、と思い書き込ませていただきました。
その他の回答 (3)
- ryu-7
- ベストアンサー率37% (37/100)
病気ではなく、性格が問題であるのならば、 彼自身が、思考・行動を変える以外に、彼が今の苦しみから逃れる術はありません。 彼が、今の苦しみから逃れるには、 彼自身がこの苦しみから逃れたいと行動する以外にありません。 ・カウンセリングを受ける。 ・薬で感情をコントロールし、普通に近い精神状態で生活できるようにする。 が、彼の症状の場合、必要でしょう。 病院に行かないと、彼の苦しみは増すどころか、本当の病気になる可能性が高いと思います。 >彼に最も良い生活環境 彼が安心して暮らしていける環境ですね。 まず一番大事なのは『安心感』です。 そのために何が必要なのかは彼にしかわかりませんので、彼がどうしたいか、ですね。 >入院をしながら治療を受けることができない 普通に日常生活を送れるなら、入院治療は必要ないということです。 施設というのは、基本、病気から回復状態の人や寛解した人のためのものなので、彼が入るのは難しいでしょう。 ですから、日常生活を送りながら、性格や考え方の矯正を行うしかないと思います。 >私も常々間違っていると言い続けてきましたが、実際変わっていません。 これは、彼にとって辛いだけで、彼は全く変わりません。 何故なら、そうできなくて一番苦しんでいるのは、彼ですから。 出来ないことをやれ!と強制されているだけなので、苦しいだけで何のプラスにもなりません。 >鬱病に優しい環境 理解者がいること、ですかね。 ごくごく普通に彼に接してください。 いやなことはイヤ、ダメなことは駄目、と普通の感覚で接することで相手は常識を身につけて行きます。時間は年単位でかかりますが、それが相手の思考・行動を変えることにつながります。 『生きていたくない』という発言があった時は、辛抱強く話を聞いてあげてください。 それだけで、相手は安心しますから。 ただ、その時は、相手の気持ちがどんなものであっても、決して否定せず、「そうなんだ、辛かったね」と認めてあげてください。こういう時、相手は頭の中で自分の考えや気持ちを整理しています。 カウンセリングの基本は、 『絶対に否定しない』『どんな奇抜な考えであってもすべて認めて受け入れる』『説教しない』『示唆しない』『強制しない』『自分の考えを押付けない』…etc. です。このような会話を重ねることで、少しずつ相手の心は強くなっていくと思います。 これからも関わりたいと思っているのであれば、 上記の接し方を参考に、ご自身に負担のかからない程度に関わっていくことをお勧めします。
お礼
やはりカウンセリングを受けるのが良いのですね。 ただ、いくつか疑問があるので教えていただければ幸いです。 1. カウンセリングと現実世界の差 彼の現実世界は非常に彼にとって冷たいもの、と理解しています。 実際はそうでないにしろ、彼はそう考えていると思います。 よって、カウンセリングを受けた後にくる現実の厳しさというのは彼にとって良いものではないはずです。 もちろん、ずっとカウンセリングを受けることができ、現実世界とも隔離されれば問題は起こらないでしょう。 しかし、彼の望むことというのは、妻との復縁、子どもに会いたい、社会復帰してお金を稼ぎたい、という現実世界とは隔離できないものです。 そして、「今すぐ」にそれを彼は望んでいます。 そこに私は矛盾が起こりうると思います。 2. 安心感について 安心感を得るためには彼の望むことが必要だとお答えいただきました。 なるほど、と理解したのですが、すぐに上に書いたように、彼の望むことは非常に現実化しがたいということが思い浮かびました。 私も一度「何なら今できるか?したいことが無いなら逆にしたくないことを並べてみて、一番ましなことをしてみてはどうか?」と言ってみましたが、それも無視されました。 なので、今彼にとって安心感を得る方法が見つからないのが現状です… 以上の通り、彼自身に問題点が多くあることが想像できると思います。 カウンセリングをぜひ受けてもらいたいと思います。 ただ、これも「強制」してはいけないということでしょうか? 最後に、私自身のご注意をいただき、大変感謝いたします。 負担が無いように、というのは確かにその通りだと考えています。 ありがとうございました。
- babaorange
- ベストアンサー率24% (446/1842)
「病気」でないのなら病院で治療するのは無理ですね。 性格に問題があるならカウンセリングはどうですか。 環境だけ整えても、本人の物の考え方が何も変わらなければ改善しないと 思いますよ。 奥様がおられるということなので、もう充分に大人ですよね。 ご自身のお考えもきっとあることでしょう。深く関われないのなら 助けを求めてきたときに出来る範囲で手を貸してあげるという立場で いいのではないでしょうか。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 まず、「本人の考え方」についてですが、私も常々間違っていると言い続けてきましたが、実際変わっていません。 カウンセリングについても少し調べてみたいと思います。 彼の妻については、すでに離婚しており、そのため母親に頼るしかない状態で、そのまま母親にも苦労をかけてしまってあきらめられている状況です。 babaorangeさんがおっしゃるように、今は助けを求めてきたときだけにしています。 ありがとうございます。
- aya_s99
- ベストアンサー率14% (2/14)
鬱病経験者です。 ご質問者さまに「自分の生活」がおありなら、友人といえども首を突っ込むのはやめたほうがよろしいかと思います。 うつ病はともかく厄介です。風邪の看病をするのとは違います。 「ツレがうつになりまして。」というマンガがあるので読んでみてください。鬱病患者の生活がサラッと描かれていて読みやすいです。 鬱はとにかく時間がかかります。病状にも波があり、よくなったと油断していると急に悪くなります。また、病状もひとそれぞれです。どのような環境が良いかもそれぞれなのです。ですから周りは少なからず振り回されることになります。 生半可な気持ちで立ち入ってはなりません。経済的な部分を含めご自分の生活を犠牲にする覚悟がなければ手を差し伸べるべきではないでしょう。 ご友人に合った生活環境を考えるのは、ご質問者さまではなくご家族かご本人であるべきです。鬱病ではないとの診断があるなら尚更だと思います。一見冷たいようですが、それが結局ご本人の為、お互いの為でもあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにその通りだと思います。 そのマンガも存じており、鬱についての知識はある程度以上あります。 前はもっと首を突っ込んでしまいましたが、今は友人であるだけなので、首は突っ込んでいません。 ただ、彼にあった環境があるかどうかを調べるぐらいなら友人としてできるかなと思い聞いてみました。 それすらもできないとなると、少し悲しいですが仕方ないですね。 ありがとうございました。
お礼
前回お答えいただいた内容以上に参考になりました。 本当にありがとうございます。 それに、私のことについても色々とご指摘、ご理解をしていただきありがとうございます。 いただいた内容は、納得できる内容でしたので、実行にうつせるときが来たらしていきたいと思います。 追記ですが、彼の母親も自分のことしか考えれないようです。 言葉は悪いですが、最低な母親だと思います。 そうして育てたのも母親(父親はもう問題外)なのに、最後の最後で見放すのは納得できませんでした。 自分はこれ以上の関わりはできません(というより、今まで通りで良いんでしたね)が、彼にとって心配なのはこれから先、頼る人がいないことです。 それが解決できれば、私が心配することもなく彼は良い方向へ向かうと信じています。 ほんとうに、ありがとうございました。